駆け足あらすじ

くしくも前年と同じカードとなった地区予選決勝
共に全国への切符は確定しているにもかかわらず勝負は熾烈を極める。

5組中4組が運命戦にまでもつれ込むという接戦を制したのは北央学園だった。
そして決戦の地は近江へ
日本一という夢に向かい千早達の挑戦が今始まる。⇒12巻あらすじ

ちはやふる|11巻あらすじ

59話~

地区予選決勝戦

千早の相手はもちろん北央の主将となった甘粕だった。
序盤千早はクイーンを意識してか取られた札の素振りを繰り返す。
「あと3ミリ」「あと2ミリ」「あと1ミリ」全ての札をつなげようとする千早

しかし、枚数は相手が有利。
そんな中千早はもう一つの強さを見せる。

「綾瀬にも20枚ある」ふと机君が言っていた言葉が頭をよぎる。

「トン!」決まり時が聞こえる前に千早の手はすでに札を押さえていた。
それはまるで現名人周防を思わせる姿だった。

早さを捨てて9カ月、千早は二つの強さを手に入れようとしているのだった。
どんどんと差を詰めていく千早、他の部員達もがんばっているようで遂に前代未聞の4人同時、運命戦にまでもつれ込む。

しかし、勝負慣れしている北央は残り札をきっちりと分け勝率をさらに上げる万全の態勢に!

はたして勝負の運命は!?

61話~

自分たちの準備不足を痛感する太一
この状態では相手の札を抜かないと勝ち目がなかった。
ほぼ負けが決まったこの試合・・・
落胆する部員達をしり目に「バン!バン!」と素振りの音を響かせたのは千早だった。

太一もそれに続く!
その気迫が相手のお手付きを誘い瑞沢が1勝!!

ついに勝負は五分までもつれ込む。
そんな中、読まれたのは無情にも相手の札だった。

勝利した北央だったがその内容は納得の出来るものでは無く決着は全国大会へと繰り越される事となる。

新入部員達にもそれぞれ良い刺激になったようで菫、筑波が白波会に入会した。

それぞれの思いをのせ近江の地で全国高校かるた選手権全国大会が開幕する。⇒12巻へ進む

おまけ

この漫画で何度も登場するちはやふる(ちはやぶる)の意味について♪
ちはやふるの作者:末次さんはこう解釈しているようです。

千早振るとは荒振るの反対の言葉でその両方ともが神の力を現しています。
荒ぶる神とかは聞き覚えのある言葉ですよね♪

それぞれを独楽(コマ)に例えるので有れば荒ぶるはぐらぐらと重心が定まらず低速回転する独楽

千早ぶるは高速回転するまっすぐな軸の独楽、その姿はまるで止まっているかのように見えますが前後左右何処にも偏りなく力が集中している状態。これが千早ぶるという事だそうです。

今後もちょくちょくとマンガに出てくるので覚えているとより一層面白く読むことが出来ますよ♪

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