モンキーピーク最終巻ネタバレ

モンキーピークがついに完結しました。

今回は最終巻の12巻を結末までネタバレしていきたいと思います。

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111話から最終話

早乙女たちの前に姿を現したのは初日にテントを襲ってきた猿でした。

殺人鬼の登場に声を荒げる早乙女でしたが林が必死に説得するので話を聞くことに。

林らはこの場所で最後のターゲットである安斎と制御不能となった猿を仕留めるつもりのようです。

その為にも今は体力を温存したい。許したわけではありませんが一時休戦することにした一同。

しかしそのすぐ後、林の予想通り、猿が襲ってきました。

林は最初の猿と連携して本物の猿を追い込みますが相手の身体能力の方が遥かに優れており、あっけなく最初の猿は串刺しにされてしまいます。

残された林が火縄銃を撃ち込もうとしますが田畑に後ろから刺されてしまいます。

何と田畑は唯一猿が言うことを聞いていたトオルと友人らしく、本物の猿を助けてほしと頼まれていたのだそうです。

形勢逆転か!?に思えた状況に現れたのは安斎でした。

持っていた拳銃を猿に浴びせ、怯んだところで林も火縄銃を撃ち込みます。

崖下へと落ちて行った猿はかなりの重傷を負っています。

邪魔者が居なくなったことで本性を現す安斎、銃で全員を脅し、邪魔だった田畑は何のため依頼も無く日本刀で殺されました。

緊迫した空気が流れますがふと猿の方を見ると姿がありません!!

取り合えず中互いは辞め猿の襲撃に備える一同。

早乙女と生き残っていた宮田が猿を鎖で拘束すると、佐藤が自爆覚悟で火縄銃の火薬を片手に突撃します。

”どがぁん!!”

という激しい爆発音とともに猿の顔半分がはじけ飛びます。しかしその代償として佐藤も右手を失ってしまうのでした。

猿はそのまま頭から転落、今度こそ完全に息の根を止めます。

安斎は猿の攻撃で気を失っているらしく、その間に早乙女は傷ついた仲間を手当てします。

その時に林から今回の計画の全貌を聞かされました。社員にはそれぞれ、必ず殺す者、出来たら殺す者、そして殺さない者に分けられていました。

早乙女は殺さない者、そしてこの事件を後世へとつなぐ語り部として選ばれたのだと聞かされます。

岩砕山の猿の話のように、何百年も語り継がれる伝説にする。そして二度と同じような犠牲者を出さない。

それこそが薬害被害者たちの想いだったのです。

全てを語ると林は息を引き取りました。

残りのメンバーも瀕死状態の為、すぐに無線で救助を要請しようとしますが、目を覚ました安斎がそれを邪魔します。

林の話を盗み聞きしていたようで自分こそが語り部に相応しい。と全員を殺すつもりのようです。

最後まで生き残った英雄として事件の真相を捻じ曲げるつもりのようですが、そう簡単には行きません。

宮田が隠し持っていた無線によって全ての言動が警察へ筒抜けとなっていたのです。

自暴自棄になった安斎は生き残ってる奴らを道ずれにしようとします。

それを阻止する為、タイマンを名乗り出たのは早乙女でした。

前進傷だらけで立ってるのもやっとですが気力を振り絞り安斎に向かっていきます。

自分もろとも崖下へ転落し、何とか倒すことが出来ました。

安斎がクッションとなったおかげで一命をとりとめた早乙女も救助されついに山を脱出することが出来たのでした。

それから数か月後。

生き残った早乙女、佐藤、宮田の三人は今回の事件を本にすることを決めました。

伝えることが自分たちの”意味”なのだと。

悪は必ず滅ぶ。そう言い伝えれるように・・・

感想

最初から登場人物が多くて途中で追加されたりとネタバレあらすじでは分かりにくい物語かもしれません。

全12巻でサラッと読めるのでここで面白そうじゃないなーと思った人も漫画版を読んでみて頂ければと思います。

つっこみどころは多々ある漫画でしたが、人間の復讐心や憎悪は良くとらえられていて面白かったです。

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