魔法使いの嫁の15巻ネタバレを紹介します。
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71話から75話|ネタバレ
必須科目であるザッケローニの授業は、身を守る術を身に着けることでした。
各々に粘土と石、そしてルーンの護符が配られます。
魔力を流すことで、ある程度体を守ってくれる代物で、粘土は自分の理想の武器をイメージすることで作り出すことが出来ます。
それぞれ、準備が出来たところで、それぞれを分断させ、ザッケローニは使い魔を召喚します。
一人一体、壊すことが出来れば合格。
チセは何故だか、体が勝手に動き、あっという間に使い魔を消滅させます。
同じくリアンも使い魔を瞬殺させたので、持てあました2人をザッケローニが相手することにします。
流石の戦闘センスで、ザッケローニとも張り合う2人、しかし次第に熱くなってきたのか、チセから殺意が漏れ出します。
それを察知した別の先生が止めに入ってくれたので、誰もケガすることなく授業は終わります。
その直後、フィロメラが倒れてしまったので、チセがおぶって彼女の部屋まで運びます。
彼女は色々と家のしがらみがあるようで、チセの優しさが理解できないようです。
以前は家の言いつけだからと、自分の感情を押し込んでいたのですが、今では自分に無償の優しさで接してくれる人がいる。
そんな矛盾に耐えられず、思わず弱音を吐いてしまうのですが、それがトリガーとなり使い魔のアルキュオネから伝言が再生されます。
「あなたにあげた機会をみすみす手放すようならこれまで。あなたが帰る場所は無くなる。友達も処分する。嫌なら役目を果たしなさい」
声を聞くだけで冷や汗が出るほど、トラウマな声の主はおばあさまでした。
フィロメラに取って、絶対的な存在で、逆らうことは出来ません。
さっきまでの弱弱しい姿は無く、ただ自分の役目を果たさんとする、操り人形のように変貌してしまった彼女は何をするのでしょうか・・・
そんな中、外ではきな臭い話が動き出しました。
とある魔術書を使う危険人物が、カレッジに居るとのことで、複数がそれを回収しようとしているようです。
そこにはフィロメラの祖母も関わってりるようですが、その人物とは誰なのでしょうか?
閉鎖されたカレッジでは、勉学に励む生徒たちですが、娯楽が無く、息抜きが出来ない日が続いているので、精神的にも追いつめられてきました。
そこで、チセから肝試しの話を聞いたヴァイオレットが息抜きに提案します。
カレッジ内の怖い話が残っている場所をペアで巡り、各所にあるスタンプを押して、最終地点である天文台を目指すというものです。
2人きりと言うこともあり、ペアになった人とは普段離せないようなことも話せるようで、みんなそれぞれため込んでいたことを話します。
チセもヴェロニカとペアになれたので、思い切ってフィロメラの家の事情を聞いてみます。
「私たちの様な存在は生まれた時から家に縛られる」
チセとは違い、何らかの家の事情があることが殆どで、関わっても良いことは無いと忠告されます。
それでも、フィロメラの事を放っておけず、その気持ちにヴェロニカも少しだけ答えます。
「なら、歩きながら話しましょ。ほんの少し遠いだけの昔話でしかないけれど」
チセはフィロメラの足枷を外すことが出来るのでしょうか!?
16巻に続く