あせとせっけん1巻2話のネタバレと、漫画を無料で読む方法を紹介しています♪
※漫画を無料で読む方法は下の記事を参考にしてくださいね♪
人より汗っかきな麻子さんと、人一倍鼻が利く男・名取さん。
2話では初めて夜を共にした翌日のお話です♪
2話|ネタバレ
時は戻り、初めて夜を共にした日の翌朝。
しつこい目覚ましの音で先に麻子が目を覚まします。
「名取さん!7時半です!私9時には出社しないと・・・!」
麻子は隣で爆睡している名取を急いで起こします。
名取も今日は9時半にミーティングの予定が入っていました。
ドタバタしながら洗面所へ。
名取が洗面所へ行ったあと、麻子は布団についている血を見て驚きます。
(血!?本当に出るんだ・・ずっと出るのかな・・・)
(ナプキンした方がいい・・・?)
名取を玄関まで見送った時、2人はばちっと目があいしばらく沈黙が続きます。
名取はぐっと我慢の表情で家を出ていきました。
そしてその日の麻子はというと、朝から全く使い物になりませんでした。
いつも以上に汗だくで顔も赤く、いつもはしない凡ミスをしてしまいます。
(本当にだめだ、今日の私・・・)
(仕事に集中しなくちゃいけないのにふとした瞬間、昨日のことを思い出してしまう)
昨夜のことを思い出すと汗がとまりません。
ひとまずトイレに逃げ込み替えのインナーに着替えようとするのですが、この調子では着替えてもまたすぐ汗だくになってしまいます。
そこで麻子は嫌なことを考えて、この気持ちを落ち着かせることに。
麻子は小さい頃友達に「汗子」と呼ばれからかわれたことを思い出します。
悲しいことに効果てきめんで汗は落ち着きました。
しかしトイレから出た瞬間、名取に会ってしまいます。
名取は麻子の体調を心配し匂いを辿ってトイレまで来たのです。
「正直、今の俺には刺激が強いです。」
「昨日の夜と同じ匂いがするから・・・。」
名取の言葉を聞いた瞬間、麻子の体温はどんどん上昇しついに脱水症状で倒れてしまいます。
医務室に運ばれ、目を覚ました麻子。
(汗のかきすぎで脱水になるなんて・・・)
麻子は部長の気遣いに甘え、半休をもらうことになります。
帰ろうとすると名取からのメールに気づきます。
メールには電話番号と、「医務室から戻ったら電話ください」のメッセージが。
麻子が屋上のテラスから電話をかけると、名取はすぐさま駆け付けてくれました。
(今朝はちゃんと帰れましたか?)
(朝ごはんも出せなくてすみません)
(今朝の玄関での沈黙は私はどうすべきでしたか?)
(私はこれからどうすべきでしょうか?)
聞きたいことはたくさんあるのに、言葉がうまく口からでない麻子。
すると名取の方が先に口を開きます。
「八重島さんの名前、”麻子”の麻の字ってリネンとかの麻ですよね?何か由来とかあるんですか?」
麻の葉っぱは丈夫で高く真っすぐ伸びて、古くから人々に愛されてきた植物です。
そんな麻の葉のように、健康でまっすぐで皆から愛される子に育って欲しいと両親がつけてくれた名前でした。
「なのに私、全然そんなふうになれてなくて・・・。」
”汗子”なんて言われてもちゃんと言い返せず、ずっと自分に自信が持てませんでした。
なるべく汗をかかないように縮こまってばかり。
(まっすぐなんて程遠い・・・)
「そんなの聞いたら尚更呼びたい”麻子さん”って。」
「まっすぐさもあるでしょ!好きなものにまっすぐなところ!」
「その好きなものは俺のせっけんですけどね!」
名取の言葉に涙を流し思わず「好き」と言ってしまいます。
こんなこと言うつもりじゃなかったのに、名取の言葉があまりにも嬉しすぎて。
「俺も好きです。俺の恋人になってください、麻子さん。」
「はい・・・!喜んで!!」
名取は麻子にキスをします。
実は今朝もキスをしたいなと思っていた名取。
しかしちゃんと告白する前に浮かれたことしていいのか?という葛藤があったのです。
我慢の表情はそういう意味があったのでした。
「でもこれからは多分、あんま我慢しません。」
「今まで以上に匂いも嗅ぐしキスとかも色々しますから。」