マンガ版、陰の実力者になりたくて!5巻ネタバレあらすじを紹介します。
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17話から21話|ネタバレ
見事アウロラを撃破したシドーは本気ダッシュを使い、郊外まで逃げていました。
これで全てがウヤムヤになったと安堵する彼の前に、重厚な扉が現れます。
どこまで逃げても付いてくる扉に諦め、中に入ると、先ほど戦ったアウロラが鎖につながれています。
彼女の話によれば、ここは聖域で記憶の牢獄の様なモノらしく、抜け出すには中心にある核を破壊する必要があります。
中心までのルートはアウロラが知ってると言うので、2人はしばし、彼女の記憶を巡ります。
現れたのは幼いころのアウロラ。昔はかなり泣き虫だったようで、いつの記憶を見ても泣いている姿しかありません。
それらの記憶を終わらせ、中心部へつながる扉を前にしますが、シドーの実力をもってしても空けることは出来ないようです。
一方、アルファたちも、聖域に侵入していました。何故か王女たちも一緒に来ており、せっかくの機会だからと、アルファがこの世界の闇を話します。
その昔、悪魔付きが集められて行われていたのは、ディアボロス細胞を植え付け、魔人にするというおぞましい実験でした。
殆どの子供が拒絶反応で死んでいく中、適応できたひと握りの少女が、かつてディアボロスの左腕を封印したオリヴィエでした。
力を得たオリヴィエは教団から、ディアボロスの討伐を命じられ、正義の為にと命をとして戦います。
しかし、教団の真の目的は、力の私物化と新たなディアボロス細胞の採取でした。
それによって、莫大な力と不老を得る薬、ディアボロスの雫を作り出すことに成功します。
一年に一度飲めば効果が持続する薬ですが、生産量は一年にたったの12粒。
つまり、その薬を与えられるのが、教団の幹部であるナイツ・オブ・ラウンズ達だったのです。
アルファが連行してきた、大司教代理の男もその一人で”強欲のネルソン”と名乗り本性を露にします。
分身に似た能力を持っているようですが、野生の本能を身に着けたデルタの相手にはならず、ボコボコにされていると、聖域ないの調査が終わったと報告を受けます。
アルファの目的は聖域に存在する力の源を断つことなので、ネルソンは無視して、さっさと目的の場所へ向かいます。
ネルソンの方も、最期の扉までたどり着いている、シドーの方を止めたかったので、丁度都合がよく、復活させたオリヴィエと共に向かいます。
未だに扉の封印を説けずにいたシドーの前にネルソンとオリヴィエが現れます。
中心部付近にいることで、魔力を封じられたシドーはオリヴィエに苦戦します。
しかし、影の鍛錬を積んだシドーは体にどんな傷を負っても、急所だけは避けるという神業を習得しており、オリヴィエの幻影を倒します。
そして、吸い取られない程、魔力を練り上げることで、本来の実力も取り戻し、聖域の核も丸ごと、吹き飛ばすのでした。
聖域が跡形も無く、消え去ったことでアウロラの身体も薄れていきます。
彼女は最後に一つだけシドーにお願いをします。
「もしも、本当の私を見つけたら・・・私を殺して・・・」
シドーのきままな活躍は、シャドウガーデンたちの間で勝手にいい様に解釈されます。
「やはり彼はとうに気付いていたのね。アウロラ、またの名を魔人ディアボロスと・・・」
もちろん、本人はそんな事知りもせずに”影の実力者”設定を楽しんでいただけで、次に目を付けたのが、ブシン祭です。
各国の名だたる猛者が集い、頂点を決めるビックイベントで、弱者に見える奴が、実は強い!設定をしたいようで、スライムメイクで別人に成りすまします。
ちょっとだけ強い、常連出場者に絡まれると言う、テンプレもこなし、順調に実は強い!を披露する場面を整えます。
そしていよいよその実力を発揮!?
今の所、シャドウガーデンたちはその目的を理解していないようですが、今回もご都合主義を発揮してくれるのでしょうか?
6巻に続く