漫画、今、きみを救いたいの2巻ネタバレを紹介しています。
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6話から10話｜ネタバレ
逃げ出してきた白帆を匿う先輩。
間一髪で夫の透が到着する前に診療所を脱出します。
白帆を元気付けようと二人が向かったのは大学時代に良く合宿で訪れていたスキー場でした。
懐かしい風景に満点の星、久しぶりに笑みがこぼれる白帆
自然と手を繋ぐ二人、白帆は先輩の事が好きだと改めて確信しました。
”いつかあの人と別れてこんどこそ先輩に思いを打ち明けよう”
そのまま逃避行を続ける訳にもいかず、先生は彼女に知り合いのDVシェルターを紹介します。
夫婦で営む教会で白帆と同じような人たちを匿う施設で一先ず安全を確保します。
ですが夜中には夫に受け続けた暴力にうなされ、碌に眠ることも出来ません。
最も心安らぐときは先輩が会いに来てくれた時でした。
シェルターでの生活も相まって、自信を取り戻し始めた白帆は夫と離婚しようと決意します。
そんなある日、同じシェルターで生活する女性の一人が規則を破り、夫に連絡を取ってしまいます。
運悪くその夫は白帆の旦那、透の知人でした。
周り周った噂が透の耳にも届き、白帆の居場所がバレてしまいます。
教会へやってきた透を見つけすぐさま逃げようとしますが、捕まってしまい暴力を振るわれる！！と恐怖します。
ですが以外にも最初の言葉は「ゴメン」でした。
織田先生に言われてやっと目が覚めた、これまで辛い思いをさせて申し訳なかった。そんなことを言ってきます。
しかし白帆の心はすでに固まっており、離婚の意志を伝えます。
そこまで言うならと了承してくれた透。ただし二人が暮らした家でちゃんとお別れをしよう。と言われます。
”自分で新しい一歩を踏み出す”
白帆は書置きを残し、シェルターを後にします。
暫くしてやってきた先生は最悪の事態を想像しました。
現時点で透が厚生したとは思えず、最悪の場合、殺される可能性もある。
すぐさまシェルターを飛び出す先生ですが出た先に白帆がいました。
「ばかやろう！なんで僕に相談もせず！！」
織田は思わず白帆を抱きしめてしまうのでした。
実は白帆は透に会う直前で思いとどまりシェルターへと帰ってきました。
策が失敗してしまった透、しかしそんな彼にいい話が入ってきます。
会社から中東のプロジェクトに参加してほしいと言われたのです。
5年後戻れば執行役員。妻も一緒にとのことで好都合です。
妻を説得する為、透は弁護士を雇い、シェルターに行かせます。
弁護士はDV被害の偽装・誘導で白帆と織田を訴える考えでいると言います。
今までの暴力は突発的なことでDVには当たらない、それどころか必死に働いている夫を加害者呼ばわりは不誠実、挙句、織田医師との関係も不純なのでは？と畳みかけられます。
何とか疑いを張らせようと先輩の事をけなす白帆、しかしタイミング悪くその内容を先輩に聞かれてしまいます。
先日も今後の方針で言い合っていた二人、今度のことで完全に溝が出来てしまいます。
すぐさまその誤解を解きたい。弁護士から解放されてすぐに先輩の診療所に向かいますがそこで別れた奥さんと話してる姿を見てしまいます。
物陰から隠れて様子を伺っていた白帆ですが娘の沙桜里に見つかってしまいます。
「雨のおねえちゃん」
強引に二人の前に引きづられてしまい、気まずい雰囲気が漂います。
結局、先輩の誤解を解くことは出来ず、おまけに先輩の奥さんに釘を刺されしまいます。
「あの人、責任感と愛情の区別が付けれないの。あなたも気を付けてね」
先輩の一番は私じゃない・・・
白帆は誰にも頼らず、一人で生きていくことを決めます。
住み込みで働ける小さなホテルに就職が決まり、その前にせめてケジメを付けようと、透の元へ向かいます。
”外で会えば彼も本性を出さないだろう”
会社帰りの透を待ち伏せし、話をしますがすでに一線を超える気だった透にスタンガンで意識を失わさせられてしまいます。
地獄のマンションへと戻ってきた白帆「これからもまた屈辱の日々が続くの！？」
前までのように仕事中は風呂場へ監禁されます。
彼が帰ってくるとまた暴力を振るわれるのかと思いますが今日は優しくお茶を入れてくれました。
ですがそれには大量の睡眠薬が入っていて眠ってしまう白帆。
「おまえは、お前だけは離れていかないよな？」
透は手に持ったロープを白帆の首に巻き付け・・・・！？
感想
まさかの急展開で白帆は一気にピンチですね。
先輩も必死に白帆の居場所を探してるようですが果たして間に合うのでしょうか？
あらすじでは分かりにくいかもしれませんが実は透も心に傷を持った可哀そうな男性です。
その辺も漫画では上手く描かれていて、より一層、深みを感じることが出来るので是非、一度読んでみて下さいね。
