1巻あらすじ|その1

今回のオークションで出品されて中でもひじょーに希少なものです!!

「レイス・ベガ|夜の愛し仔」

ところどころでそう言った声が聞こえてくる中、落札価格はどんどん上昇していく

すると急に現れた角が生えてる大男が「君を弟子にする」

そう言って落札していくのだった・・・

その男の名は「エリアス・エインズワース」体は人間と々作りだが頭は獣(ワニみたいな)の骨になっており黒く窪んだ瞳は怪しげに光っている

落札されたんのは16歳ぐらいの可愛い女の子、国籍は日本 名前は羽鳥智世(ハトリチセ)

彼女は昔から他の人が見えない奇妙な生物が見える体質のようだ

「宜しくねパピー」エリアスがそう言って何か呪文のようなものを唱えだす・・・

「ザザッ」チセが目を開けると自然に囲まれた立派な家が現れた!?

今日から君が暮らす家だ、そう言って連れてこられた場所はイングランドの田舎の方

どうやらオークション会場から一瞬で移動したようだ・・・

「君は魔法使いの弟子になったのさ」

こうして、一人の可愛い少女と骨の怪物との奇妙な生活が始まる・・・

さっそく汚れきった体を綺麗にするためにお風呂に入れと言われる

「またしっかりとお風呂に入れる日がくるなんて」とリラックスしていると窓から妖精が現れた

そしてアナタ「レイス・ベガよね♪」

妖精たちも私のことを「れいす・べが」と言ってくる・・・

それは一体何なんだろう、そう思うチカだった

それからエリアスと食事をとる

どうやら魔法使いということは本当らしい、レイス・ベガのことについても教えてくれた

しいて言うなら「女王蜂」レイス・ベガはあらゆるものを引きつけて捉える事が出来る特別な存在で最近では滅多に見つからない貴重な存在なのだそうだ

魔法を使うには妖精たちから力を借りる必要があるがレイス・ベガは無条件で引き寄せる事ができる

「君は素晴らしい魔法使いになれるよ」そう説明してくれた。

食事が終わり自分の部屋に案内される

またこんな布団で寝れる日がくるなんて・・・

ウトウトしてると窓から「チセ!」と呼ぶ声が

見るとさっきの妖精だった

このあたりは良い森があるの♪ちょっと散歩しようと言われるがままに森にはいっていくのだった

妖精たちの通った後は光輝く線のようになっていて夜なのにすごく明るく感じる

チセはどこからきたの?そんな他愛のないことを喋りながらどんどんと森に入っていく

「もう大分あるいたよ?」少し不安になってきたチセ

大丈夫もう戻らなくてもいいんだから

妖精がそういう

人間と暮らすのではなくて妖精の国で自分たちと一緒に楽しく暮らそう

そう言ってきた

目の前には岩の裂け目から光があふれている!どうやらあれが妖精の国への入り口のようだ

「戻る!」チセはそう言うが妖精は言葉巧みに誘導してくる

帰っても誰もまってないでしょ?

こっちで楽しく暮らしましょ♪

しかし心に浮かんだのはエリアスだった・・・

行けない!あの人は自分のを家族と言ってくれた、そしてここに居て良いって言ってくれた唯一の人だから

そのとき、どこからともなくエリアスが現れ妖精に一括する

今回は多めに見てやるが次は無いぞ!

妖精は悔しそうに自分の国に帰っていくのだった

奴らは甘い言葉で誘惑してくる厄介者で昔から人間は酷い目に会ってきた

「これでいい経験になっただろ?」

そう言ってお姫様だっこを無理やりされる

誘惑されたときに思わず自分の手を思いっきり握ってしまい手から血が流れていた

「帰ったら手当てしないと未来の奥さんに傷がついたら大変だ」そう言うエリアス・・・

「ん?」

誰が誰の?困惑するチセにエリアスがはっきりと告げる

「僕は君をお嫁さんにするつもりでもある」

「ハイ?」さらに困惑するチセだった・・・

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1巻あらすじ|その2

「2日も眠ってたんだ」エリアスにそう言われ自分が買われた事を思い出す

それにしてもそんなに眠ってたなんて・・・

面倒を見てくれてるのだから悪い人そうではないけど性格といい容姿といいまだ良く分からないひとだなー

そんなことを考えていると「ハネムーンの準備をしよう」と言い出した!!

やっぱりちょっと変な人かもとチセは思うのだった

二人がやってきたのはロンドンのような街並みの都会

ハネムーンは冗談として買いだしついでに知人に紹介するのが本当の目的のようだった

エリアスは街で目立つため人間の顔に頭を変えている

ここでは大抵のモノがそろうんだ!

そう言って連れてこられたのは古びた本屋だった

「アンジー」エリアスがそう呼ぶと奥の方から若い女の人が出てくる

一通りチセの紹介を済ませる

アンジーはエリアスのような偏屈物がでしねぇと変なことをされてないか心配してくれる

「服を脱がされ風呂に入れられたりプロポーズされたのは変なことですか?」

そう言った瞬間にアンジーがエリアスに見事なボディーブローを炸裂させるのだった!

エリアスを追い出し、チセに改めて自己紹介するアンジー

彼女の名はアンジェリカ・バーレイ

魔法使いの一人で魔法機構(マギウスクラフト)の技師なのだそうだ

魔術や魔法に使う宝石やナイフなど何でも作れる職人さんだった

この世界には魔術と魔法があるらしく

魔術師は世界のルール(コンピュータープログラムのようなもの)を理解しそれを書き換え結果を起こす

魔法使いは妖精などの力を借りて魔術と同じ結果を起こすことが出来る

一見魔法使いの方が楽の用に思えるが自分の力以上の物を扱おうとするとこんな風になることもある

とアンジーが袖をめくり上げる

その腕は鱗のようなものが生えてきていた・・・

魔法の練習をしてみるかい?

そう言われて手渡された水晶

自分の好きなものを思い描いてご覧

言われたままに昔母と見た花畑を鮮明に思い描く

すると「チセ!」

急にエリアスに名前を呼ばれ目を開ける

人の弟子に勝手に何すんの!?とエリアスはちょっと不機嫌だ

足元には見事な水晶の花畑が広がっていた

それからエリアスがチセに色々と必要な道具を注文してくれる

微調整があるからと二人で待っていると、「二人ともうるさい!」と店を追い出される

ふとエリアスが君の両親は死んだのか?それとも捨てられた?とストレートな質問をぶつける

どういう過去や過程があったとしても今君がココに居るのは変わらないよ

そう言われてチセは喋りはじめる

父は今生きているのか死んでいるのか分からない

けど母は自分の目の前で死んだと・・・

「むかしのことです」とはぐらかすチセだった

その時、「エインズ・ワース!」と一人の男が声をかけてきた

君がチセだね?

今日は二人にちょっとしたお使いを頼みにきたんだ・・・

と急に現れた男!!

彼は一体何者???

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1巻あらすじ|その3

魔法使いの嫁のあらすじをコツコツと書いています。この漫画は無料で見ることも出来るのであらすじを読んで気になったこの男はサイモン

村の教会の神父でエリアスの監視役のような役目をしている

度々、エリアスの事を目をつぶる代わりに何かと面倒事を押し付けてくる

魔法使いの中ではそれなりの地位のエリアスがいきなり弟子をとったのは教会としてシャレにならないそうで今回はペナルティとして3つも依頼をされてしまうのだった・・・

最初の依頼は北極海に浮かぶ火山島「アイスランド」

ここにはドラゴンが住んでいるらしく最近活動が活発になっているため様子を見に来た

昔はあちこちで栄えていたドラゴン達も今はほんの少しの種類を残して殆ど居なくなってしまったそうだ

そう説明していると空から急に大きな影が!?

「ガブッ!」

チセがドラゴンに咥えられてそのまま連れ去られてしまう!!

「まだまだあやつも未熟よのう・・・」チセをさらったドラゴンには見た目は若いフードをかぶった男が乗っていた

洞窟に着陸したドラゴン「おい離せ!」男がそういうとチセは水たまりに放り投げられる

その水たまりのそばには年老いているであろう巨大なドラゴンが横たわっていた

それはウーイル種の竜、森の父にして母

そう言いながらフードの男が近づいてくる

「手荒にしてわるかったな」

竜の国へようこそと言うがチセはなんで私が連れ去られたのか聞いてみた

すると妖精たちが噂をしていたから気になったのだそうだ・・・

チセの影からエインズも姿を現す

「他人を玩具にするのは300年前から変わらないな」

どうやら二人は知れた中のようだ

彼はリンデルという名で竜の巣の管理者で魔法使いなのだそうだ

十代のような見た目とは裏腹にエリアスよりかなり年上の悪戯じじいだからと紹介してくれた

エインズが彼に最近変わった事は無いかと話をする間

チセはドラゴンの雛たちと遊んでくれないかと頼まれる

雛たちとさっきのデカイ竜のもとに行くチセ

子供たちはこのドラゴンの事をネヴァンノオジチャンと呼び

もうすぐだねー

と話す、この種のドラゴン達は寿命をまっとうすると木や岩やコケになり変わるらしい

「痛くないんですか?」チセはそう聞くのだが

「わたしたちは何も恐れない」苦痛、悲しみ、寂しさ、生き物全てに等しく与えられるものだと知っているからだと・・・

そして飛べない私には本当に飛ぶ楽しさを教えてあげる

そう言って「ポゥ」と光り輝きだす

目を閉じるチカ!するとそこには地平線に輝く太陽!

このドラゴンは自分で飛ぶ力は残されていないが心の記憶を共有させることは出来る

チカと年老いたドラゴンは今同じ夢を見ているのだった・・・

そっとチカが目を開けると「ミシミシッ」とそのドラゴンから樹が生え始めた

気味の魔力でとても鮮やかな夢を見る事が出来た「ありがとう」

いつか杖が必要になった時は私の枝から作ると良い「おやすみ」

そう言って年老いたドラゴンは樹と一つになっていくのだった・・・

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1巻あらすじ|その4

「揺れてる?」

目が覚めるとチセは電車の中にいた

どうやらドラゴンと別れてから直ぐに眠ってしまって今は次の旅行先に向かう電車の中のようだ

この電車は人間用ではないため、駅員も乗客もみな奇妙な格好の人達ばかり

「使者が見えてます」そう言われ現れたのは見た目は普通だが言葉をしゃべる猫だった

チセが驚いていると猫が「私はななつめですから喋れてあたりまえ」と言ってきた

ななつめ??

するとエリアスが説明してくれた

猫には九つの命があって命を得るごとに利口になっていくと

そして使者が告げる「我らの王がお待ちです」

やってきたのは猫の集う街「ウルタール」

昔から猫好きか多くて自然と増えていったそうだ

「王様はどこ?」チセが使者ネコに尋ねると「アナタの隣に」と言われ横を見た

そこには、綺麗な毛並みのひと際大きなネコがいた

「私はモリィ」

ネコの王は今回、手を焼いている事情を説明し始める

遠い昔、この地には我々(ネコ)を快楽のために殺す男がいました

どこに隠れても、どこに逃げても捉えられ命をすり潰されていったがそれを終わらせたのがはじめの(初代)「猫の王」だと

王は子のされた猫達とその男を襲い、かみちぎり、喰らい尽くした

しかし澱み(怨念のようなもの)が残されそれをいくつもの命を使いココに縫いとめたと・・・

そう言って連れてこられたのは真ん中に小島が浮かぶ小さな池だった

その小島に目を凝らすと何とも言えないどす黒いものがヌルヌルとうごめいている

あれは浄化されない魂の澱み、このまま放っておくと人も猫も関係なく命を奪う存在になってしまうと

すると何処からともなく男が現れ引きずりこまれる!?

「カッ」とネックレスが光ると池の上に一瞬にして移動している!?

「ドポン!!」チセはそのまま池に落ちてしまうのだった・・・

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1巻あらすじ|その5

深く沈んで行くチセ

その池は昼間なのに夜の用に暗くなんだか気味がわるかった

すると綺麗な女性が現れる!

彼女はこの澱みの核で私のせいでこんな醜い姿になり果ててしまったのだと

耳元で何かをささやかれるチセ

「う・・・」そこで意識を取り戻すのだった

エリアスは周りを調べる為に別行動をしていた

どうやら誰かが邪魔をしているようで、今すぐあの澱みをどうにかしないといけなくなったようだ

しかもそれを浄化するのは私だと言う!?

池の中であの澱みの正体と出会ったチセ

ふと池でささやかれた事を思い出す「ころして」

あんなに寂しそうな声でそんなことをお願するなんて過去に何があったのだろう

チセは浄化をしてみる事を決意するのだった

決行は今夜、人気のないうちにすることになる

必要なものをエリアスから受け取る、代用品の杖、衣を身にまとう

そして今回助けをかりるのはあの妖精だった

「エアリアル」彼女は風邪の妖精で今回の役にはうってつけなのだそうだ

肉や骨や岩など何でも風化させてしまう風はこの手の浄化にはうってつけなのだそうで浄化の手ほどきを受ける

そして澱みが待つ小島へと向かう

「消すしかないのかな・・・」そう考えながら小島にたどり着くチセ

その時!「ヒュ!」首元にナイフを突きつけられるチセ!!

「それを消されたら困るんだよ」

現れたのは自分を池に落とした人物とその師匠「レンフレッド」だった・・・

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