ふつうな僕らの7巻(最終巻)のネタバレ感想と、漫画を無料で読む方法を紹介しています。
※漫画を無料で読む方法は、下の記事で説明しているので参考にしてくださいね♪
前回、一颯の誕生日に一颯の家に2人きりでお泊りすることになった椿。
一緒に料理や花火をして楽しく過ごしていましたが、桜介のことで二人は言い合いになり、一颯は勢いで椿にキスをして・・・!?
ふつうな僕らの|7巻ネタバレ
ベッドに押し倒されキスをされる椿。
いつもしてるじゃんと先輩は言いますが、これはなんだか違う気がしていました。
「まだ嫌だ」という椿の気持ちに気付いてか、一颯は「ごめん」と謝り別の部屋へ。
椿は「今日は帰る」というメッセージを送り家へと帰ります。
その後、一颯から家にちゃんと着いたか確認の連絡が来て、それからは特になにもありませんでした。
バイトにも行きましたが、柴崎に会う事もありませんでした。
一颯のことも、桜介のこともあり、あまり乗り気ではなくなった合宿当日。
参加すると言っていたはずの桜介の姿はありませんでした。
一颯とは何か話さないといけないと思ってても、一颯の方を見ることさえできない椿。
エレベーターの中で偶然一緒になるのですが、少し触れた手に過剰に反応し避けてしまいます。
態度が悪すぎる自分に反省していると、一颯から「この間はごめん」とメッセージが送られてきます。
せっかく誕生日を祝ってくれたのに最後まで楽しい日にできなかったこと、そして怖がらせるようなことをしてしまったことを気にしていたのです。
椿にとって桜介は大切な友達で、そういう気持ちは一颯にも分かるし笑って見てられる自分でいたい気持ちはありますが、やはりできなかったのです。
しかし決して椿や桜介のことを責めたかったわけではありませんでした。
一颯は謝った後、「好きだよ」「前よりずっと椿のことが好きだ」と気持ちを伝えてくれます。
椿も同じく今日でもっと一颯のことを好きになりました。
翌日、二人は一緒に写真を撮りに行きます。
椿が飲み物を買って戻ると、一颯が自転車にぶつかり足をケガしていました。
急いで先生に連絡し一颯は病院へ行くことに。
その際、椿は先生の口から一颯が東京の大学見学に行くことを聞いてしまいます。
その後一颯からも東京の大学見学の話を聞く椿。
応援する椿ですが、内心は自分がちゃんと笑えているか不安でした。
合宿も終わり夏休みもあと数日になった頃、椿はずっと気になっていた日高先輩からのメッセージについて軽い感じで聞いてみます。
一颯は直接説明したいからと走って椿の家の前まで来てくれます。
「会いたい」というメッセージは一颯が見る前に取り消されていたようで内容までは知らなかった様子。
その日の夜にあったことを一颯はちゃんと説明してくれます。
わざわざ言いに来たのは、信じて欲しかったのと椿に会いたかったからでした。
一颯はその時、将来映画や映像の作品に関わりたいと思ってることを話してくれます。
もっと安定した仕事をとか、ちゃんとした仕事にしなさいとか言われると思い、母親にさえ言っていませんでした。
「大丈夫なの?」と心配ばかりする母親に対し、椿は「すごい」「かっこいい」と一颯の夢を応援します。
初めて聞いた時はびっくりしたし、寂しいと思う気持ちはありますが、したいことあるならした方がいいし、自分が一颯でも同じ選択をしたと思うからです。
そんな椿のことを桜介は、無理して強がっているだけだと思っていました。
裏で1人で泣けばいいのに、そしてまた自分のとこに来ればいいのに、とも思っていました。
しかし桜介の入る隙などなく椿には「これは私と先輩の話だから」と言われてしまいます。
自分の居場所がないように感じる桜介は一颯に八つ当たりし「いいな、一颯は幸せそうで」と口にしてしまいます。
それから二人の間に距離が出き、話さない日が続きます。
桜介は椿とも話さなくなりました。
色んなことでずっとモヤモヤしている桜介は、ついに熱を出して寝込んでしまいます。
その時桜介は、椿のことを好きにならなければこんな思いしなくてすんだのにと思っていました。
しかし眩暈のせいで家の中で倒れている桜介に気付き助けてくれた椿を見て「きっとどうやったって好きになるんだ」と思うのでした。
その後、椿は桜介に、今まで通り仲良くしたいとか前と変わって寂しいとか思うことはやめたと話します。
桜介が変わりたいから言ってくれたことを、なかったみたいにするのが嫌だと思ったからです。
それに生きていれば変わっていくのは当たり前で、変わるのは悪いことではないからです。
色んなことが変わっても、一緒に過ごした今までの時間は変わらないし、ずっと楽しくて幸せな時間のままなのです。
クリスマスイブ当日、今日は去年から約束していた水族館に行く日。
初めて過ごす二人でのクリスマスを楽しみます。
一颯はパスケースを拾ってくれたのが椿で良かったこと、これからも椿と過ごしたい事、いつも前向きで明るい椿が好きだということ。
そしてそうじゃない椿を見せるのは自分だけがいいことを伝えます。
「不安なこととかあるなら僕に行ってほしい」と言う一颯に、椿は進学はこっちですることを打ち明けます。
不安はありませんが、寂しいことも。
本当は離れたくないしずっと一緒に居たくて、寂しい思いでいっぱいなのです。
一颯は涙を流す椿を抱きしめキスをし、残り少ない時間をたくさん愛し合います。
6年後、地元の大学を卒業した椿は東京で仕事をするために上京します。
一足先に進学の為東京に住んでいた妹・梓と2年間一緒に暮らしましたが、一颯との結婚が決まり出ていくことに。
一人が気楽で好きだった梓ですが、幸せそうな椿を見てそういう相手がいるっていいなあと思っていました。
「いつか私も出会えるのかな?」なんて思っていた矢先に桜介と出会い気になる人物に。
それぞれがこれからもふつうな僕らのふつうに素晴らしい日々が続いていけばいいと思うのでした。
完結
ふつうな僕らの|7巻感想
障害があることがメインテーマでなく、主人公たちが日常の中で普通に恋愛して成長していく姿にほっこりしました。
みんな思いやりがある優しい子たちばかりで、読んでると優しい気持ちになれます。
柴崎くんも報われるラストで良かった。
梓との今後の関係が気になります。スピンオフぜひ!笑
面白かったのでぜひ漫画の方も無料で読んでみてくださいね♪