あなたのことはそれほど6巻(最終回)のネタバレと感想を書いていきます!
ドラマ化までしたいくえみ綾さんの人気漫画もついに完結です!
離婚届を書いた美都と涼太。
家を出た麗華と、別れたくない光軌。
W不倫の果てにある夫婦2組のそれぞれの選択とは!?
※漫画を無料で読む方法も説明しているので参考にしてくださいね♪
ではここからラストのネタバレです〜♪
6巻 ネタバレ
涼太はあっさりと離婚を受け入れ最後の晩酌で乾杯をして別れてくれました。
一方、麗華が実家に帰ったことに気づいた光軌はすぐに迎えに行くのですが謝罪は突っぱねられて!?
光軌の行動に麗華は?
光軌は朝4時のアラームで起き麗華の実家へ。
実家についた時には朝の6時でした。
光軌は娘の亜湖に「行ってきます」を言うためだけに2時間もかけて出勤前に車で来たのです。
「亜湖の父親だから会う権利がある。」
夜も亜湖に「おやすみ」だけを言いにやってきます。
ただいま、おやすみ、のためだけに往復4時間を朝夜2回、毎日通い続けます。
そんな光軌を見て「1日8時間ずつ無駄にするなんて馬鹿みたい」と否定する麗華。
「そういう努力の方向ってどうなんだろう。」
光軌はこの努力で許してもらおうとかは考えてなくて、ただ自分が一番したいことをしていました。
とにかく離れている時間が嫌だったのです。
「あの人(美都)といる時のあなたは私の見たことのないあなたなのかしらね。でもね光軌、私もこんな自分は見たことがない。こんな私にさせたあなたのことが憎いです。」
独りになった美都は?
離婚をしたことを光軌に報告する美都。
光軌からはこんな返事が帰ってきます。
もう会いません。連絡もしません。
うちは絶対別れません。
ごめんなさい。
これで光軌との関係も完全に終わり。
そんな中、涼太から美都の母が脳出血で意識不明で入院していると聞きます。
母はICUに入っていました。
あたし今まで”最悪”な事なんて考えた事もなかったな。
”最悪”が自分の身に降ってくるなんて事考えようともしなかったな。
美都は香子にも離婚をした事を報告します。
美都の母のお見舞いで鉢合わせた3人は一緒に涼太の家へ。
涼太の家は美都が住んでいた時の面影は全くありませんでいた。
久しぶりに3人で美味しいものを食べて、美味しいワインを飲み交わします。
「みっちゃん、僕ともう一度夫婦になろう。」
「涼ちゃんの愛は優しい暴力だよ。だけど私はあなたを傷つけた事を忘れずに生きていこうと思います。」
その後、涼太がちゃんと離婚届を提出してくれていた事を美都は知り安心します。
麗華、有島家に戻る
光軌は過労により2日間入院する事に。
退院し家に帰ると麗華と亜湖がいました。
もともと多い麗華の白髪は増えていました。
「有島くん、あなたの浮気一つでこんなにも乱される自分の心に興味が湧きました。なのでもう少し様子を見ましょう。」
涼太の本音
美都の子供のような計画性のない行動を恨みました。
一生隠し通していてくれたなら!
しかしそんな”うまいことできる美都”なら涼太は好きになっていたかは分かりません。
でも騙されてるなら気付きようもないから好きなまま一生幸せでいられる。
矛盾を抱えたままおかしくなった涼太。
そうおかしかったですね?
「僕の子だ」笑
でもあの時は本当にそれが一番だと思ったのです。
美都の気持ちを考える余裕もないし、一途にそれが一番の幸せの道だと。
まさに「愛という暴力」でしたね。
でもねみっちゃん。
僕らの出会いは暴力でしたか?
僕たちの過ごした全てが僕の与えたもの全てが暴力でしたか。
美都にそんな思い出しか残っていないのなら、それは涼太にとって哀しくて寂しいことです。
でもこれからはそういう淋しいことにも慣れていかないといけません。
もし僕にできることがあればいつでも力になります。友人として。
メッセージを作成したまま涼太はまだ送れてません。
いい加減しつこいと思われると躊躇しているのです。
「でもね、ほんと僕は力になれると思うんだよね。」
完結
感想
1巻から読んでいますが最後まで面白かったです!
ラストまで4人ともキャラぶれがなくて素晴らしい。
結局のところ夫婦って二人が同じくらいの愛情がないとうまくいかないんでしょうね。
最後はいくえみさんらしい解釈を読者に委ねる形で終わりましたが、私はこういう終わり方が好きなので大満足です!
ドラマの終わり方よりよっぽど好きです。
他に番外編も収録されていて涼太がメインとなっています。
上に住んでいる人の「ドスン」という謎の騒音がなんだったのか気になりモヤモヤ。
おすすめの漫画なのでまだ読んでいない人は、ぜひ無料で読む方法を参考にしてくださいね♪