漫画、魔法少女サイトの最終巻16巻が発売されたのでさっそく読んでみました。
今回は結末までのネタバレあらすじや感想を紹介しています。
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129話から最終話｜ネタバレ
彩の前に現れた謎の人物、それは・・・
火本くんでした。今残っているのはステッキを使ったことある人物だけなのになぜ？
彩はそんな疑問を浮かべますが火本くんはお構いなしに自分の使命を全うしようとします。
「お前たちのことはずっと見守ってきた。私の寿命を使い地球を守れ彩！！」
”もしかしてあなたは私たちの・・・父親？”
彼から力を取り払われ、彩たちの父としてしか運命を繋ぎ止めることが出来なかったと話す火本くん。
彼はこの世界の・・・
その答えを知る間もなく、火本くんは自分の寿命を全て彩に託します。
タイミング同じくして外でも次々に助っ人が登場します。
みかりの執事に紗雪の両親。花夜の親父に幼馴染の拓馬。まさに全員集合の最終決戦です。
みんな密かにステッキを使ったことがあり王に吸収されずに済んだのです。
オマケに敵に有効な武器まで開発済みで一気に形勢が逆転します。
すると王は突然、精子を吸うのを辞め、辺りが静けさに包まれます。
ですがそれは平穏では無く、終末へのカウントダウンでした。
戻ってきた彩は今、王を止めなければ地球が跡形も無く消え去ってしまうと言います。
地球（ほし）の宮は地球のコアで王はそれと共に人類を引き連れて他の惑星に移動するつもりなのです。
つまり捨てられた地球は崩壊するしかなく、それこそが”大嵐（テンペスト）”
全ての理を火本くんから教えてもらった彩は必至にそれを阻止しようとします。
唯一止められるのは彩の兄、要だけです。
男であれば王にダメージを負わせられる。そう目論んだところまでは良かったものの、女にされた経験があった要にすでに男としての力はありませんでした。
それならば！と性転換した清春が全ての寿命をかけて攻撃します。
続くように他のメンバーたちも全てをかけて王を攻撃、その思いは通じ、ついに消滅させることが出来ました。
しかし、すでに地球の崩壊は始まっており、爆発するのも時間の問題。
彩は自分が犠牲となることで地球を皆を守ることを決断します。
「気付いたの。みんなの幸せが私の幸せだってことに・・・」
彩は時空を超えて過去に戻り、全ての魔法少女たちの不幸を取り除きます。
ただし自分を除いて・・・
つまり、彩の元にだけは魔法少女サイトが現れ、ステッキが授けられるのです。
それを繰り返すこと実に152回目。
今日はついにその計画を実行に移す日です。
サイト管理人の壱をある場所へと呼び出しました。
そこには100人は優に超える朝霧彩の姿がありその手には多種多様なステッキが握られていました。
お互いに寿命を分け与え続けることで、何度も過去を繰り返し、ステッキを手に入れた自分だけを増やし続けた彩。
その力はすでに王を凌駕するほどになっており、後は壱の協力を得るだけです。
地球が崩壊した未来を見せたことで王の裏切りを知った壱は彩に協力することにし再び地球崩壊の時に向かいます。
滅びかけた地球は見事再生し、壱は地球のコアとなり守り続けてくれています。
そして彩は露乃と過ごす穏やかな日を手に入れ、いつまでも幸せに過ごすのでした。
最終巻の感想
最後は全員集合で宇宙で闘うという某、7つのボールを廻る人気漫画のようになっていましたがそれはそれで面白かったですｗ
この漫画は少女たちが皆個性的で登場人物が多くてもそれほどややこしく無くてストーリーを邪魔しなかったところが良いと思います。
不幸な少女が幸せになるというテーマも叶えられていて読んだ後もすっきとした後味でした。
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