砂漠のハレム10巻(最終回)の結末ネタバレ感想と、漫画を無料で読む方法を紹介しています。
※漫画を無料で読む方法は、下の記事で説明しているので参考にしてくださいね♪
前回、カルムと国の為にアーレフ王の元へ人質として行ったミーシェ。
カルムと兄・メフライルとの対決、アナトリヤとの関係はどうなるのでしょうか・・・?
そしてカルム王子死去の報せを受けたミーシャは!?
では最終巻のネタバレです!
38話
カルムの死が信じられないミーシェ。
だって「一年以内にお前を取り戻す」と言ってくれたから。
しかし事実がどうであれカルムが力を失ったのは確かです。
もはやジャルバラにメフライルを止める者はいません。
アーレフ王は同盟を解消しジャルバラに向け進軍を開始します。
戦が始まるのならもうミーシェがここに留まる必要はありません。
ミーシェはモルジアナ達と一緒に城を脱出してジャルバラに帰る作戦を考えます。
深夜、脱出を決行するミーシェ達。
しかし警備の者に見つかってしまいました。
なんとかモルジアナたちだけでも逃がそうと、自らおとりになったミーシェは捕まってしまいます。
監禁された場所は奴隷時代の牢やでした。
不安になりながらも決して諦めないミーシェ。
その時、カルムが助けにやってきてくれます。
「約束しただろう。必ず取り戻すと。お前に相応しいのは俺の隣だからな。」
2人は出口まで一気に走り抜け、無事に城から脱出することができました。
39話
ジャルバラへと帰って来たミーシェ達。
南州ではアナトリヤの工兵によって地下水路が破壊されたようで、南洲に住むアナトリヤ出身者たちが見せしめとして晒し物にされていました。
すぐにでも助けてあげたいミーシェですが、逆らえばアナトリヤの密偵と見なされ捕まってしまう恐れがあります。
カルムは近くにいた旅の者・ザハールに事の経緯を聞くことに。
アーレフ王は進軍を止め南洲に工兵を送り、地下水路を止めました。
砂漠の国・ジャルバラにとっては大打撃。
まだ潜んでいるかもしれない密偵をあぶり出す為にアナトリヤ出身の住民を見せしめにしたのです。
ザハールは水不足に陥ることを深刻だと話しますが、ミーシェとカルムはまずアナトリヤの住民を救うことが優先だと考えていました。
しかし監視は増える一方で、なかなか助け出すチャンスがありません。
「王子として表に出られれば」ととても悔しそうなカルム。
南洲の民はカルム王子が守ってきたもの。
きっと他の誰よりずっと苦しいはずです。
「王子とか関係なくあなたという人間に私は何度も救われてきたよ。だから大丈夫!今の特殊な立場だからこそできる事もあると思うし。私に手伝える事はなんでもするから!」
ミーシェのこの言葉に名案が思い付くカルム。
ミーシェはカルムの指示で避難場所である赤の部族の元へと向かいます。
赤の部族は元々戦闘部族。
赤の部族に協力してもらい盗賊を装って奇襲をかけ、拘束された者達を奪還する作戦です。
ここまでするのはミーシェもカルムもアナトリヤを敵国とは思っていないから。
だから戦を止めたいし、罪のない人達が傷つくなんてあってはいけないのです。
こうして無事に拘束された者全員を回収することができたミーシェたち。
ミーシェも外へ向かおうとした時、東州にいるはずのメフライル王子が現れます。
40話
カルムの手引きにより身を隠すことができたミーシェ。
メフライルはザハールと話しをしていました。
実は旅の者と名乗っていたザハールは、カタートの王・ザハドでした。
カルムは数カ月前カタートへ出向き、メフライルへの軍事協力を取りやめるよう話を持ち掛けていたのです。
そんなことなど知らないメフライル。
メフライルとザハドの会話から王妃が軍の派遣を迷っていると知ったカルムは、ミーシェに東州にいる王妃への伝言を頼みます。
自分の生存を知れば、こちらの味方に付くはずだからです。
カルムは南洲に残らないといけないので、次に2人が会えるのは全てが終わった時になります。
ミーシェは「必ず伝える」と約束し、片方のピアスを外しカルムの耳につけます。
「二人とも上手くいく様に、お揃いのお守り。後でちゃんと返してね!」
するとカルムはこれを貰う代わりに、もっと良い物をくれると約束してくれました。
南洲に向かっている最中、ミーシェはメフライルの部下に矢を刺されてしまいます。
多少傷つけても構わないから捕らえろと命じられていたのです。
無茶をしてなんとか追っ手から逃げることのできたミーシェ。
深手を負いながらも東州を目指します。
王妃の元に付いた頃には酷い出血でした。
「王妃様、カルム王子にどうか助力を。戦はまだ止められる・・・っ!」
ミーシェは役目を終えそのまま倒れてしまいます。
その頃、南洲では戦が始まろうとしていました。
しかし戦が始まる前に、カルムが作戦を開始します。
カルムは見事に兄・メフライルを抑えアーレフ王を説得することができます。
最終話
ミーシェの危機を聞きつけすぐに東州へと駆け付けるカルム。
高熱ですが峠は越えていて命に別状はありませんでした。
1カ月後、カルムの介抱もあり無事に回復しているミーシェ。
そんな中、ミーシェは王妃から「正妻から身を引いてほしい」と話をされます。
戦を完全に終わらせる為には、コレルをカルムの正妻に迎える必要があるのです。
アナトリヤの信頼を得る為には仕方のないことでした。
しかしカルムはミーシェにも正妻の素質があると考えています。
国の為に決断を迷わせる訳にはいかないと考えた王妃は、酷ですがミーシェに選択肢を与えたのでした。
ミーシェは後宮を出ることを決意。
これが最後にカルム王子の為にできる事でした。
カルム王子は無事に王になることが決まり、今日はザハド王とアーレフ王との会議の日です。
アーレフは休戦協定を結ぶにあたり、アナトリヤ国王家の血を引くコレルをカルムの正妻に迎えることを要求してきますが、カルムは更に有益な手段を提案します。
それはジャルバラ、アナトリヤ、カタート、三国の同盟を申し入れることでした。
一方、住み込みでの仕事先が決まったミーシェは後宮を去ろうとしていました。
カルムのことを想い涙を流すミーシェ。
(俺様で意地悪でいつも強引で誰よりも愛しい人)
(私にふれてもう一度名前を呼んで・・・)
すると会議の後、王妃から事情を聞いたカルムがミーシェを追いかけてやってきます。
「無断でこの俺から離れるとは良い度胸だな、ミーシェ。一度しか言わん、よく聞いておけ。お前が好きだミーシェ。正妻として生涯を俺と共に過ごせ。」
ミーシェの答えはもちろん一つです。
「大好き。私をずっとあなたの側においてください。」
陽の光が照らす美しい国。
砂漠の王の傍らが今日もミーシェの居場所なのです。
完結
感想
表紙を見て結末は予想できましたが、分かっていてもハッピーエンドの結末は良いものです。
これぞ王道少女漫画という感じで最後まで楽しむことができました。
カルム王子の長髪も麗しかったけど短髪も素敵!
無料で読むことのできる漫画なので、漫画も読みたいと思った方は無料で読む方法を参考にしてくださいね(*^▽^*)