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8話から16話|ネタバレ
1・役作りは性格に
2・共演者に手を上げない
前回の跳び蹴り事件の教訓を生かし、今回のオーディションで夜凪が守ろうと思ったことです。
そして始まる演技審査。用意されたのは小さいながらもしっかりと作りこまれた無人島の砂浜です。
ここで4人一組で自由演技をし5分以内に殺し合いを始めるように演じるように言われます。
”デスアイランド”という漫画を元に作られる映画なので当然、そのようなシチュエーションがあるのです。
一気に共演者に手を上げないという課題が難しくなりますが自分にできるのは一つしかない。と腹をくくります。
役に入り込む夜凪。他の3人は早速与えられた課題に沿って、ごくごく普通の展開で殺し合いを始める流れを作ります。
ですが、設定上無人島だという先入観で演じる演者たちを不信に思った夜凪はこれまでの流れを一蹴する言葉を発します。
「ちゃんと調べもせずどうして無人島とわかるの?勝手に決めつけ喧嘩して。あなた達・・・どうしたの?」
自分たちの作った流れを完全に消し去る自分勝手な演技に思わず茜が声を荒げます。
ですが他の二人がそれをフォローし何とか監督から中断されることは免れました。
続行される演技、依然として夜凪は3人が言ってることを不信がってこれまでの流れを完全に壊し、殺し合いどころの雰囲気ではありません。
ですが本気で三人の行動に不信感を抱いている夜凪は逆に3人が何か企てている悪者に見えるほどの演技をします。
気が付いた一人がそれに合わせる演技をし、結果、殺し合いに繋がります。
茜とのひと悶着はあったものの、その面白さが監督の目にとまり、無事合格したのでした。
これで念願の天使こと千世子と会える。しかしこのままでは駄目だということも痛感しました。
そこで黒山から言われたのは自分を俯瞰(ふかん)して見ろという事でした。
役に入り過ぎてしまう夜凪には第三者からの目線。幽体離脱して自分を見ているような能力が必要だと言ったのです。
俯瞰は役者に必要な技術で特に千世子の技術は群を抜いている。
「盗めるもん全部盗んで来い!!」
いよいよデスアイランドの顔合わせの日、多忙なスターズ組はほぼ全員がすっぽかしていて、唯一参加していたのは千世子でした。
オーディションの映像から夜凪に興味を示していた千世子は彼女に話しかけます。
夜凪は悪気は無かったのですが相手を逆なでするような言い方をしてしまい、彼女の素顔が一瞬ですが垣間見えます。
”とても怒っている”
暫くしていよいよ、無人島での撮影が始まります。
そこでの千世子の存在感はさすがの一言で、夜凪はみんなが休憩する中、監督と一緒にVチェックをするほど研究し彼女の技術を盗もうと奮闘します。
それが発揮されたのは、初めて同級生が目の前で殺されるシーンを撮影したときの事でした。
役に入り込む夜凪は自分がそこで確実に嘔吐することが分かっていました。
だからその一瞬だけカメラからフレームアウトしNGにならないシーンを作り上げたのです。
全てのカメラのアングルを意識しての演技、これはまさに千世子が得意とする技術の一つでした。
まさに迫真の演技と言えるそれに注目するのは映画監督だけでなくスターズ俳優たちも注目するようになります。
夜凪に当てられ熱い演技をする俳優もいました。
しかし、千世子だけは我関せず、といった感じで普段通り、完璧な演技で無難に撮影をこなします。
監督はそれを崩せるのは夜凪以外に居ないと確信していました。
「僕、あれもう見飽きたんだ。ぶっ壊してよ。そのために君をキャスティングしたんだから。」
夜凪は監督の希望通り、千世子の仮面を壊すことは出来るのでしょうか!?
3巻に続く