マンガ双亡亭壊すべしの6巻が発売されたので早速読んでみました。

今回はついに青一が双亡亭へと到着します。

6巻ネタバレあらすじ

双亡亭壊すべし6巻ネタバレあらすじ

姉妹を連れて絵の中から生還したタコハ。流石の能力者たちも生き残るために全力を尽くす必要があったようで皆、疲れが見えていた。

既に軍からは撤退命令が出ておりここからは心眼で出口が分かるキリタ姉妹の先導で脱出するという話でまとまる。

足早に帰ろうとする能力者たちだったがタコハは意義を唱える。

「せっかくこんな奥まで進んだのにこのまま帰っちまっていいのかよ!?」

私たちは十分に戦った。そう反論する能力者たちだったが「お互い情報を共有して協力してはいない」と力説するタコハ。

「皆が力を合わせて戦うことこそが最強のワザだろうが!」

その姿に一人、また一人と同調していく能力者たち、そしてキリタ姉妹も戦う決意を決めたことで出口が分からないという理由もあり最後まで渋っていた博士も協力することを決める。

皆の出し合った情報によれば双亡亭の何かは過去のトラウマを見せることで心を壊し体を乗っ取るという同一の手口だと分かった。

そして絵の中でなら能力者たちの武器で十分対抗できるということも判明する。

更に、メアリーの火球が普段より大きなモノになっているという疑問点からこの空間は酸素が多く含まれており窒素が殆ど無くなっていることが判明する。

こうした情報から仮説を立てると絵の中に引き込む理由は窒素が多い空気中で生存出来ない存在だと推測できる。さらに乗っ取られたゾンビが外気に触れた瞬間に溶けたことから窒素が弱点でもあるだろう。

しかし外に知らせる方法は無く現実的では無い。

それにこの双亡亭の目的もはっきりとは分かっておらず手がかりとして分かったのは宿木が目撃した地下に向かうゾンビたちの姿だった。

”地下に何かあるのか?”

まずはそれを探るために舞台を二つに分けた。

フロルはテレパシーを使えるようなので先行の戦闘部隊に配置

後方は戦闘力の低い二人と軌道が劣るマーグ夫妻という配置を取る。

バレないようにゾンビたちの後を付けたどり着いた先では木片や素手で穴を掘っていた。

その作業は非常に効率が悪く掘り出した土は手で救い上げどかしている。

その光景を見たタコハはすぐに双亡亭の狙いに気づいた。

慌てて先行組へ合流すると博士が先ほど姉妹から採取したサンプルを取り出し飲み水に浸す。

こいつらが苦手な窒素は水中には殆ど無い、そして双亡亭の下には水脈が眠っているのだ。

タコハの予想通り水に浸したサンプルはたちまち巨大化しまるで本来の姿を取り戻したかのようだったが空気中に解き放つとあっという間に溶けてしまった。

これにより双亡亭が目指しているのは海だと判明する。

そこまで広がってしまうと人類に勝ち目は無いだろう。

ここで双亡亭を壊すためにも窒素が必要だが先ほどの騒ぎでゾンビたちに居場所がバレ挟み撃ちに会ってしまう。

一度失敗した手前今度は殺しに来ており絶体絶命のピンチ、フロルは何とか外に知らせることが出来ないか?願い強くテレパシーを発信した。

その思いは双亡亭の近くまで来ていた青一に届く。更に運よく青一が大臣らにお願いし液体窒素を集めておりもう少しすればトラックが到着するだろう。

だがフロル達もそれまで持ちそうに無く、アポーツで液体窒素を近くまで運んでほしいとお願いされる。

青一は窒素を運びやすいように双亡亭の表面を破壊するとテレパシー先の相手を助ける為、中に侵入するが行く手を阻むゾンビたちへの攻撃が出来ずに時間がかかってしまう。

この状況にフロルは自分の命を投げ出してでも液体窒素をアポーツすることを決め、他のみんなが窒素爆発に巻き込まれないようにするためアポーツの直前、最下部まで飛び降りるのだった・・・

まとめ・レビュー

遂に青一が双亡亭へ到着しました。

双亡亭に対しては容赦の無い青一ですが操られてる人間相手には攻撃を踏み切れないようでその辺はやっぱり子供の心をが残っているんですね。

そしてフロルは大量の窒素をアポーツすることに成功したのですが彼女の生死はどうなるのでしょうか?管理人予想ではタコハは黒い手を使って救い出すと思っています。

流れ的に最終決戦間近という感じで次巻の発売が待ち遠しですね。