漫画版の聖者無双、2巻ネタバレを紹介しています。
1巻が無料後悔されてたのでその続きの2巻も読んでみました。ある方法を使うと2巻も無料で読むことが出来るので先にその方法を載せておきます。
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6話から10話｜ネタバレ
冒険者ギルドでの訓練も馴れてきたころ、度々誰かに見張られてるような視線を感じてたルシエルはそのことを、ブロドに嫌味ったらしく言います。
すると案の定、ルシエルが逃げないように見張る為の監視でした。
少なくとも契約の1カ月は逃げるつもりは無い。と宣言したことで監視も外れるのですがそんな1カ月はあっという間に過ぎて行きました。
最近では冒険者たちから声をかけられることも多くなり、徐々にこの世界にも馴染んできたと感じます。
ですが訓練は順調とはいえず、最近は投擲訓練が増えたものの、全く外で戦えるレベルでは無く、これからも訓練を続けていきたいと考えます。
問題は治療ギルドへのお布施なのですがそれはなのブロドが一年分のお布施を特別報酬だと”ドン”と手渡されます。
お布施を払い、冒険者ギルトに戻るとみんな”よく戻ってきた”と歓迎してくれます。
それほど、ルシエルの存在は冒険者ギルドに欠かせないモノになっていたのでした。
”一年以内に教官をぶん殴ってやる！！”
改めて特訓に精を出すルシエルですが、その姿からドMだと冒険者の間で噂されてしまうのでした。
ですがそのドMっぷりが功を奏して、身体能力が徐々に向上してきて相変わらずブロドに一撃は入れれないものの、何となく形にはなっています。
ブロドとの信頼関係もそれなりに築けてきて、この世界に来て初めての休息日を貰うことが出来ました。
休息日と言えど、特にすることも無かったのでブロドの勧めでギルドの解体場を手伝うことにします。
魔法のカバンから取り出さる初めて見る魔物に驚きながらも見様見真似で小さなウサギ風の魔物の解体を行います。
ですが便利すぎる前世で暮らしてきたルシエルには精神的にキツく。解体が終わった後も顔は真っ青です。
すると近くを通りかかったウサギの獣人、ナナエラが気にかけてくれます。
「解体は初めてでしたか？それはお辛かったですね。」そう言ってそっと手を握ってくれます。
ギルドの職員たちはみんなルシエルに感謝している。だから助けになることは何でもやりたい。そう言ってくれる優しい心にいくらか気分も晴れやかになります。
ブロドの勧めで週に一度くらいこの世界の常識が欠如してるルシエルにナナエラが勉強会を開いてくれることになりました。
そんな日々を過ごしているとあっという間に半年が過ぎ、体の成長と共に衣類が合わなくなってきたのでナナエラの勧めで街に買い物に出かけます。
その帰り、近くで女性の悲鳴が聞こえたので慌てて駆け付けると血を流してるモニカが倒れているのでした。
治療ギルドでも何度かお世話になってる彼女を死なせるわけにはいかず、必死に治療します。
ヒールとキュアをかけて、何とか命はとりとめたものの、犯人は殺すつもりだったようです。
つまり、今後も命を狙われる危険がある・・・
事の発端は先日、彼女の友人が悪徳治癒士に治療してもらったことらしく。
法外な治療費を請求され、払えなければ奴隷にされる。
ルシエルが今いる国では奴隷は禁止されていますがそいつは別の国に債務者を連れて行き奴隷にするのだそうで、それに猛抗議したモニカが報復に狙われたのです。
治療ギルドでは身の危険が及ぶ可能性があると思い、冒険者ギルドで預かって欲しいとお願いすると意外にもあっさり了承されます。
こうして、彼女の身に降りかかる火の粉は払われ、その悪徳治癒士、ボタクーリの魔の手は防がれました。
ですが何の因果か、ルシエルが無事に1年の修行を終え、正式にギルドの常駐治療士として雇われたころ。
とある屋敷でいかにも悪代官のような顔をした男が部下に怒鳴り散らしています。
「収入も奴隷も例年の半分とはどういうことだ！！」
「それには冒険者ギルドに出入りしてる治癒士が関係しております。」
「治癒士だと！？」
ボタクーリの次の標的はルシエル！？
3巻に続く
