ハルオへの想いが高鳴る小春と帰国してきた大野!
ゲーマーを取り囲む三角関係の嵐が吹き荒れる予感のハイスコアガール3巻です!
前置きはほどほどにさっそくネタバレを見てみましょう♪

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ハイスコアガール3巻ネタバレあらすじ

ハイスコアガール3巻
日に日にハルオへの想いが高鳴っていく小春はついに親に頼み込みSFCを手に入れた!
そして彼が持っていないソフトファイナルファイトも・・・

「やりに行く!やりに行く!」そう言ってくれるであろう姿が目に浮かびにやける小春
早く矢口君と協力プレイがしたい!

うきうきしながら学校へと向かう。

しかし彼から出た言葉は「じゃあ今度貸してくれ!」という言葉だった。

期待していたのと全然違う・・・
ハルオは小春が何故怒っているのか分からなかった。

数日後、彼女は初めてプレイしたファイナルファイトが協力プレイが出来ない一人専用のゲームだと知り、自分の無知さを恨むのだった。

大野は相変わらずクラスの人気者で今日も告白されていた。
次第にクラスメイト達はハルオとの事を噂するようになりそれは小春の耳にも入る。

小春は二人が街で歩いているのを見たことがある。

それはまるで二人以外の人を寄せ付けないような特別な雰囲気があった・・・

学校では最大の行事、修学旅行が始まろうとしていた。

新幹線で京都まで向かう途中、新幹線酔いした先生のために停車している間に飲み物を買いに行くハルオ。

もう直ぐ出発だというのに全然戻らないのを見かねて小春が助けに行くが案の序、二人して電車に乗り遅れてしまうのだった・・・

不安がる小春をよそにハルオはせっかくだから観光しながら京都に向かおうと相変わらず能天気
しかもゲームセンターを見つけると一目散に飛んでいくし・・・

電車が来るまで二人で琵琶湖を見に行くことにする。
小春は重大なことに気が付いた!!

「デートみたい」

思わず口走ってしまったが適当にごまかしなんとか追求されずに済んだ。
結局、途中のゲーセンで遊んだりバスに乗ったりで京都に着いたのは夕方だった。

小春はもう少し二人で居たかったが恥ずかしくて口にすることは無かった。

ハルオが今回の修学旅行で楽しみにしている最大の目的
それはストリートファイターの大阪大会だ!!

運よく自由時間と重なっている為、一人大阪に向かい参加する気なのだ。

-翌日-

計画通り大阪の大会会場に何とか辿り着く!
ふと周りを見渡すとそこには大野の姿が!?

これは遂に因縁の対決が出来る最高の舞台だ!!

「それまでは負けられねぇ!」ハルオはより一層気合を入れた。

大野は相変わらずザンギエフを使い順調に予選を勝ち進んでいく。
ハルオも緊張しながらだが鍛え抜いたガイルを使いこなしとうとう決勝トーナメントまで勝ち進んだ。

その後も順調に勝ち進み遂に決勝戦を迎える・・・

大野:ザンギエフ VS ハルオ:ガイル

戦いの火蓋は今切って落とされる!!

この3年間、大野と対戦することだけを考えて修行をしてきたハルオ
ザンギ対策もばっちりで何とか互角に渡り合う。

高度な戦いに沸き立つ会場!
そして1本目はハルオが勝利する!!

しかし2本目はあっさりと負けてしまいこれで1勝1敗
残すはファイナルラウンドのみ・・・

ハルオはこれまでの修行の成果を全てぶつけた!
そしてついに決着が・・・

「優勝は矢口ハルオ選手です!!」

遂に大野に勝利したハルオだったがどこか実感は沸かなかった。
それもその筈、スタッフの話を盗み聞くと大野がプレイしていた筐体はパンチボタンが全て利かなかったのだ!

彼女は会場の空気をつぶさないためにもあえてその状態で戦った。

しかしハルオはそれが許せなかった。

「おまえ真剣勝負を何だと思ってるんだ!!」

そういわれても大野は聞こうとしない。
挙句強烈な裏拳を繰り出すしまつ。

しかし今日のハルオは引き下がらなかった。
今まで自分が積み重ねてきたのは大野と戦う為だ。
それがこんな仕打ちとはあんまりだ!!

とことんやってやる!やられてもやられても掴み掛かるハルオ

「お前が帰ってくるのをどんなに楽しみにしていたと思ってるんだ!!」そう叫んだ・・・

すると急におとなしくなる大野
ふと見た胸元にはハルオがあげた指輪をネックレスに通し身に着けていた。

「お前なんでこんなもの何で今だに持ってんだよ」

すっかり大人しくなった大野
ドロドロになったので二人して近くの銭湯で汚れを落とす。

優勝商品のお風呂セットがこんなところで役に立つとは・・・

着替えは参加商品のTシャツしかなくペアルックになってしまったがまぁ良っか!

なんとか自由時間中に戻ることが出来無事、修学旅行は終了した。

夏休みに入り、大野は一層学業に縛り付けの毎日を送っているようだが。
ゲーセンで見かけたときには対戦なんかも良くした。

しかし相変わらずのゲームセンスで最新のゲームでもその強さは半端じゃなかった。

生き抜きも早々にハルオたちは受験に備える必要がある。
大野は偏差値が良い上蘭高校を受けるらしい。

ハルオには到底無理な高校だ。

でもここ最近、大野と過ごす時間はハルオにとってかけがえの無い時間だった。
それが無くなるとなると思うと寂しい気持ちが溢れてくる。

ハルオはその日、初めて自ら勉強机に向かった。

上蘭高校を受ける!
正直無謀な挑戦ともいえることだったが母はハルオの頑張りを見ていた為、彼をかげながらサポートする。

親友の宮尾も勉強を教え、ハルオはセがサターン・プレイステーションが発売されるというゲーム最盛期だというのに目もくれず勉強に明け暮れた。

一方大野はと言うと、ハルオがいなくなったゲームセンターで一人で遊ぶ日々、最近はスランプに陥り連勝も出来ないようだ。

そのさびしそうな姿をじぃやは陰ながら見守った。

-2月-

いよいよ受験当日!
家を出るとじぃやが立っていた!?
どうやら母親から今回のことを聞いたそうで二人の為に迎えに来たようだ。

その車の中、ハルオは自分の気持ちを正直に伝えた。

「これからのゲームの進化も大野と一緒に見て生きたい!だから上蘭高校を受ける決意をしたんだ!」その想いは彼女にも伝われり大野はそっと手を握った。

大野晶|受験番号:1940
矢口春雄|受験番号:1942

全ての思いをぶつけ合格者発表がされる。

しかしそこには1942の数字は無かった・・・

まとめ・感想

まさかのハルオは受験失敗!
本当にゲームを禁止して大野に勉強していることも告げずに頑張っていたのにやっぱり万年0点だと少し努力したところで報われないのでしょうかね・・・

大野はもちろん受かっていましたので結局高校は別々となりそうです。
次号からは高校生活が始まりますよ♪

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