兄友9巻のネタバレ感想と、漫画を無料で読む方法を紹介しています。
※漫画を無料で読む方法は、下の記事で説明しているので参考にしてくださいね♪
前回、西野さん(壮太)と一緒に行く夏祭りを楽しみにするまいでしたが、壁越しに西野さんの”ある事”を聞いてしまいます。
そんな中、まいは保健委員として駆り出された練習試合で脚を怪我してしまいました。
大事をとって祭りに行くのを諦めるよう諭す西野さんに対して、行きたいと必死に答えるまい。
壁越しに聞いてしまった”ある事”とは・・・?
ではここから9巻のネタバレです!
48話
夏祭り
「無理はしない方が」と言ってくれる西野に対し少し強引に頼み込んでやってきたまい。
当初、着る予定ではなかった浴衣までひっぱりだして。
(だって今年は・・・)
さっそく西野から「2人きりで聞いてほしい話がある」ときり出されます。
しかしトラブルも続きこの人混みではなかなか2人きりになれず。
疲れきった2人は端にあるベンチでゆっくりとすることに。
夏祭りも終盤にさしかかった頃、人の流れがある方向へと変わりました。
ここから少し離れた湖で花火が打ちあがるらしいのです。
花火を見たいまいですが、今急いで階段を下りるのは難しそう。
すると西野が穴場スポットに連れて行ってくれます。
「七瀬さん俺さ、県外の大学に行こうと思ってるんだ。」
まいが壁越しに聞いたのはこのことだったのです。
「いってらっしゃい。待ってますね。」
笑顔でそう言うまいに西野はキスをします。
49話
遠距離に備え新しいパソコンを買いにやってきたまい。
それもこれも西野とネットで顔を見ながら通話をする為です。
機械に疎いまいはなにがなんやらさっぱり。
そこで店員さんに声をかけ一緒に選んでもらうことに。
まい&西野の初々しいカップルを見た電気店勤続20年のベテランスタッフは心の中で密かに大興奮していました。
(休日は少女漫画とサーフィンをたしなみつつ仕事中はお客様の恋模様を眺めることを生きがいにしてきた私だが・・今回はまたとないビッグウェーブの予感!)
パソコンを選んでいるうちにまいはタブレットの存在に気が付きます。
「安くていいなとお思ったんですけど、ビデオ通話ができないと意味ないですもんね。」
まいはパソコンじゃないとビデオ通話が出来ないと思っていたのです。
スマホでもできることを今知ったまいは驚きます。
ビデオ通話はスマホでするということで解決し、帰ろうとする2人ですが、やはりまいは思いとどまります。
「私・・やっぱりノートパソコン買おうと思います。」
「よく考えたらせっかく顔を見ながら通話できるのに、こんなに画面が小さいんじゃ・・その寂しいかなって。」
店員さんのトキメキボルテージは最上級に。
帰り際、店員さんに涙目で応援されるのでした。
納得のいく買い物ができ、まいの家のリビングで西野に設定してもらうことになります。
しかし家では母がリビングと客間でバルサンを焚いていました。(視界の端をGが横切ったらしい)
リビングも客間も使えないので、まいの部屋で設定してもらうことになります。
50話
まさかの展開に緊張のまいと西野。
まいは居ても立ってもいられず部屋の外へ。
すると兄の部屋の前で父がコソコソとしていました。
父はGを退治するために雪紘の部屋にある殺虫剤を取ろうとしていたのです。
まいは忠告するのですが、父は忠告を聞かず無断で雪紘の部屋に入っていきました。
(ちょっと待って!今は西野さんが隣の部屋にいるのに!)
(もし今お父さんに大きな音を出されたら盗み聞きのことがバレちゃう!?)
(・・・いや・・・バレてもいいんじゃない?)
思えば隠している理由は、「自分を弄んだんじゃ」と幻滅されるのが怖くて、嫌われたら嫌だと必死に隠そうとしていたから。
(・・・なんだそんな理由だっけ)
(それならきっともうそんなに不安がる必要なんてないんだ)
となればバラすチャンスは逆に今しかありません。
まいは父に何か大きな物音を出してと願います。
しかし事あるごとに邪魔が入り失敗してしまいます。
こうなったら自分で言うことに。
決意したまいですが、切り出し方が分かりません。
どうにかうまい具合に壁の薄さの話に持っていこうとまいが発した言葉は
「西野さん、初めて会った日のこと覚えてますか?」
完全にチョイスミスな質問を投げかけてしまいます。
なんとか壁の話に持っていこうとするまいですが、西野の方から「実は」と初めてまいを見た時の話を喋り始めてしまいます。
「初めて見た時から可愛いなって思ってて。雪紘の妹さんだったから色々と相談とか乗ってもらってて、柄にもなくアピールしてたんだ・・・。」
恥ずかしそうに打ち明ける西野ですが、まいは全て壁越しで聞き知っていることです。
今この状況で自分からバラすメンタルはまいにはありませんでした。
(西野さん実はそれ丸聞こえとか言えないってー!!)
居た堪れなくなったまいは部屋の外へ。
すると偶然帰ってきた兄と部屋の前で鉢合わせます。
まいの気持ちを察した兄は「ようやくか」と言い自分の部屋へと入っていきます。
(全部・・・全部伝えるんだ、西野さんに!)
しかしその時、秋が失くしたストラップを探しにやってきます。
結局、母が見たのはGではなく秋の動くストラップなのでした。
秋の大騒ぎでなんだか壁のことを言い出せる雰囲気ではなくなってしまいます。
まぁまた次の機会を待てばいいか、なんて、その時のまいはそんな風に思っていたのです。
51話
夏休みが終わり(しかも宿題終わってない)テンションだだ下がりの秋。
「あぁ~また先輩(鬼)にしごかれるのか!?いつまでこの責め苦は続くのかー!!」
逃れようにも雪紘に力や知恵で勝てるとは思えず、秋は頭を悩ませます。
そんな中、もうすぐ生徒会選挙の時期がやってきます。
選挙があるということは雪紘が生徒会長じゃなくなってしまうということ。
そこで生徒会メンバーは雪紘のためだけの「会長お疲れ様でした」会を開くことに。
生徒会だけでやるはずだったはずですが、お疲れ様会のことを知った一般生徒も参加することになり、結構な大規模な会になってしまいました。
当然それは秋の耳にも。
来年には雪紘が卒業すると気付いた秋はまさに目から鱗でした。
(来年になりさえすれば私が何も苦労することなく!)
(超自然に!必然的に!あの地獄から逃れることができるじゃん!)
そして当日。
みんながそれぞれ雪紘にプレゼントを贈る中、校長もプレゼントを用意していました。
調査により雪紘は犬が好きだと知る校長は自慢の愛犬を雪紘の目の前へ。
しかし駄犬好きの雪紘は校長の愛犬をスルー。
駄犬好きだと気づいた生徒たちは、雪紘のために駄犬っぽい秋を捕まえ、犬の着ぐるみを着させて目の前に差し出します。
着ぐるみを着ていても秋だということはすぐにバレていました。
(まぁどうせそのニヤケ顔ともおさらばなわけだもんな)
(ここは大人になるか)
お疲れ様と秋が言おうとした時、何かにつまづきよろけて雪紘の胸の中にダイブしてしまいます。
その時、西野にはわかってしまいました。
雪紘のこの瞬間の気持ちが。
普段弱い犬など自ら近寄ってこなかったので、服従はすれど飛び込んでくることなどまずないので、当然雪紘は嬉しく秋をムツゴロウさんばりに愛でまくります。
大満足の雪紘と「こんな風に振り回されるのも今年度まで」ともがく秋。
しかし母親の意向で秋の受験が終わるまで雪紘が勉強を見ることが決定してしまます。
つまり秋が卒業するまでの間ずっと雪紘が家庭教師ということに。
来年度はなおさら地獄なのでした。
52話
西野の父(輝文)がイギリスから帰国します。
輝文は樹の元へ行き「もしよければ彼女と一緒に」とイギリス土産を渡します。
輝文はまいのことを樹の恋人だと勘違いしているのです。
秋が知り合いの家(七瀬家)で勉強を教わっていると聞いた輝文は、挨拶をしに七瀬家へ。
再会したまいと輝文は「あの時の!?」と驚きます。
西野の父親だと知ったまいは大混乱です。
(まさかあの時のおじさんが西野さんのお父さんだったなんて)
まいは西野の彼女として挨拶をします。
しかし輝文は樹の彼女だと思っているので話がかみ合いません。
帰り際、ちょうど家に帰ってきたまいの父と鉢合った輝文は顔の表情が一変します。
そこでようやくまいは壮太の彼女で、因縁の同級生・七瀬の娘であると知るのでした。
53話
「嘘だろう。嘘だと言ってくれ。」
「まさかお嬢さんが息子と息子とっ・・・。」
「私はこの男と姻族関係になるというのか!?」
まいの父への恨みは根深く、ここにきてまいの力ではどうしようもない壁が出現してしまいます。
なんとか和解させようとする西野とまいですが、なかなか難しそうです。
「なんとなく状況は理解したけど、それで七瀬さんとのことについてとやかく筋合いはないからな。」
「この関係は俺たち二人のものだ。」
結局西野のこの一言で壁は少し薄くなり一件落着?
そんな中、まいたち2年と特進コースの樹たちが一緒に修学旅行に行くと知る西野。
3日間ずっと一緒ってだけで心配なのに、さらに樹とまいが事故チューをしてしまい・・・!?
10巻へ続く
感想
家電量販店の店員のおじさまのキャラが最高で笑いました!
モブキャラにしとくの勿体ないくらいイイ!
まいちゃんと西野君のラブ回でもあるのに、読者の気持ちを代弁してくれるおじさんに全部もってかれました(笑)
父親同士の問題もなんとか解決?し、残るは薄い壁問題だけだと思っていましたが、西野くんの大学もなにかある様子。
そして最後に不可抗力とはいえ加賀くんがやってくれました。
次で最終巻なのでどう完結するのか楽しみです♪
ぜひ漫画の方も無料で読んでみて下さいね(*^▽^*)