キスより先に、始めます最終巻6巻(20話~23話)のネタバレ感想と、漫画を無料で読む方法を紹介します。
※漫画を無料で読む方法は、下の記事で説明しているので参考にしてくださいね♪
ついに桐島くんから両親の紹介をされた八重子。
二人の仲はますます深まったかに思えたのですが、八重子は幼少期に実の母親から受けたネグレクトが原因で、桐島家の温かい家族の光景がどこか馴染めずにいました。
桐島くんに相談することもできず八重子は彼を拒絶してしまいます。
それでも桐島くんと離れたくない八重子の葛藤と不安に気付いた桐島くんは、八重子の心からの幸せを願って彼女をそばで支えることを決め、二人の同居が始まって・・・?
キスより先に、始めます|20話ネタバレ
桐島に過去を話すと決意した八重子ですが、やはり不安で怖くて苦しくて。
話し終わった後「こんな話してごめんなさい」と涙を流しながら謝ります。
そんな八重子に桐島は「何を沼田が謝るの?」と言ってくれます。
桐島は話してくれたことに対しありがとうとお礼を言って八重子を抱きしめます。
桐島は八重子以上に泣いて震えていました。
翌朝、桐島は「一人でゆっくり過ごしてみるのどう?」と提案してくれます。
ヤエちゃんといると過去がフラッシュバックして辛い時があると聞いた桐島は、少し一人になってリフレッシュすればいいと思ったのです。
八重子は桐島の言葉に甘えて久しぶりに一人の時間を過ごすことに。
一人になった時、八重子は両親のことを思い出します。
八重子の育ての親は優しい人で、母に捨てられ施設にいた八重子を引き取ってくれました。
いきなりの親に戸惑った八重子ですが、少しずつ慣れていきます。
しかし両親に好かれたい嫌われたくないという思いから自然と自分の気持ちに蓋をしてしまっていました。
八重子は両親と妹を見て「あたしの本当の親もお父さんとお母さんみたいだったらよかったのに」「最初からお父さんとお母さんの元に生まれたかった」とよく思っていました。
家に戻ると八重子を心配した母が来ていました。
実は母は八重子が子供の頃我慢をしていたことに気付いていて、ずっと本心を言ってくれるのを待っていたのです。
母は八重子が桐島には本音で話せていることを知り安心します。
母も八重子と同じように「できることなら私が八重子を産みたかった」「赤ちゃん時代のあなたを私が抱っこしたかった」と思っていました。
母に抱っこされているヤエちゃんはとても幸せそうに笑っていました。
キスより先に、始めます|21話ネタバレ
八重子が彼氏と同居していると聞いた父は慌てて家にやってきます。
「まだ余命入り前の娘と」と泣いている父に、母は「じゃあいっそ結婚させちゃう?」と婚姻届けを見せます。
桐島はそんな両親に「それにサインはできません」と断ります。
なんとなくOKしてくれるかなと思っていた八重子は正直少しショックでした。
しかし桐島が結婚を考えていなくても、八重子は桐島と一緒にいられるだけで十分幸せなのです。
ある日、八重子は偶然桐島が女の子と一緒にいる所を目撃してしまいます。
ちゃんと桐島のことを知っている八重子は二人の関係を全く疑いませんでした。
そんな中、ヤエちゃんを桐島家に預けて二人でデートしようと桐島に誘われます。
水族館に行った後、レストランに行き二人の時間を満喫します。
その後行った海岸沿いの公園で、桐島は八重子に指輪を渡し「いつか沼田との結婚予約させて」とプロポーズされます。
あの時、八重子の両親になにも言わなかったのは、まずは八重子に自分の気持ちを言ってからだと思ったからでした。
「いつか結婚するならオレにしてください。」
先日一緒にいた女の子は幼なじみの男だということも知り、八重子の返事はもちろんOK。
二人はそのままホテルへ行き深く愛し合います。
キスより先に、始めます|22話ネタバレ
幸せ絶頂の二人は巽に頼まれ「模擬結婚式」のモデルをすることに。
二人でヤエちゃんのヘッドドレスを作りながら、過去の記憶の話になりますが、今のところ八重子の過去の記憶はそのままです。
過去は変えられませんでしたが、今そして未来を変えることができただけで八重子は十分だと思っていました。
模擬結婚式の撮影当日の休憩中、桐島は「もっと長く俺たちが育てていけば沼田の過去が変わるのかもしれない」と話します。
「オレ、沼田はヤエちゃんのこと救ったって思ってる。」
本当ならこの時期アパートで一人で泣いていたヤエちゃんは、今笑っていて大事に大事に思われているからです。
「沼田は沼田のことを救えた。幸せにできたんだよ。」
八重子は涙を流しながらヤエちゃんを抱きしめ神様に願います。
全ての子供たちの笑顔が心が守られますように。
柔らかい頬が手や足が痛むことがありませんように。
どうか生まれてきて幸せを感じられますように、と。
その瞬間、八重子は倒れヤエちゃんは消えてしまいます。
キスより先に、始めます|最終話ネタバレ
あの日、八重子は一度死にました。
しばらくして息を吹き返しますが、全ての記憶は消えてしまいます。
桐島と付き合っていたことも、ヤエちゃんがいたことも全部なかったことになっていました。
過去に苦しんでいた八重子はおらず、過去は良い方に変わったのです。
八重子と桐島はただの同級生に戻るのですが、桐島は今もまだ八重子のことを想っていました。
また一から恋をしてみようか。
そんなことを思っていた矢先、八重子の鞄からヤエちゃんのヘッドドレスの飾りが出てきます。
八重子は赤ちゃんの頃からそれをお守りとして持っているようです。
3人で過ごした日々を思い出し涙が溢れそうになる桐島。
そんな桐島に八重子は桐島と赤ちゃんを育てている夢を見ると恥ずかしそうに話します。
桐島は「夢じゃない」と八重子の手を握ります。
「オレたちはね友達より恋人より先に始めたことがたくさんある。それこそキスより先に。」
八重子の頑張りのおかげで過去は変わり、もう可哀想なヤエちゃんはいません。
ヤエちゃんは6ヶ月で育ての両親に出会うことができ、愛されて幸せに育ちます。
そして桐島くんと結婚し二人の可愛い子供に恵まれるのでした。
完結
キスより先に、始めます|6巻感想
設定的にどういう形で決着をつけるのか気になっていました。
八重子の記憶が戻った描写があれば最高だったけど、戻らなくても幸せそうな二人を見るとそれだけでもう十分です。
最初から泣けましたが、八重子のお母さんの言葉が素敵すぎて・・・。
欲を言えばその後の二人の様子も見たかったです!
全巻通して面白かったのでぜひ漫画の方も読んでみてくださいね♪