バカレイドッグス Loserの最終回までのネタバレあらすじを紹介します。
本家が打ち切りになった後の復活漫画で、今回でいよいよ兄弟の秘密が明らかになります。
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38話から最終話|ネタバレ
新婚なのに夫が海外へ単身赴任してしまい、暇を弄ぶ主婦。
彼女の日課はSNSの巡回でした。
中でも、同じ主婦で子供も居る、カリスマ主婦の人が好きで、新しい投稿には必ずコメントを送ります。
ですがある日、そのカリスマ主婦が不倫しているという疑惑が上がりました。
すぐさま、その疑惑を晴らす為、フォロワーを一つ一つ確認していく主婦。
そして不倫の証拠を見つけると、匿名投稿が出来るサイトに公表するのでした。
「いーけないんだ。悪い事する人にはおしおき」
彼女はそれが初めてでは無く、これまでも色々な人の秘密を暴露し、どん底へ陥れるのが趣味な女だったのです。
そんな女が次に目を付けたのが、ホームレスたちが噂する、闇医者でした。
さっそく、役所の職員を装って、ホームレスたちに聞き込み調査を開始する女でしたが、途中強姦に襲われてしまいます。
その強姦は、もともと覆面炎上系ユーチューバーだったのですが、彼女に素性をバラされたことで、全てを失い。
逆恨みで今回の犯行に至ったのです。
何とかその場からは逃げることが出来たのですが、家にまで侵入していて、再び襲われます。
しかし、彼女には更に裏の顔がありました。
少し前にも、自分が晒した煽り運転をしていた人に家に来られたのですが、か弱い女性を装って油断したところを反撃し、監禁していたのです。
今回の男も完全に女だと油断してくれたので、難なく返り討ちにすることが出来たので、この機会に闇医者に患者として潜入させることにします。
余計なことは喋らないように、舌は死ぬギリギリまで切り落とし、腹部にはナイフを深々と刺します。
そして自分は姉を装って、犬童医院へと向かいます。
すぐに辰次が治療を開始しようと準備を進めますが、看護師はその女が不信に想えて、亥三に連絡します。
ですがその隙に女は、刺さっていたナイフを抜き取ったようで、患者の容体が急変します。
”これで完璧!イケメン闇医者!手術大失敗の瞬間”
これならまたweb上で話題になるだろう。とニヤケ顔が止まらない女ですが、辰次はそんなこと気にもせず、適切な処置を行います。
そのおかげで、患者は一命をとりとめ、無事に命を救うことが出来ました。
そうこうしている間に、女の裏を取っていた亥三も帰ってきて、自分の行いが全てバレていることに気が付きます。
”私がお仕置きされちゃった・・・”
本物の裏の人間には敵わないと思い知った女は、この日を境にお仕置きされたがりの変態になったのでした。
それから暫くして、病院に匿って欲しいと一人の少女が駆け込んできました。
2人の宿敵である北條の組織から逃げてきたようですが、すぐには信じることは出来ません。
しかし、2人の母から伝言を預かっていると言うので、話だけは聞くことにします。
北條は辰次たちにやった時と同じように、彼女の家族もバラバラにしたようで、精神的に追い詰められた彼女は北條の病院で働いていました。
そんな時、辰次らの母に出会い、ここから逃げて2人に無事を伝えて欲しいと言われたのです。
少女は場所を教える代わりに、自分を匿って欲しいと言いますが、辰次は断ります。
場所が分かった所で、母を救出するのは困難で、今はとりあえず命の補償がされている。
理由は誰にも言えませんが、北條の秘密をバラさないことを条件に、母を殺さないことを約束していたのです。
しかし、理由を離せないことに納得できない亥三が独断で、少女から病院の場所を聞き出します。
指定された場所に向かう亥三ですが、そこで待っていたのは北條でした。
実は少女はすでに北條に酔狂しており、今回の話は全て二人を始末するための罠だったのです。
まんまとハメられた亥三でしたが、そこで兄とは血が繋がっていないという事実を知らされます。
辰次は母の親友の子供で、本人は知っていますが、ずっと黙って隠し続けていた。
兄への疑心暗鬼はドンドンと膨らみ、2人の絆はボロボロと音をたてて崩れていきます。
「俺の元で働け」
その頃、兄の元へも北條の兵隊たちが乗り込んできて、鈴もケガを負ってしまいます。
幸い、命に別状はなく、北條の話を保留にした亥三とも合流することが出来ました。
兄に2人の血が繋がっていないかを確認する亥三。
「嘘だよな?あいつデタラメばっか言うんだよ」
「北條の言う通りだ。お前が知っても家族でいてくるか分からなくて、話せなかったんだ」
北條の話が真実だと変わったこと、それでも血以上の繋がりがあると思っていた亥三とは裏腹に、自分を信じてくれていなかった事実を知り、北條の元へと行く決心をします。
約束通り、北條は母へと合わせてくれました。
末期のガンで殆ど意識は無く、痛み止めを打ち続ける悲惨な状況ですが、久しぶりに母の顔を見れたことに安堵します。
そして、もう一度だけ、兄と血が繋がっていないのか確認します。
「ごめんね。いつか言うつもりだったのに。それでも亥三は母さんの子だからね・・・」
”え・・・血が繋がってないのは俺だったのか・・・”
そこで始めて、兄が話さなかった理由を理解します。
自分が間違っていた。本当なら自分一人で母を救い出し、逃げだすつもりでしたが、兄から言われていた通り、北條の顧客データが入ったPCを盗み出します。
辰次はそのPCデータを条件に、鈴を売り飛ばしたヤクザの甲斐と、母を保護するように取引していました。
全てのカードが揃い、反撃を開始する辰次でしたが、移動中の車に特攻され、鈴を攫われてしまいます。
人質交換にPCを持ってくるように言われた2人ですが、そこで最後のカードを切ります。
「お前は北條じゃなく、久納だ」
今まで北條だと思っていた男は、実は北條の幼馴染で、マフィアに殺されたと思っていた、久納が整形した姿でした。
杖を使う必要が無い程、完璧な治療を辰次自ら施したので、普段から杖を使っている姿に違和感を感じ、彼の家を探っていたのです。
事実を知り、彼に付き従う者がいる筈も無く、北條は全てを失います。
攫われていた鈴も無事に救出することが出来、辰次らは再び、家族との時間を過ごすことが出来たのでした。
感想
最終巻がめっちゃ内容が濃くて、かなり長くなってしまいました。
ここでは書いていませんが、久納と北條の悲惨な関係なんかも描かれていて、とても面白かったです。
ほぼ無料で読むことが出来るマンガなので、一度読んでみて下さいね。