やんごとなき一族13巻のネタバレ感想と、漫画を無料で読む方法を紹介しています。
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前回、圭一の判断により次期当主は長男の明人に決定してしまいます。
それでも自分に出来ることは精一杯やろうと奮闘する佐都。
そんな中、佐都に新たなチャンスが舞い込んできて・・・?
やんごとなき一族|13巻54話ネタバレ
日々、深山家として習い事に勤しみくたくたの佐都。
習い事だけでなくつき合いやボランティア活動、毎日必死にこなしています。
そんな中、キリコから「この動画を見て欲しい」と連絡があります。
それはドバイのカフェで外国人がまんぷく屋のどて焼きを食べ絶賛している動画でした。
ドバイでの売れ行きはよく300パックが10日で売り切れるほど。
キリコの会社の通販サイトにもあちこちから問い合わせが来ている状況でした。
まんぷく屋のどて焼きが海外で受け入れられたのです。
この波に乗らない手はないとキリコは2000パックを追加注文。
さらにまんぷく屋のどて焼き事業を会社にする話を持ち掛けてきます。
今の厨房ではとても大量のどて焼きを作ることはできないので、融資を受けて大きな厨房を借り工場を借りて人を雇うのです。
不安に感じる佐都ですが、それよりも体の底からワクワクしている自分がいました。
しかし深山家の嫁が外に出て働くなんて、まして嫁が自分の実家の仕事をするなんてきっと許してくれないでしょう。
それでも佐都は健太に背中を押されチャレンジすることを決めます。
一方、ラグジュアリーホテルの建設会社から見積書が届いた明人。
まだ内装の一部なのに見積もりは5億8千6百万と驚きの金額でした。
モロー氏が要求した材料費が高いのはもちろん、特注で依頼している工芸品などの技術料が相当かかっているのです。
まさか職人の技術料がここまで高いなんて想定外だった明人。
常務や役員たちはこの高額な見積もりに納得しないに決まっています。
しかしモロー氏の要求を断りまたデザイナーを降りると言われれば終わりです。
明人は尾形に見積書の金額を5億から2億に書き換えるよう指示します。
とにかくここをなんとか乗り切りCLHの加盟さえ叶えばという苦渋の決断でした。
見積もりの金額が安すぎることを不審に思った常務は、さっそくその旨をザラスの万野社長に報告します。
話を聞いた万野社長は「まだまだ泳がせろ」と大笑いします。
そんな中、美保子が男児を出産。
万が一精子提供者に騙されて自分たちに似ていない人種の子が生れてきたらと本当は妊娠してからずっと怖かった美保子。
違和感のない我が子を見てホッと胸をなでおろします。
どんなまずい状況になろうと何があっても子を守って見せると決意する美保子。
絶対に3人で幸せになると心に決めるのですが・・・?
やんごとなき一族|13巻55話ネタバレ
深山家初の男の子の誕生に周りの者たちは大喜びし盛大に祝福します。
子の名前は代々の習わしで圭一の名の一文字を貰い、圭斗と名付けられます。
周りがお祝いムードの中、美保子は内心明人と血の繋がりを持たない息子のことが不安でした。
ホテル建築の見積もりをごまかしている明人もまた1人不安に感じていました。
そして有沙にしたことに罪悪感を感じ続けている伸二郎。
せめて慰謝料を渡したいと健太と沙都に頼みます。
お開きになった後、佐都は圭一と祖母にどて焼きの会社を設立しようと思っていることを伝えます。
二人のことをすでに見放している圭一は「勝手にしろ」と無関心。
祖母は大反対しますが、何を言っても聞かない佐都を最終的には「そこまで言うならやってみなさい」とひとまずOKをくれます。
佐都も健太も結果を出せばいつかきっと納得してもらえると意気込みます。
さっそく凜をシッターさんに預け社長業がスタートする佐都。
社長業をしながら今まで通り習い事やボランティア活動は続けるのですが、それは想像以上に大変なことでした。
トラブルが発生し凜を健太にお願いするのですが、夜遅く帰ると健太は会食で酔っ払って寝てしまっていて、凛は義母さんが寝かしつけていました。
圭一の妹たちはすごい剣幕で佐都のことを責め立てます。
しかし佐都は文句を言わず自分が決めたことをやり遂げようと頑張ります。
大変なのは覚悟の上、とことんやるつもりです。
やんごとなき一族|13巻56話ネタバレ
健太のスパ事業も着々と進行しており、広告動画でまんぷく屋のお店を宣伝したことにより佐都の事業の売り上げにも繋がります。
佐都の仕事を応援すると言ったものの、健太には習い事やボランティアを手伝うことはできず、せめて「まんぷく屋」を一緒にデカくしようと思ったのです。
二人の夢はどんどん広がり全てがうまくいっていました。
健太の事業が動き出したことにより焦りを感じる明人。
自分が跡取りである自覚を持ち、建設中のホテルを誰もがひれ伏すほどのラグジュアリーホテルにしなければならないと思っています。
明人は書き換えた見積書の足りない3億を自腹を切って支払います。
しかしそうすることによりのちのちの経費もごまかすことになってしまうでしょう。
さらに次は6億の見積もりが届きます。
この後も次の工程の費用などまだまだ来る予定でこれらを全て金額を変更し自腹を切るなんてできません。
尾形はデザイナーのモロー氏に材料の変更を依頼しコストダウンをはかることを提案しますが、明人はもう引き返せませんでした。
とにかくどんな方法をとってでも何とかしないと、今までの苦労が水の泡だと思っているのです。
一方、顔を見るまでは子供は自分の出世の為の道具でしかないと思っていた美保子ですが、今は母性に溢れていて圭斗の為ならなんだってするつもりです。
乳児湿疹にも過剰に反応しとにかく悪いと言われるものは徹底的に排除。
それでも治らない湿疹を心配していました。
育児に必死になる中、祖母から次の男児を生む準備として体質を改善する錠剤を渡されます。
しかし錠剤を飲んだとして次の子供が出来るはずがありません。
佐都と健太に2人目ができてその子が男児なら、正真正銘の深山家の血を引いた後継者。
美保子は不安や焦りでいっぱいでした。
藁にも縋る思いでネットで見つけた赤ちゃんの体質改善セミナーに行くことになります。
セミナー会場で助手をしていた男を見て驚く美保子。
その男は精子提供者の男に間違いありませんでした。
まさかこんなところで会うとは思わず、美保子は男にバレる前にセミナー会場を抜け出します。
しかし男にバレてしまい追いかけられ「この後ちょっと話しませんか」とカフェに誘われます。
セミナーを受ける為に書いた情報のせいで美保子の身元はバレていて、拒否をすることができないのでした。
やんごとなき一族|13巻57話ネタバレ
用件を聞きすぐにでも帰りたい美保子。
会話を録音されていたり、こんな所を誰かに見られたらおしまいです。
男は美保子が深山家の人間と知り300万円自分に投資してほしいと頼んできます。
大手IT企業に勤めているといったプロフィールは全て嘘だったのです。
こんなバカな男に一円でも渡せば一生付きまとわれると思った美保子は、男の話を断り家に帰ろうとします。
しかし男に脅されてバレることを恐れた美保子は、今回限りだという誓約書を書かせて仕方なく300万を振り込みます。
一度だけ払って断ち切るしかないと思っていた美保子。
しかし男はその後も深山家の邸宅の周りをうろつき、再度美保子を呼び出して脅します。
男には訴えられても失うものはなく、最初から従う気などありませんでした。
むしろ訴えて色んなことが明るみに出て困るのは美保子の方です。
今更自分がしてしまったことの重大さに気付き後悔をする美保子。
もういっそ全てを打ち明けられたらどんなに楽でしょう。
しかしそれは絶対にできません。
死ぬまでだまし続けるしかないのです。
そんな事情など知る由もない明人は、涙を流す美保子を優しく抱き寄せます。
そんな中、まんぷく屋にニュースの取材が舞い込んできます。
放送終了後、まんぷく屋のオンラインストアはアクセスが集中しすぎてサーバーダウン。
健太の民泊もオープン前なのにもう全室予約で埋まってしまいます。
佐都の事業が深山不動産にもたらすメリットは大きくすごい反響を呼びます。
14巻へ続く
やんごとなき一族|13巻感想
絶好調な健太と佐都に対して、夫婦そろって危ない橋を渡っている美保子と明人。
自業自得なんだけど見ててすごく気の毒になってきました。
とんでもない男に弱みを握られてしまって可哀想・・・。
子供に罪はないしね。
みんなが幸せな終わり方になるといいなぁ。
漫画を読みたい方はぜひ無料で読んでみてくださいね。