僕に花のメランコリー13巻(最終巻)のネタバレ感想と、漫画を無料で読む方法を紹介しています。
※漫画を無料で読む方法は、下の記事で説明しているので参考にしてくださいね♪
弓弦と昴の争いを止めようとし謝って弓弦に殴られてしまった花。
その後は順調に回復して退院し、連絡の取れない弓弦の家を訪れます。
その頃、弓弦は過去の決着をつけるため、昴と対峙していました。
昴に殴られた弓弦・・・そして弓弦の帰りを待つ花は・・・。
幼なじみの恋物語ついに完結です!
13巻|ネタバレ
弓弦は昴と昴の親の嘘に気づいた上で1人で全部の責任を被りました。
宏樹は昴の代わりに水泳を押し付けられしたくもない不正をしました。
昴は宏樹に謝り「何もかも間違ってた」「なんでこんな風に」と後悔をしています。
そんな昴に「俺もずっと間違えてた」と弓弦は言います。
その時は最善だと思った選択はいつも悪手でうまくいかないことばかり。
なのにそれを選ぶ事しかできなかったのです。
だけど花を見て花のそばにいて自分にとって何が一番大切かに気づくことができました。
「昴、おまえにとっての一番大事な事は何だ?」
その後、弓弦はボロボロの体で家へと帰ります。
そこにはもう家に帰っていると思っていた花の姿が。
弓弦は安心して花を抱きしめます。
こんな風にまた再会する事がなくても花ならどこに行っても元気に生きて幸せならいい、そう思っていました。
だけど本当はずっと花に会いたかったのです。
「もう離れたくない。あの頃も今も。」
花は弓弦にキスをし抱きしめます。
そして2人はこの日身も心も結ばれるのでした。
週末、弓弦とのデートの前に少し時間があった花は目に入った洋服屋さんへふらりと立ち寄ります。
そこのお店ではルカが働いていました。
(なんでこんなところで会っちゃうんだろ)
花もルカも同じことを思ってしまいます。
花と弓弦が2人で仲良くデートしている場面を見てしまったルカは、2人が付き合っているという現実を突きつけられショックを受けます。
今こんなに胸が痛いのは2人が一緒にいる所を見たから、互いが恋してる姿を見たからだとそう思っていました。
だけどルカは、弓弦と一緒にいた時の自分が”ちゃんと笑えていたっけ?”と気づいてしまった事に胸が痛んだのです。
そうして迎えたクリスマス。
花は日付が変わった瞬間に弓弦の誕生日を祝いプレゼントのパスケースを贈ります。
弓弦は花を後ろから抱きしめ、大学に進学しようと思っていることを話します。
弓弦は医者になる為に地元の国立大を受験することを決めていました。
「俺が生きる事で母さんが俺を産んだ事は間違いなんじゃないって証明する。生きていた証を俺が繋いでいく。」
初めて聞いた弓弦の決意の言葉は、優しくて力強くて。
弓弦がやりたい事を見つけて自分の為に生きる事を花はずっと望んでいたはずなのに、そんな弓弦が眩しくて、心のどこかで寂しいと感じてしまいます。
だけど2人には絶対に変わらないものがあります。
弓弦が花を好きで、花が弓弦を好きだという気持ち。
お互いに寂しさを抱えて2人はまた離ればなれになるのです。
弓弦が地元へと発つ日、花はてんとう虫のネックレスを弓弦に渡します。
身近にある小さな幸せに気づいてたくさん積み重なっていったらずっと幸せだと微笑む花。
「弓弦くんが生きてる、それだけで私は幸せです。」
花のその気持ちは弓弦にも伝染し幸せな気持ちに。
たとえ離れてもどこにいても花を想わない日なんてありません。
別れたあの日からいつだって祈っているのです。
祈りはやがて永遠に、夢は未来に変わり、一緒に生きていくのです。
完結
感想
闇を抱えていた弓弦くんが最後には自分の為にと思えるようになり良かったです。
それも花ちゃんがいたからこそだということが凄く伝わります。
全体的に重い雰囲気で読むのが辛くなることも多々ありましたが、登場キャラ全員が報われるラストでホッとしました。
ネタバレでは詳細は書いていませんが、ルカの弓弦への気持ちの決着や、昴、未来先輩の話など描かれています。
気になる方はぜひ漫画の方も無料で読んでみて下さいね♪