はじめてのケダモノ10巻

はじめてのケダモノ10巻(最終回)の結末ネタバレと、漫画を無料で読む方法を紹介しています♪

前回、ようやく吟と花は想いが通じ合い再び一緒になることができました!
ついに今巻で完結ですが、どんなラストになるのかすっごく楽しみです( ´ ▽ ` )ノ

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天堂組最大の危機を吟に救われ、今度こそ自分の気持ちに素直になろうと決めた花。
吟に「愛してる」と伝えて、結ばれて・・・?

ではここから最終巻のネタバレです!

10巻 あらすじ

たった二人だけの結婚式で愛を誓ってくれた吟。
花もまた「何があっても吟と一緒にいる」という想いを新たにします。

そんな中、吟の悲しい過去を知った花は、ある決断を下し・・・!?

ネタバレ①|結婚式

「覚えておいてくれ。俺はもうおまえを手放す気はない。」

吟は何を捨てることになっても、花と生きる道を選ぶ覚悟はしていました。

同じく花も、もう二度と吟と離れたくないと強く想います。

「私ももう離れたくない!人でなしでもいい。誰かを裏切ることになっても!」

ちゃんとしないといけないことは沢山ありますが、今は吟のことしか考えられないのです。

吟は早急に二人きりでの結婚式の手配をしてくれました。

突然のことに驚く花ですが、嬉しくて涙が止まりません。

「今後、何があっても生涯おまえを守る。だから俺についてきてくれ。命をかけて愛し続けると誓う。」

吟は婚約指輪を花の指にはめます。

花が不安がっていたのを分かって形にしてくれたのです。

吟、こんな幸せないよ。

二人は深く愛し合い絶対に離れないと心に誓います。

ネタバレ②|吟の過去

吟は花に自分の過去を知ってもらうため、過去を知る医師(張さん)の元へ花を連れて行きます。

吟の父は、何かあるとすぐ手を出すDV男でした。

吟は父の母への暴力を自分に向けさせようと、間に入っては度々怪我をしていました。

そんなある日、父親が母親を殴り殺してしまい、その場にいた吟は包丁で父を刺してしまいます。

父親は重症で吟は殺人未遂で保護観察処分に。

それから張さんが保護者になって、吟は天堂組長に引き取られることになったのです。

吟は母親を護れなかったことを悔やんで心を閉ざしてしまいます。

吟が抱えている闇は根深いものでした。

吟の辛い過去を知った花は、あることを決断します。

ネタバレ③|花の決断

吟が朝目覚めると花はおらず代わりに置手紙がありました。

吟へ。
しばらく時間をください。捜さないでね。

吟は絶望します。

親を刺して殺そうとした男だと知って、花の気持ちが揺らいだと思ったのです。

人を傷つけて格好つけてばかりで、自業自得だな。

吟は、義母に話をしにLAへ向かいます。

義母には心から感謝をしていること、だけどどうしても捨てきれない大事な人をいることを伝えます。

「情をかけて頂いたのにこの不義理申し訳ありませんでした。人でなしと罵られようと、この気持ちは曲げられないのです。」

初めて見る吟の情熱的な瞳を見て、義母は分かってくれました。

「あ、そうそう。私娘ができるみたいなのよね。」

いなくなった花は、吟の義母に会いにLAに来ていたのです。

吟にとって大事な人は自分にとっても大事だと花は考え、自分の家を家族を捨てる覚悟でLAに来たのでした。

天堂組長にも跡取りにはなれないと話をつけてきていました。

「おじいちゃんは大事な家族だけど、私はあなたと生きていくって決めたから。だからもう吟も大切な人を手放さないで!」

しかし組長は花の唯一の肉親です。

吟はそんなこと花にさせられません。

すると義母は二人の気持ちを察して”友人”として日本の結婚式に招待して欲しいと話をしてきました。

「日本に良いビジネスがあったらウチの会社と提携しましょうよ。」

吟は改めて義母が与えてくれたこの命を、今度こそ大事な人のために活かすと、そして今後どんな形でも義母の役に立つと心に誓うのです。

ネタバレ④|第2の家

吟の義母は、気を遣って”友人”と言ってくれましたが、花はしっくりきていませんでした。

「やっぱりお義母さまは、お義母さまだって思うの・・・。」

最後にちゃんとお礼をいうために、日本に帰る前に義母とウルフを招いてホームパーティーをすることに。

ホームパーティー当日。

花はつい「お義母さま」と呼んでしまいます。

訂正しようとする花ですが、義母はそのままでいいと言ってくれました。

「あなたたちにとってLAが第2の家みたいなものでしょ?」

そして義母は花に、ウィルソン家の嫁に代々受け継がれる指輪を渡してくれます。

「あなた達に将来子供が生まれたら、その子にあげて繋いでいって。」

ネタバレ⑤|最終話

日本に帰国し、吟は組長に挨拶に行きます。

「天堂組長、私にお嬢をください。お嬢のそばで生きることをお許しください。お嬢を生涯護り抜くと約束します。」

式当日。

母の残してくれた白無垢に身を包む花を見て、娘(水樹)を思い出す組長。

水樹にムリヤリ跡を継がせようとしたこと、花嫁姿を見られなかったことを組長は後悔していました。

そんな組長に花は白無垢と一緒に入っていた、水樹の晴れ姿の写真と組長宛への手紙を渡します。

手紙には、父を大事に思っていた娘の気持ちが綴られていました。

「おじいちゃんに吟との結婚を認めてもらって、私は本当に幸せです。」

みんなに祝福される中、吟と花は幸せな結婚式を挙げることができます。

最初は吟のことをケダモノだと思っていた花ですが、そんなことありませんでした。

吟の情の厚さや懐の深さを知ることができ、花にはじめての気持ちを教えてくれました。

「好き」だけではなく、「愛する」ということを。

完結

感想

完結してしまい寂しい気持ちですが、ラストはすっごく良かったです!!

自分たちだけが幸せになるのではなく、周りの誰一人悲しませずにハッピーエンドな結末はまさに理想的でした。

坂巻先輩も夏菜さんと婚約が決まり幸せそうでなりより!

最後には花と吟との間に子供もできており、吟は組長と呼ばれているのが描かれています。

ここまで本当に色々あったので、感慨深く涙が溢れてきました。新連載も楽しみにしています!

漫画を読みたい方は、ぜひ無料で読んでみてくださいね( ´ ▽ ` )ノ

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