私たちはどうかしている4巻のネタバレと感想です!
監視の目を緩めない女将。
椿は七桜を守るために監禁をするのですが逃げだした七桜を庇い怪我をしてしまいます。
大事な茶会が迫る中、七桜に惹かれていることを告白する椿は!?
※ネタバレより漫画を読みたい方は、下の記事を参考にして漫画を無料で読んでくださいね♪
ではここからネタバレです!
4巻|ネタバレ
初恋だった椿に告白され返事に迷う七桜。
どうしよう本当のことを言うべきなの?
私が”さくら”だって。
しかし七桜は母を思い出し隠し通すことを決意。
「私は花岡七桜です。さくらじゃありません。」
七桜は真実を知るためなら地獄に落ちる覚悟だってあるのです。
「七桜、おまえを信じる。」
そう言って椿は七桜にキスをします。
それからはひたすら茶会の準備で椿とはぶつかりあう日々。
告白されたのなんて幻のように椿は厳しく指導をします。
しかし城島と椿が仲良さそうにしているのを見て時には嫉妬し甘い言葉を囁いてくれます。
椿が自分を好きだということを確信するたび七桜は胸を痛めていました。
いつも素直な城島を見てうやらましがる七桜。
私もなにもかも忘れて椿と幸せになる道もあったのかな。
そんなこともう遅いのに。
一方、女将は探りを入れるために夕子の店へ。
最初は母親を演じていた夕子ですが、女将に脅されて役を降りることに。
お茶会の当日。
完璧な落とし文を完成させることができるのですが、椿は緊張して手が震えていました。
「今日はずっと緊張してる。こんなの初めてだ。今日はどうしても成功させたい。」
大旦那との確執を払拭するために茶会を何としても成功させたい椿。
椿と大旦那との壮絶な過去を知った七桜も心を動かされます。
「大丈夫。今日は一人じゃないんだから。絶対大丈夫。」
しかし直前になり小豆アレルギーの子供がおり一つ別の御菓子を頼まれていたことを知ります。
亭主の話によると昨日店に電話を入れお願いしたと。
何も聞いていなかった椿はきっと大旦那の嫌がらせに違いないと悔しがります。
「あんこ無しですぐ作れる御菓子なんて」と焦る七桜。
しかし一つだけ作れる御菓子がありました。
”落雁”を作るために七桜は光月庵へ型を取りに急いで戻ります。
急いで持って戻っている途中、庭で母からの手紙を渡してくれた男性に再会します。
彼もこの茶会に参加をしていたのです。
「私聞きたいことが、あなたに会ったら話がしたいと思ってたんです。」
七桜は茶会が終わった後話を聞くことに。
そしてなんとか茶会に出す御菓子の用意は間に合うことができます。
御菓子の説明の時に、椿は緊張しながら父への想いを語ります。
「父が遺してくれた大切な愛。父の考えを継いで大切に残していけばいつか取り戻せると。光月庵を継ぐ高月椿として。」
椿は大旦那が御菓子を食べてくれることを期待していました。
しかし大旦那は御菓子に口をつけることはありませんでした。
菓子も落雁も喜んでもらい店としては大成功。
しかし七桜は大旦那が菓子を残したのを悔しがります。
茶会が終わり七桜は椿にバレないように母を知る男性の元へ。
彼の名は多喜川といいこの辺り一帯の地主でいろんな事業を手広くやっている方でした。
多喜川の家族は七桜の母の御菓子のファンでした。
どういう経緯で七桜の母から手紙を受け取ったのかは分かりませんが、去年亡くなった父に手紙のことを頼まれたのだそう。
「どこかにいる娘さんに渡して欲しいって。そして力になってやってくれって。きみがお母さんのあの御菓子を作り続ける限り僕がきみを見守ってる。」
昔の母を知り、そしてただ一人七桜の正体を知る人。
そんな中、大旦那は御菓子を残したのではなく持ち帰ったと知る椿と七桜。
大旦那は菓子を持ち帰り息子の仏壇の前で食べていたのです。
その光景を見た椿は嬉しくて涙を流すのでした。
自分のことのように胸が温かい気持ちになる七桜。
「あんたどんな魔法を使ったんだ?10年ひと口も食べることなかったんだ。やるって言ってくれてありがとな。」
椿は七桜がとても愛おしく全部自分のものにしたいと強く想うように。
キスをし肌を重ねてくる椿を受け入れる七桜。
許してママ。私はほんとどうかしている。
待っているのは地獄しかないのにどうしてもこの手を払うことができないの。
二人が愛し合っている頃、裏では城島がよからぬことを企てていました。
女将とグルだったのは城島だったのです。
お茶会の御菓子の変更の電話を伝えなかったのも大旦那ではなく城島。
「俺、もっといいこと思いついたんです。奪うんです大事なものを。」
5巻へ続く
感想
今巻は、椿と大旦那との関係、椿と七桜の関係の変化、多喜川との再会、そして城島の裏切りなどが描かれている内容の濃い巻でした!
どんどん惹かれ合う椿と七桜なのですが、見ていてすごく切ないです。
普通ならただただ幸せな夫婦なのに。
そして驚いたのは、女将とグルだった城島の裏の顔。
ある意味女将より怖くてゾッとしました。
5巻の予告もすごく面白そうで今後の展開にも期待です♪
省略している部分も多いので、ぜひ漫画も無料で読んでみてくださいね♪( ´▽`)