トモダチゲーム10巻のネタバレあらすじです。
今回でついに第1戦が完結するので見どころ十分です。
更にこの方法を使うことで10巻が丸ごと1冊無料で読めますのでマンガ版が読みたい人は是非使ってみて下さいね。
10巻ネタバレあらすじ
「こんばんは、念書書いてきたんで受け取ってもらえます?」
そう言ったのは”̪紫宮 京”だった。しかし流星は友一が京の事を相当頭が良いと言っていたことを思い出し疑いの目を向ける。
だが結局は友一は頭を抱えクロキは怒鳴り散らして不動は何もせずという状況を聞き承諾する。
その翌日、次は不動が念書を持ってきた。今はクロキと友一が喧嘩をしているようでこのままだと追放必須と判断して念書を書いたと言う。
”作戦が失敗し手詰まりか?”
それでも流星は慎重に事を進める為、自分からは動かないと決意する。
更に翌日、クロキが念書を持ってやってくる。「俺はもう一人でこのゲームをクリアする!!って言いやがったんだ!!」
怒りながらそんな話をするクロキ、苦し紛れの言葉だと思ったが宮部からは「彼は意味のないことはしないし言わない」と忠告される。
そして生まれたのは一つの懸念・・・その日はおばさんの邪魔が入ったことでそれ以上、宮部と話すことが出来なかった流星は友一に直接聞きに行くことに。
「友一君・・君は一体何を考えているんだい?」
しかし流星が思っていたのとは違い動揺した素振りを見せると昨日は怒っていたのでよく覚えていないと言う。そしてポケットから念書を取り出すと「もう手が無い」と流星に手渡した。
その一連の行動で流星は確信した。
”こいつ鍵を手に入れたんだ”
このゲームは明らかに人狼ゲームを模した部分がある。となればその大きな特徴である人狼は二人いる筈、つまりこのゲームに置き換えると鍵も二つあると考えるのが自然だ。
友一の狙いは明日の夜に脱獄することだろう。そう考えた流星は早速、友一の追放を提案する。
四部が反対するがやはり宮部には逆らえないようで提案は承諾される。
日も暮れてきたころ、宮部に呼び出された流星は「追放票を出したくない」とごねられる。
どうやら彼女も流星に惚れていたようで票を胸に挟むと「あなたに取って貰いたい」とはだけさせたのだ。
二人は口づけを交しゲームは終了かに思えた・・・
しかしその翌日、マナブから衝撃の事実が告げられる。
「なんとたった一晩で4人も失格者が出ちゃいました!!」
その原因は友一と最初から組んでいた宮部紗央莉の仕業だった。
昨晩、流星を誘惑した紗央莉だったが寸前のとこで悲鳴を上げる。駆けつけた四部はためらうことなく流星を殴りとばし他の仲間たちも次々と暴力をふるっていった。
こうして彼のチームは崩壊、流星以外の4人は追放されてしまったのだ。
何故、紗央莉が友一と組んでいたのか?その理由はあまりにも以外だった。
「私の目的は誠さんの人間性を確かめるため」
紗央莉は長年、四部家の家政婦をやってきて主人である正一は本当に金に汚く最低の男だと思っていた。
そして息子である誠もまた母親を捨て大金に目がくらんだが為に父を取った最低の人間だと思っていたのだがあの裁判での姿を見てから彼女の中に疑問が生まれる。
「本当に彼は最低な人間なのか?」
それを確かめる為、今回のゲームでは種田に弱みを握られているので”何があっても私の傍にいてください”と誠にお願いしていた。
さらに昨晩の強姦を総仕上げとすると誠は大金を失いという枷を追った状況にも関わらず何のためらいもなく紗央莉を助けた。
その姿は彼女が昔から良く知る「ちょっとやんちゃで無鉄砲だけど心根は本当に優しい誠様の姿そのものでした」と話した。
それに続くように四部は父についていった真実を話す。
「父には紗央莉さん借金の事で脅されていたんだ。」
離婚の時に父から受け取った金は全額、紗央莉の借金の減額に充てたと話す四部
そいは優しさでは無く”初恋の人の前でカッコつけたかったからだ”と話した。
結局、その内容はカッコ悪い感じに伝わってしまったのだが数年の時を経て、二人のわだかまりは完全に亡くなったのだった。
更に人数が減ったことによって友一たちが入れていた追放票が有効となり流星の追放が決定する。
この事態に待っていたかのように動き出したのはクロキと紫宮だった・・・
現状、不動は友一側についており2対2の均衡状態にあると思っていたのだが実はクロキは不動と昔付き合っていたのだ。
更に不動の弱みを握っているため逆らうことは出来ないと言う。
それを聞いた紫宮はドミノが完成する間近に友一を地獄に突き落とそうと提案しそこからは全員で何事も無くドミノを作り上げていくのだった。
数日後、退屈になったのか今までずっと監視していたマナブが帰ったことで夜の見張りも無くなる。
それでも誰も脱獄することは無かった。
完成が間近に迫ったとき、クロキに友一の追放を辞めるようお願いする不動。
しかし全く聞き入れてもらえず弱みを口に出される。
その弱みとは昔二人でバイクに乗っている時に自己ってしまいクロキが瀕死の中、かろうじで動くことが出来た不動が助けを呼びに行ったのだがそのまま戻らなかった。という話だ。
だがそれには隠された真実があった。彼女はクロキの子を妊娠しておりその子を助けるために緊急の手術を行っていたのだ。
「今4才になる」
衝撃の事実を知ったクロキは「子供に会いたいなら友一の追放を辞めて真っ当な人間になってくれ!」という不動の願いを受け入れる。
紫宮も友一にはいつでも復讐出来ると今回は諦めてくれるようだ。
しかしその夜、監視員たちは鍵を握りしめ卑屈に笑うクロキの姿を見ていた。
「さて・・・始めるか」
クロキは完成まであと一日に迫ったドミノをぐっちゃぐちゃに破壊した。彼に友一を許すという気持ちも子供と会いたいという気持ちも紫宮と協力するという気持ちも全くなかったのだ。
後は絶望した表情の友一たちを見た後、脱獄するだけだ。と翌日、浮ついた心を静め作業場へと向かう。
だがそこには誰も姿も無く代わりに入ってきたマナブが告げる。
「このゲーム、君の負けが決まったから」
そう言うと失格者や追放された参加者が次々に姿を現した。
「僕たちはほぼ最初から彼らの手の平で踊らされてたんだよ」
そう言うとほぼ全員が脱出に使うだろう鍵を取り出した。
そしてその彼らとは、脱出成功者の片桐友一と紫宮京だった・・・
実は二人が人狼、このゲームで言う鍵の所有者だったのだ。
そしてほぼ全員が持っていた鍵は友一が作った偽物だった。ストッパー作りの為と要求した金属板を切り抜いた簡単なものなのだがマナブの彫刻が入ってるだけでみんなそれが本物だと信用したのだ。
もう一人、本当の鍵の所有者だった紫宮とは二人が普段では絶対に取らない行動をとることでお互いが所有者だとメッセージを送り合い協力関係を取り付けた。
こうして大人のトモダチゲーム第1戦はクロキの一人負けとして決着するのだった。
その頃、トモダチゲーム運営部では次のゲームの運営者を決めていた。
「次のゲームは運営も彼らの元に行くが君はどうする?」
「沢良宜 志法くん・・・」
感想・レビュー
第1試合はやっぱり友一の圧勝でしたね。
今後は紫宮も仲間になるのでしょうか?そしてついに沢良宜が登場してきたのですが彼女は運営側の人間のようです。
次のゲームは明らかに友一に不利なゲームのようですがどんなゲームなんでしょうかね?
新刊が発売され次第続きを書いていきますね。
漫画版を読んでみたい人はこれで1冊丸ごと無料で読めますよ♪