青の母の最終刊のネタバレあらすじを書いています。

最終回の結末まで書いているのでマンガ版が読みたいという人はネタバレ前にこの方法を使ってみて下さい。

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15話から最終話の結末まで

青の母4巻ネタバレ

バラバラにされてしまった絲子を担ぎ冬弥から逃げるフクロウ。

途中、冬弥が放った犬に手こずりますが同じ山鬼である鵟(のすり)に助けてもらい逃げ切ることが出来ます。

絲子の身体を直すことで何とか魂を繋ぎ止めることが出来ました。

「すまない、すまない」

何度も謝るフクロウ。

絲子を月が間近に見える特別な場所へ連れて行きます。

そこで自分の正体を明かすのでした。

「俺は冬弥の息子なんだ」

正しくは1世代前の冬弥の子、らしく当時の御山の子と瓜二つの顔を隠すためにいつも仮面をかぶっているのです。

冬弥は不死では無いものの、死んだ瞬間新しい体に生まれ変わるらしく、フクロウは先代の冬弥を19年前に殺したのです。

そして今の冬弥が生まれたのでした。

冬弥の目的は初代、青の母である月乃を助けること。

月乃は村の為に薬を作り続けてきたのですがある日それが反転し毒となり村人たちから迫害されたのです。

目の前で母親(月乃)を殺された恨みを晴らすべく、冬弥は何世代も掛け最強の薬。黄泉がえりの薬を作り出したのでした。

その頃、すずめはと言うと山鬼の宿命にさらされていました。

山鬼は自分を生んだドウメの乳を飲み続けることで体内の毒を中和し生きることが出来ます。

しかし、すでに母を失ってしまったすずめは咲希は長くないでしょう。

せめて最後に父に会いたいと母呼声を出し続けるのでした。

父である空木は冬弥に崖から落とされ瀕死の状態でした。

既に息は無く、すずめの声も聞こえません。

ですがたまたま通りかかった絲子の本体が血を一滴与えると、たちまち息を吹き返したのです。

目を醒ました空木はすずめの声を聴き、急ぎその場所へと向かうのでした。

そんな様子を見て満足そうな絲子(本体)でしたが冬弥に見つかってしまい気を失ってしまいます。

彼女を薬として差し出すために冬弥は母の元へと向かうのでした・・・

すずめはいよいよ自分の死期を悟ったのか、恐怖で泣き出してしまいます。

それを絲子(人形)は優しい歌であやしてあげます。

その歌は言霊となり、すずめの痛みを和らげてくれました。

笑顔が戻った彼女が丘の方を見ると、そこには待ち続けていた父の姿があるのでした。

再開した親子、安心したのかすずめは安らかな顔で永遠の眠りに付くのでした・・・

そのすぐ後に冬弥がやってきます。

「さぁ終わりを始めよう」

呼び出したのは復活した月乃でした。

四方八方に伸びる彼女の髪の毛は山や町を飲み込んでいきます。

それには彼女自身の猛毒が含まれており、抗う術はありません。

フクロウも必死に抵抗しますが、今の力では冬弥の足元にも及ばず、再び絲子が壊されそうになります。

その時、フクロウの中に眠っていたバケモノが覚醒します。

「月梟がまだ憑いていたとはな」

絲子を壊し損ねた冬弥ですがすでに毒は蔓延しており、手遅れです。

フクロウは絲子をその背に乗せると闇の中を掛けていくのでした・・・

感想

何とも中途半端な終わり方・・・

実は絲子とフクロウは夫婦どうしだったと最期に明かされたのですが2人が消え去って終わり。

続編となる”鬼喰い少女と月梟”という漫画に繋がるようです。

とはいえ、青の母は完結したのだから上手くまとめて欲しかったです。

続編はこの方法で無料で読めるので気になる人は使ってみて下さい。

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