ピンポン2巻のネタバレ感想です!
2巻ではいよいよインターハイ予選が始まります。
ペコとスマイルは順調に勝ち進むことができるのでしょうか・・・!?
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ピンポン 2巻 ネタバレ
スマイルは小泉の家を訪ねていた。先日の試合で倒れた彼を見舞いに来てのものだった。
そこでスマイルは、小泉の過去を聞かされる。
かつて小泉はバタフライジョーと呼ばれるトッププレイヤーだった。
しかし世界選手権の切符を掛けた試合で、膝を負傷する幼馴染と対戦することとなり、彼の身を案じたバタフライジョーは、わざと膝に負担の掛からない返球を行ない自滅するように敗北。
そのまま卓球を引退することとなった。
小泉はスマイルを、かつての若かりし頃の自分と重ね合わせて見ているのだろう。
だからこそ彼をトッププレイヤーに育てることで、自分に叶えられなかった夢を果たしてもらいたかったのだ。
それから時が立ち、いよいよインターハイ予選が始まる。
会場にはチャイナやドラゴン、それにペコたちの幼馴染である佐久間学(アクマ)もいた。
アクマはドラゴンに憧れて海王学園に進学し、一年生ながらに団体戦の先方を務めるほどに成長していたのだ。
試合が始まるペコ、スマイル共に順調に勝ち上がっていく。
しかし三回戦でスマイルが当たったのは、チャイナ。かつてペコに1ポイントも取らせないまま勝利してみせた相手だった。
スマイル対チャイナ、第1セット。
チャイナの圧倒的優勢のままゲームセット。
しかしスマイルは焦る素振りも見せず、落ち着いた様子。自分のペースを崩さないことで、何かを掴み始めているようだった。
第2セット。
このままチャイナの圧勝に終わるかと思いきや、スマイルが粘りを見せて、なかなか点差が開かない。
終始リラックスしているスマイルとは対象的に、チャイナは焦りを感じ始め、動きが単調になっていく。その隙を突くようにスマイルがポイントを稼ぐ。
二人の差は徐々に埋まっていき、ついにはスマイルが逆転勝利を果たすのだった。
第3セット。
もはや完全にスマイルのペースとなる試合展開。第2セットの勢いのままにスマイルがリードしていく。
ところが、ここでチャイナのコーチが叫んだ。
上海ユースのエリートから転落するような形で日本の留学生になったチャイナは、ここで負ければ本国復帰のチャンスも失う。絶対に負けられない。
これを聞いたスマイルは、チャイナに同情するあまり、わざと打ちやすい返球をしてしまう。
これが切っ掛けで、チャイナは一気に逆転。
最終的にはチャイナの勝利。スマイルは3回戦敗退となった。
一方、準々決勝まで勝ち上がったペコだが、その対戦相手はアクマ。
これまで実力はペコの方が上だったのだが、アクマも海王学園に入り、必死で練習を行っていた。
才能だけで戦っていたペコに対し、現在の力差を見せつけるようにアクマが勝利。
ペコは準々決勝で敗退となる。
その頃、同じく準々決勝を行っていたのは、チャイナとドラゴン。
スマイルを倒したことでもはや敵はいないと思っていたチャイナだったが、前年度優勝者であるドラゴンの強さは圧倒的なものだった。
全く付け入る隙を見せないドラゴンに対し、チャイナは成す術なく敗北する。
結局、インターハイ予選はドラゴンの二連覇という形に終わった。
他インターハイに進む選手たちも、アクマを始めとする海王学園の選手のみ。名門の実力を見せつける結果となった。
感想まとめ
インターハイ予選が始まり、終わる。という巻でした。
ここでは前回登場したドラゴンやチャイナの他に、アクマという新たなライバルが登場します。
このアクマというキャラ。
一見すると口が悪く、ペコに対して全面的に敵対するような態度を取っているのですが、とにかく努力家で、強くなるために誰よりも直向きに練習に励む選手であるとい一面を持っています。
才能のなさを努力でカバーするという、ペコとは真逆のスタンスを持つキャラ。
主人公たちとはまた違った魅力を感じさせます。