天空侵犯全巻無料

天空侵犯18巻のネタバレ感想と、漫画を無料で読む方法を紹介しています。

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前回、領域に対する怒りでユリの様子に異変が!
”魔”に変化してしまったユリは・・・!?

そして今巻ではついにユリと理火が再会します。

18巻|ネタバレ

ユリの怒りは「管理者側」であるディーラー仮面に向けられます。

ユリの戦闘能力に警戒するディーラー仮面ですが、意外にもユリの動きは遅く、ライフルを切断した時の動きとは比べものになりません。

ユリが目覚めて目覚めてしまった能力は、「境界を超える能力」でした。

この領域の「境界」を超え、また「別次元」に移動する能力です。

つまりユリはライフルを切断した時、境界の外を移動していたということ。

領域にいる者では感知も認識もできなくて当然なのです。

ユリがこの能力を使いこなすようになれば、自力で「元の世界」に戻ることも可能になるかもしれません。

領域を崩す可能性をもつユリを管理者が野放しにするはずがありませんでした。

危惧した管理者は、巫女(守護天使)の身体を乗っ取り、ユリを排除しようと考えます。

「本城遊理、あなたはこの神聖な領域に反逆する重罪人!管理者として命じる、おとなしくこの場で死になさい。」

管理者の出現にユリは能力を使い襲い掛かるのですが、同じ能力を持っている管理者には通用しませんでした。

ユリが絶対絶命のピンチの時に助けに現れたのは理火でした。

「今まで放っておいてすまなかった。だがこれからはずっと一緒だ。これからはオレがお前を守る!」

管理者の少ないヒントからユリの能力を理解する理火。

自分はどうなっても妹であるユリを守るつもりです。

理火の気持ちを聞き、暴走状態から落ち着くことが出来たユリ。

ユリは自分と一緒にいると迷惑だと感じ、皆の前から少しの間だけ消えることを決意。

「私はこの能力を上手く制御できるようになるまで皆と離れて、どこかに一人でいるしかない。」

理火はユリの気持ちを尊重し、ユリを引き止めませんでした。

理火は悩んでいました。

ユリは「管理者を殺害しこの領域を早急に終了させること」がハッピーエンドだと言っていましたが、「完全な神」となった者がこの領域の犠牲者を全て生き返らせることができるならそれが一番のハッピーエンドだと思ったからです。

(だとするなら結局この領域に対する怒りを抑え、ルールに乗って神の誕生を目指した方がいいってことか?)

しかしそれはユリの考えを否定するという意味。

(オレは何を目指せば・・・)

吉田チームたちと連絡が取れなくなったとスナイパー仮面から聞いた理火は、なにか大きな問題が起きていると察して1人で様子を見に行くことに。

色々考えてしまうクセのある理火ですが、今は目の前の問題に集中することに。

建物の中を調べていると、何者かに操られている斎藤さんと吉田チームの「強い仮面」2体に襲撃されます。

すでに操られている仮面は操れないはず。

となると敵の能力は「操られている仮面」も「人間」さえも操る能力「全てを操る能力」を持っていると予測ができます。

しかもただ操っているだけではなく、強さも増強されている様子。

しかし3人で襲撃して来ようが理火の敵ではありませんでした。

3人を殺さないように気絶させ、この戦いを傍観しているであろう敵に話しかけます。

「コソコソしないで言いたいことがあるなら直接言って来い!」

すると敵から電話がかかってきます。

なんと敵は以前、理火が殺すことのできなかった殺人鬼だったのです。

そいつは明らかに殺人を愉しんでいる危険な奴だったのですが、その時の理火は「人間」を殺すという選択ができませんでした。

しかしその考えは理火の甘さだったのです。

あれから殺人鬼は「神に近づいた者」となり、それも充分に「完全なる神」を狙える高位の者となっていました。

称号は「十王」。

十王は理火たちの仲間を人質にとっていました。

理火は仲間を助けるため十王のいる「北」へと一人で向かうことに。

こんなことになったのは全て自分のせいだと責任を感じているからです。

その時、理火の前に相川を慕っていた「ホワイトフェザー」が現れます。

ホワイトフェザーはバレー仮面から亡くなった相川の「後継者」だと聞き、理火の戦いに参加させて欲しいと言ってきたのです。

ホワイトフェザーの悲壮感を見ると否定しずらく、十王の強さも計り知れないので狙撃手として一緒に戦ってもらうことに。

その頃、ユリは北の方角に居ました。

守護天使にミサイルで狙われるのですが、ユリの敵ではありません。

銃弾で威嚇し、目的に向けて突き進みます。

(今の私が殺すべき存在は”管理者”だけ)
(もう戻るなんてことは考えない!)

(管理者を殺してこの世界を終わらせる!)

(それが私の進むべき道!)

19巻へ続く

感想

この世界を揺るがすことができる超能力を発動したユリ!

せっかく兄妹が再会できたのに、感動に浸る暇なく再び別れることになってしまいました。

「十王」と名乗る新キャラも登場し、最終ステージ前に一線やる感じですね。

チート能力を持つ十王と理火たちがどう戦うのか楽しみです。

ネタバレだけでは説明不足なので、ぜひ漫画の方も読んでみて下さいね♪

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