転生したらスライムだった件、略して転スラのマンガ版5巻が発売されたので早速読んでみました。

この漫画は最新刊であっても1冊丸ごと無料で読むことが出来るのでネタバレより漫画を読みたいという人はこの方法を使ってくださいね。

5巻ネタバレあらすじ

転生したらスライムだった件漫画5巻

23話|オーク・ディスター

突如、戦場に現れた仮面の魔人は自らをゲルミュッドと名乗った。

それはガビルの名付け親でもある魔人で今回のオークロード誕生を企てた者だった。

計画が失敗しそうになって痺れを切らしてここへやってきたのだろう。今は自分が名付けたガビルをオークロードに喰わせようとしている。

そんなゲルミュッドの前に立ちはだかったのは鬼人たちだった。

彼らの里を襲わせたのがまさしくこの魔人なのだ。力の差は歴然で鬼人たちは苦痛を与えてから降ろすつもりのようだ。

そんな中、動き出したのはゲルドと名付けられたオークロードだった。

「俺はゲルミュッド様の願いを叶える」

そう言うとゲルミュッドの首を跳ね飛ばし喰らいはじめた!?

”個体名ゲルドが魔王種へと進化します。”

世界の言葉が辺りに響き渡るとリムルは危険を察知しみんなを下がらせた。

触れたモノを腐食させる妖気を纏い目覚めたそいつは明らかにこれまでと桁違いの強さを持っていた。

24話|心服の魔王

オークディスターとして進化したゲルド、その強さは鬼人たちを凌駕していた。

首を飛ばされても即座に再生し焼き殺しても自らの血肉を喰らい再生する。まさにバケモノと呼ぶにふさわしい存在だった。

食べることで回復するその能力は味方を喰らうことでさらに効果を高めた。

そんな中、リムルは一人ゲルドの前に出た。ベニマルには思念伝達で”任せろ”と伝えている。

ベニマル達に比べてリムルのスキル練度は低い、それはそのほとんどが他の魔物から獲得したものだからだ。

そんなリムルにも生まれつき持っている能力がある。今回はそれを使わないと勝ち目がないとリムルは考えた。

「出番だぞ相棒」

そう告げるとリムルは意識を”大賢者”へ手渡した。

”自動戦闘状態へ移行します”

25話|すべてを喰らう者

持ちうるスキルを最大効果で酷使するリムルは強かった。黒い炎で再生を食い止め動きにも無駄がない。

そして溶かされたように部分的にスライム化させ相手をとらえると最大火力のフレイムサークルを展開した。

炎体制が無いゲルドが燃え尽きる瞬間まで動きを封じればリムルの勝ちだ。だがリムルの嫌な予感が的中してしまう。

”ゲルドは炎熱攻撃耐性を獲得しました”

世界の言葉を聞いてリムルは意識を大賢者から戻した。そして自分に最初からあるもう一つの能力を使う。

”捕食者”

その瞬間、ゲルドの記憶がリムルに流れ込んできた。

村の子供たちに食うモノがないからといって自らの手を引きちぎり与えるゲルド、それでも飢餓は止まらず食料を探しに旅に出るも道半ばで力尽きてしまう。

そんな時に現れたのがゲルミュッドだった。邪悪な企みの駒にされるのは気付いていたがもはやそれに縋るしかなかった。

リムルはその罪と彼の残された同胞すらも背負ってやると約束するとゲルドは安らかな姿でいった。

26話|ジュラの森大同盟

戦争が終わりドライアドも姿を見せ戦後の処理をすることになる。

面倒だと逃げようとしていたリムルだが議長にされてしまいまずは自分の考えを伝えることに。

「俺にオークに罪を問う考えは無い」

そう前置きするとゲルドと交わした約束の事をみんなに話した。そして文句があるなら自分に言え。と強引にまとめる。

だが根本的に弱肉強食の考えがある魔物から不満が生まれる筈も無く話は上手くまとまりそれどころかリムルがふと思った事を口に出した種族間の大同盟まで結ぶことになってしまう。

もちろん彼は予測していなかったが盟主はリムルだ。正式にドライアドから任命されたことで逃げ場は無くなりあっという間に”ジュラの森大同盟”は結ばれてしまうのだった。

27話|安らげる場所

「湖―1f、湖―2f」リムルは今人生で最も適当な名付けをしていた。それもそのはず、生き残ったオークと言えども15万もの名付けなのだから・・・

大同盟結成後、最初に浮上したのはオークたちの飢えの問題だ。力量はドライアドの協力で何とかなったものの用意するには時間がかかる。

今すぐ飢え死にしそうなものをかなりの数がいてオークディスターが消えた今、増えていた魔素も徐々に失われるらしい。

それを防ぐためにリムルが喰い同じ量の魔素を与える。つまり名付けを行っていたのだ。

最期に残ったのはオークエリートたちだった。その中でもひと際、目だっていたのがゲルドの記憶にも出てきた側近だった。

そいつにはリムル自身の魔素も大量に持っていかれるだろう。偉大な王の名を継がせるために”ゲルド”と名付けると案の定スリープモードへと移行してしまうのだった。

名付けにより進化したオークはハイ・オークとなりその仕事ぶりはカイジンが唸るほどで町は一気に発展した。

ゲルドはオークキングとなり働きすぎなぐらいだ。3か月もすると噂を聞きつけたゴブリンがやってきたりと今やこの地は1万を超える魔物たちが暮らしている。

”ようやく魔物の町が出来たのだ”

6巻につづく

レビュー・まとめ

やっぱりこの作品何回読んでも面白いですね!

小説ですでに最終回まで読んでいますが漫画はまた別の楽しみがあっていつも新刊発売を待っています。

やっと町も出来上がり、色々と主力メンバーも揃い始めて今後はさらに盛り上がっていきそうですね。

もうそろそろ魔王たちも姿を見せ始めるでしょうからワクワクが止まりません。

この漫画は誰でも無料で読むことが出来るので読んでみた人は是非この方法を使ってみて下さいね。