思い、思われ、ふり、ふられ12巻無料

思い、思われ、ふり、ふられ12巻(最終巻)のネタバレ感想と、漫画を無料で読む方法を紹介しています。

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由奈と理央、朱里と和臣、2組のカップルはそれぞれに想いを深めながら2年生へと進級。
そんな中、由奈・理央カップルはいちゃいちゃしているところを同じマンションの人に目撃され、悪い噂が立ちはじめ・・・。

一方朱里・和臣カップルは、山本家のお父さんの海外赴任が決まり、通訳になるという夢をもつ朱里に、和臣は「海外に行くべきでは?」と伝えますが、喧嘩になって・・・?

4人それぞれが出した答えは・・・?

では最終巻のネタバレです!

12巻|ネタバレ

山本家の父の海外赴任(アメリカ)が決まったと聞き焦る由奈と和臣ですが、父だけが単身赴任することになったと聞いてホッとします。

和臣と朱里と分かれ、由奈と理央は手を繋いで一緒に家へと帰ります。

ずっとくっついていたい2人ですが、噂もあるので気を遣って家の少し前で手を放す2人。

マンション前には近所のママさんたちがお喋りをしていました。

噂好きのママたちは朱里たちを話しのネタにしています。

その夜、理央は由奈の父に呼び出されます。

理央と付き合って由奈がいい方向へ変わっているのは見ていて分かりますが、やはり父親として自分の娘が井戸端会議の話題になっているのは正直いい気がしないのです。

由奈の父にそんな話をされた翌朝、今度は由奈に呼び出されます。

父が一方的に色々言ったことを知り、気にしているのです。

「まず私に怒ればいいのに!理央くんだけ言われるのはおかしい!だってずっとくっついてたいって思ってるのは私も同じなのに。」

由奈は理央に抱きついて自分からキスをします。

「私は誰に何言われても平気。」

数日後、由奈と和臣は「大事な話がある」と理央と朱里に家に呼ばれます。

「俺たちここを引っ越す事にした。」

引っ越しを提案したのは理央でした。

自分がここにいると一緒にいる由奈も色々言われてしまうからです。

由奈は平気だと言いますが、由奈が誰かに少しでも悪く言われるのが理央は嫌なのです。

ただ引っ越しするのは、アメリカではなく学生寮でした。

そうすれば日本にいられるし、両親が離れ離れになることもなくなります。

「俺やっぱどうしても由奈ちゃんが噂話のネタにされるのが我慢できない。だからって由奈ちゃんと距離を置くために父さんについて行くのは置き去りにするみたいでやだし。俺なりに考えたつもり。」

言葉だけじゃなく大事にしてくれているのを感じ、嬉しく感じ嬉し泣きする由奈。

「クリスマスの時も言ったけどもう一回言うね。ずっと一緒にいようね。」

一方、海外赴任先がアメリカだと知った和臣は、朱里の将来の夢のために色々と悩んでいました。

通訳になりたいならアメリカに行った方が絶対に良いからです。

しかし朱里はアメリカに行くつもりはありません。

そんな朱里につい水を差すようなことを言ってしまい2人は微妙な空気に。

「名前で呼んでみてくれたら機嫌直るかも。」

朱里のその言葉に耳元で「朱里」と初めて名前呼びする和臣。

想像以上に胸がキュンとしたのでこの感じを大事にとっておくためにも名字呼びのままということになり、名前呼びは喧嘩した時の仲直りの有効手段に使うことに決めます。

喧嘩しても名前を呼び合ってすぐに仲直り。

朱里と和臣、2人だけのルールが出来ました。

寮生活に向けて両親に迷惑をかけないように、連日バイトを頑張る朱里。

一緒に帰れる日も朱里は疲れて眠ってしまっています。

「考えたんだけどやっぱり山本さんはアメリカに行った方がいいと思う。」

一度は納得した和臣ですが、こんなにバイトしながらなんて思っていなかったのです。

しかし朱里は和臣と離れるくらいなら通訳を諦める気でいました。

「じゃあ通訳になるのやめる。乾くんと離れなきゃいけなくなるくらいなら夢なんていつだって捨てられるよ。」

そんなこと言われても和臣は嬉しくありませんでした。

「別れる?俺が足引っ張ってるとしか思えないのに、そう思いながらこれからずっと山本さんに接しなきゃいけないってどっちにしろしんどいし。」

朱里はなにも言えず涙を流しながらその場から立ち去ります。

和臣に言われたことを理央と由奈に相談する朱里。

「私は乾くんと離れるのがイヤなの。離れたら人の気持ちなんてどうなるか分かんないもん。だって私だよ?私は私の事なんて信用できない。」

しかしそう思っているのは朱里だけで、今の朱里を見てそんな事を思う人はいません。

昔の朱里もその時はその時なりの理由があったと思いますが、でも今は違うと変わったと自分でも分かっているはずです。

「和くんと離れたくないって素直に言える朱里ちゃんが今の朱里ちゃんだよ。」

自分で選んで自分に足して嫌いな自分を捨ててきました。

みんなそれぞれあの頃の自分じゃないのです。

思い返せば以前の朱里からは考えられないくらいにずっと和臣に片想いしてきました。

こんなに誰かに執着したのは初めてです。

(ほんと変わったわー・・・)
(その変わった私が好きになった人が乾くんなんだ)

朱里はある決意をし週末見晴らし台に和臣を呼び出します。

相手を見た瞬間、名前で呼び合う2人。

仲直りをしたところで、朱里は自分の気持ちを和臣に伝えます。

「私はやっぱりアメリカには行きたくない。乾くんと離れたくない。些細な話でもこの目で乾くんを見ながらこの耳で乾くんの声を聞きたい。この手で乾くんに触れてたいの。それが出来なくなるなんてやっぱり考えられない。」

これが朱里の素直な気持ちです。

それは和臣も同じでした。

和臣が「でも・・・」と言いかけた時、朱里は言葉を遮り言います。

「うん、だから私行くね。アメリカに行くよ。」

和臣の言う通り本気で通訳になりたいなら行くべきだし、離れるのは嫌ですが和臣をがっかりさせる方がもっと嫌だから。

「私は乾くんとなら大丈夫なんじゃないかって思ってる。そばにいられなくても乾くんと別れたくない・・・。」

「別れない!昨日言った言葉は本気じゃないよ。」

最初から和臣の中に別れるなんて考えはありませんでした。

朱里が言ってくれた言葉だって本当は嬉しいと思っていました。

でもだからこそ、そこまで思ってくれてる人の選択を間違えさせるような事したくないと思ったのです。

「別れるなんてあんなのは嘘でももう二度と言いたくない。二度と言わないから。離れても俺たちなら大丈夫って証明しよう。これから先ずっと続く中のたった数年だったねって。」

いよいよ明日、理央は寮に引っ越し、朱里も来週で学校に来なくなります。

4人で一緒に帰れるのは今日が最後。

4人は初めて出会った日のことを思い出しながら仲良く家へ。

4人一緒での最後のこの日常は今日でなくなりますが、4人の関係が終わるわけではありません。

このままいけば由奈は朱里と義理の姉妹になるかも。

和臣は映画の勉強をするためにアメリカの大学へ。

空港まで迎えに来てくれた朱里を「捕まえた」と抱きしめるのでした。

完結

感想

完結しましたふりふら!

タイプの違うダブルヒロインという設定が斬新でとても面白かったです。

恋愛面でもキュンキュンさせられっぱなしでしたが、由奈と朱里のめざましい成長が見れたのが良かったです。

理央や和臣のように言葉だけじゃなく、本当に相手のことを考えれるって素敵。

好きな漫画だったので連載が終わるのは寂しいですが、映画化も決まっているようなのでそっちも楽しみです♪

漫画を読んでみたいと思った方は、ぜひ無料で読む方法を参考にしてくださいね(*^▽^*)

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