少年のアビスの漫画を無料で読む方法と、2巻のネタバレ感想を紹介します。
変わるはずのない日々の中でただ生きていた高校生の黒瀬令児。
ある日、大好きなアイドルと出会い彼の日常は一変する・・・。
2巻の詳しいネタバレの前に、まずは無料で読む方法から説明しますね。
少年のアビスを無料で読む方法
少年のアビスを無料で読むには“U-NEXT”というサイトを使います。
U-NEXTは映画やドラマ、漫画(電子書籍)などを見ることのできるサイトです。
ではなぜ無料で読むことができるのか詳しく説明しますね。
U-NEXTは本来、月額料金を払って利用するサイトなのですが、初めての人なら全員31日間無料でお試しすることができます。
さらにサイト内で使える600円分のポイントをもらうことができこれは漫画にも使えます。
「少年のアビス」は1冊658円なので、ポイントを使用すると58円で読むことが出来ます。
完全無料!ではありませんが、最安で読めますよ。
漫画以外にも映画や雑誌など無料で見放題の作品が充実しているのでオススメです。
31日間の無料体験中に解約をすれば完全無料なので、安心して試してみてくださいね♪
※U-NEXTは、漫画などが最大40%ポイントバックされるなど継続してもお得な優良サイトです。
詳しく知りたい方は下の記事にまとめているので見て下さい♪
⇒U-NEXTを徹底的に使ってみて分かったこと
※さらに全巻無料で読みたい方はこちらをチェック!
⇒好きな漫画を5000円分無料で読む方法
8話|その夜の出来事
台風の日の翌日、陽の当たる教室に空席がひとつ。
今日黒瀬令児は学校に来ていません。
昨日の夜、パトロールをしていた柴先生が偶然令児たちを目撃します。
急いで令児たちの方に向かう先生は、足を滑らせてしまいます。
転び落ちそうなところをナギに助けられ擦り傷ですみます。
ナギは「また今度にしよっか」と言い去っていきました。
ナギのことを引き止めようとする先生を令児は引き止めます。
「・・・んで・・・邪魔・・・。」
令児の様子からさっきの女の子と心中しようとしていたことを確信する先生。
自分のクラスから自殺者が出ることを避ける為、先生は令児を自分の家へ連れ帰ります。
9話|あらしのよるに
「言うことが聞けないなら親御さんのところへ連れて行って事情を説明しなくちゃいけない」と言われた令児は、仕方なく先生のいうことを聞くことに。
言われたとおり先生の家へと行きシャワーを浴びます。
服を脱ぐ令児の背中はまだ子供っぽさが残っていて、一緒に死のうとするような仲がいるようには思えませんでした。
先生はお風呂から出てきた令児に理由を聞きますが、当然令児は答えてくれません。
「高校やめます。だからもう出てっていいですか?」
ふと令児は先生が怪我をしていることに気が付きます。
「すみません」と謝る令児に、先生は良い流れになったと勘違いし令児に寄り添おうとします。
しかし令児からは答えに困る想定外の二択を迫られます。
「オレの悩みは死んだらなくなります。だからもう邪魔しないでくれますか?それとも先生がオレと一緒に死んでくれる?」
10話|高校教師
自分の知っている令児ではなく、恐怖を感じる先生。
しかし負けじと先生らしいことを言って希望を持たせようとします。
「オレに先生みたいな幸せな将来は来ないよ。」
その瞬間、令児のスマホが鳴ります。
母だと思った令児は急に吐き気をもよおし台所へ。
「助けて」と助けを求める令児に先生は「大丈夫、先生が守るから」と話しベッドへと連れていきます。
「明日は学校を休んでいいから。その代わり部屋からは出ないで。じゃないと先生あなたを守れない。」
令児はこくりと頷きそのまま眠ります。
先生はこんなの絶対やばいと思いながらも生徒に頼られることが嬉しくてワクワクしていました。
11話|台風一過
目覚めと先生が朝ごはんを作ってくれます。
昨夜、先生は令児のスマホから母に心配かけないよう適当にメールを送ってくれたようです。
明日は土曜日、先生は今夜も泊まっていけばいいと話をしています。
先生が学校に出ていった後、令児は母に「ごめんなさい」と送りかけやめます。
一方、先生は令児の今後を考えないといけないのに、今晩の夕食は何にするか考えウキウキしていました。
仕事が終わり夕飯の買い物と、メンズ用の衣類を購入し家へと帰る先生。
早く家に帰りたいなんて思ったのは高校生以来です。
なのに家に帰ると令児は制服を着ていてやっぱり帰ると言うのです。
先生は必死になって令児を引き止めます。
想いの止め方を知らない先生は思わず令児にキスをしてしまい・・・。
13話|その町の大人
自分のした行動にはっとし令児を突き飛ばす先生。
そして土下座をして何度も何度も謝ります。
「私はただ・・・今日あなたにご飯を作るのが楽しみで仕方なかった。」
てっきり先生はこの町で幸せに生きてる方の人間だと思っていた令児。
しかしそれは違いました。
教師という立場に縛られ、学年主任にはパワハラを受け、なのに卒業したら誰も自分のことなど思い出してくれず、モンペ対応はすぐになすりつけられるし、部活も達成感がなく、休日は子持ちの友達の自慢と愚痴と子守をやらされて、会いたくないのに狭い町だとどこかで絶対顔を合わせなくちゃいけない、親はピュアな娘を望んでいたくせに今は二十歳で子供を産んだ友達を羨ましがる始末。
幸せそうに見えていた先生には実はめちゃくちゃ不満があったのです。
「黒瀬くんが死のうとするから覗いちゃったじゃない。私も私の真っ黒なところ。」
先生と呼ばれたくもないし、制服も見たくない。
先生は令児に制服を脱がさせ、自分も服を脱ぎます。
「黒瀬くん死んでいいよ。もう引き止めない。許すからお願い一度だけ。」
先生は令児にキスをしてその場で押し倒します。
そして生まれて初めて「アフピル(アフターピル)」という言葉を使うのでした。
13話|落目
まっすぐに引かれた道をまっすぐに歩ける、先生はそんな子供でした。
しかしそんな道はとうに見失っていて、暗い歪な道を彷徨っていたのです。
初めてのセックスは終わるとあっけなく「こんなもんなんだ」と先生は思います。
昨夜の一緒にいた女性は令児の彼女ではないと知った先生は、令児を優しく抱きしめます。
「さっきは死んでいいよって言ったけどダメ。生きなさい。私が助けるから。」
先生は新しいこの”場所”で令児を救うことに、自分の価値を見出します。
令児としても救ってくれるならどんな方法でもいいし誰でもいいのです。
令児は先生に身を委ねます。
その頃、チャコは令児の様子を心配していました。
電話をかけても出ないので似非森浩作の小説を読んでいると店の手伝いに呼ばれます。
チャコの店は商店街にあるお茶屋さんで、客引きのために度々店に出されるのです。
少し前まで肥満児のガキ扱いしていたじじたちですが胸がでかくなってきてからは目つきが変わり、分かっててチャコを店に出す父親もそれを目当てで寄ってくる客達にもチャコはうんざりしていました。
チャコが店番をしていると店に似非森浩作がやってきます。
14話|ヒガンバナ
何度も目を疑うチャコですが、似非森浩作に間違いありません。
声を掛けようとしますが、先生の中で田舎の太った子供と認識されたくなくて声をかけることができませんでした。
大学生になったら痩せてあか抜けて都会の女になって、バリバリキャリアを積んで敏腕編集者になってから会いたいのです。
しかし現状に不満爆発したチャコは、店を飛び出し声をかけてしまいます。
似非森浩作は中1から6年間この町で住んでいて、今は親の介護でこっちに戻ってきているそう。
チャコは似非森浩作に大ファンであること、将来は編集者になって先生の担当になりたいことを伝えます。
すると似非森浩作は「いつかと言わず今日から僕の担当になってよ。」と咲いていたヒガンバナをチャコに渡します。
「リアルに出会っちゃダメな人」自分で言っておきながらチャコは嬉しくて舞い上がっていました。
15話|まちぶせ
母に買い物を頼まれ結局帰ることにした令児。
「令児のお母さんは自分とあなたが運命共同体だと思ってるんでしょうね。愛してないのよ、依存してるだけ。相手にしなくていい。あなたは大人になって必ず家を出るの!そしてどこへ行ってもいいの!」
先生は「きっと導いてあげる」と約束してくれます。
町を出ると決心し家へ帰る令児。
家に帰るとやつれた母が出迎えてくれます。
今日はおばあちゃんがお泊りサービスをとれたので、母は令児の好きなカレーを作ってくれていました。
令児はなんだか母が可哀想で結局昨夜帰らなかったことを謝ってしまいます。
一方、ナギはコンビニのバイトをクビになっていました。
コンビニを出て煙草を吸っていると玄に声をかけられます。
16話|暗夜
ナギと令児が手を繋いでいたのを見た玄は、ナギにこの町のルールを教えます。
ナギのようないい女と令児が付き合ったら嫉妬や怒りなどで歪みが生じるのでダメなのだと。
「嫉妬するのはどっちに?」
ナギはそう言って玄にキスしようとしますが、突き飛ばされます。
「安心して、令児くんとはお付き合いしてないから。」
すると玄はナギにキスをし人気のないところへ連れていき乱暴に押し倒します。
令児と心中しようとしていたことを知った玄は目の色を変えナギの首を絞めます。
「あいつは俺のもんなんだわ。あいつは一生俺とこの町で暮らす。勝手に出ていくなんて許されねーんだよ、死ぬなんて方法でもな。」
玄は「二度と近づくな」と釘を刺し令児の家へと向かいます。
17話|墓のある丘
玄は令児を連れ公園へ。
「お前死のうとしたのか?」
玄は令児の髪の毛を掴みフェンスに叩きつけます。
「お前俺にまだ罪をかぶせたいのか?」
この公園には昔令児に見せようと思ったつがいのとんぼの墓がありました。
令児の父に煙草の火を当てられて死んだとんぼです。
令児の父は「心中した」と言って笑っていました。
そのことを令児は覚えていません。
玄は令児の額にある傷を触り「そんなだからお前は勝手に死のうとしたりできるんだな」と言い去っていきました。
玄の言う”罪”に心当たりがない令児は・・・?
3巻へ続く
感想
1巻からヘビーでしたが今巻も引き続き重たい空気流れています。
先生の闇が深すぎて人って表面だけじゃ分かんないよね~って改めて思います。
助けを求めた相手も暗いとこにいて、結局令児くんが慰み者になっているのが不憫すぎる。
気分重たくなるのに、続き気になって読み続けちゃう。
チャコちゃんの明るさが救いなので、とりあえず闇落ちしないことを願います。
面白かったので興味のある方はぜひ無料で読んでみてくださいね♪