スマイリー3巻無料

スマイリー3巻のネタバレ感想と、漫画を無料で読む方法を紹介しています。

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前回、真実を話すと決意した山本でしたが、心笑会に殺されてしまいます。
山本が渡したかったUSBデータの中身とは・・・!

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スマイリー|3巻20話ネタバレ

長岡の死を取り扱わないという辻編集長の判断に疑問を抱く他のライター達。

フリーだったとはいえ一緒に仕事をした仲間。

それにネタとしても強いはず。

しかしこんなネタ扱えるはずがありませんでした。

これはもし心笑会を探ったら同じ目に遭うという警告なのだから。

そんな中、山本が辻の元へやってきます。

「俺はもう逃げません」と言う山本の言葉に動揺する辻ですが、辻は家族を守るために絶対に死ぬわけにはいきませんでした。

一方、その山本と連絡が取れず何度も電話をかける鴨目。

ようやく電話に繋がったかと思えば、山本ではない何者かが大笑いで電話に出ます。

指定された廃工場へ行くと、そこには顔面ずたずたにされた山本の変死体がありました。

そして同僚の今浪が現れて・・・。

スマイリー|3巻21話ネタバレ

今浪は大声で笑い、山本の顔面の皮を鴨目に見せます。

自分も同じように殺されると思った鴨目でしたが、今浪は「あなたは家族、失笑なんかしませんよ。鴨目さんは特にね」と言い抱きしめます。

鴨目を呼んだのは、これ以上心笑会を探るなら家族ではなくなるという警告でした。

今浪は山本の首を刃物でちぎりながら警察に話しても無駄だと話します。

心笑会はどんなところにもいて、話したところでもみ消されるだけなのです。

帰り際、今浪は山本が鴨目に渡そうとしていたUSBを手渡します。

そのUSBの中身を見ても尚、まだ心笑会を探るにも鴨目の自由だと。

家に帰りそのUSBの中身を見ると、抵抗する人間を火あぶりにする心笑会の姿がありました。

火をつけた人間を見て「そんなとこにいたんだな」と呟く鴨目。

鴨目が見たのは紛れもなく恵の姿でした。

スマイリー|3巻22話ネタバレ

持病の癌が悪化し現世の役割を終えた笑正。

彼の代わりに笑恵が後を継ぐことになります。

一方、USBの映像を見た鴨目は自分を責めていました。

「死を呼ぶ笑顔の新興宗教」の記事の証拠であることには間違いありませんが、こんなものを告発すれば恵はただの人殺しになってしまいます。

思えば唯が死んだのも、その後恵が心笑会に入信したのも、山本が殺されたのも全て自分のだと思うようになります。

一週間後、鴨目は仕事を辞め泊まり込みで心笑会で修行をすることに。

心配する鈴村に気味の悪い笑顔で「僕は心笑会に尽くしていきたいと思います」と言って・・・。

スマイリー|3巻23話ネタバレ

心笑会に寝泊まりして4日が経ちました。

食事は朝と昼のみで献立は栄養食が多く、徳を積むため朝昼晩に礼笑郎笑を繰り返し、その合間に教典の朗読。

その生活にも慣れてきた頃、夜の礼笑の時間に、初めて笑行を経験します。

2月の川の中で足の感覚がなくなりながら礼笑を行う鴨目。

「あなたの心の中の膿を吐き出しなさい」と言われた鴨目は、自分のしてきたことを思い出し全てが自己満足だったことに気付きます。

自分は正しいことをしている、自分だけはどうなろうと構わない。

しかし自分のせいで人が死に、ずっと自分を責めていました。

「でも気付いたんです。心笑会なら笑っていられるんです。」

その言葉を言う鴨目は、まるであの時の恵と同じでした。

半年後、とある田舎で細々と農業を営む女性・香山沙織を訪ねる刑事が一人。

香山沙織、旧姓・立石沙織。

刑事・魚住は沙織の元夫である立石宗明について話を聞きにやってきたのです。

スマイリー|3巻24話ネタバレ

半年前、魚住の父が病気で亡くなります。

母・律子とは連絡はとっておらず、魚住自身も身内は父だけだと思っています。

父が亡くなりようやく一人になれた魚住。

出世は無理かもしれませんが、これでようやく心笑会をあぶりだすことができるのです。

立石の元妻・沙織を訪ねたのは、自殺したとされる立石について聞くためです。

「元旦那とはもう関係ありません」「自殺したんです」と話す沙織に「そう話せと言われたんですか?」と言う魚住。

二人の事を調べたところ、近所ではよく笑い合うおしどり夫婦だったそう。

それに自殺する三日前、全財産を持ち逃げされたその後すぐ立石は離婚届を提出しています。

周囲では全財産持ち逃げによって自殺したとされていますが、そんな人がすぐに離婚届を出すとは思えません。

しかも家ではなく会社での自殺。

つまり立石は沙織の身を守るために縁を切ったと思わせたかったと考えられるのです。

さらに沙織は1月前、持ち逃げした全財産を養護施設に寄付しています。

子宝に恵まれなかった沙織たち夫婦は、施設の子を見ては自分たちの子を諦めきれませんでした。

寄付は二人で決めたことです。

「んであんた、私を殺しに来たの?あんたも心笑会?」

沙織は白を切るのをやめそう口にします。

魚住はにやりと笑い「俺以外に誰か来たんですか?」と聞き返します。

スマイリー|3巻25話ネタバレ

魚住の母親は心笑会の人間でした。

子供の頃何度か母親に連れられて教典を読まされたことのある魚住。

魚住は今でも覚えています。

心笑会のあの薄気味悪い笑みを。

母親のせいで親戚も近所の人も近しい人からは煙たがられ、家はめちゃくちゃになりました。

幸い魚住には父親と数少ない友人(鴨目)がいたので何とかなりましたが、魚住も心笑会を憎んでいる側なのです。

沙織は立石と別れる時、口酸っぱく言われていたことがあります。

それは「誰も信用するな」ということ。

友人も親戚も警察も全員が心笑会と思い疑うこと。

魚住のことはまだ信じていない沙織ですが、以前訪ねて来た気味悪い笑顔の奴らよりはましです。

沙織は貰った名刺を魚住に手渡します。

逃がしてくれた旦那のために死んでたまるかと必死に逃げてきた沙織でしたが、実際に旦那がいなくなり一緒に住んでいた母親も亡くなると色々どうでもよくなり、もう殺されてもいいと思っていました。

しかし魚住と話した今は違います。

あの気味悪い笑顔を歪ませられるなら、旦那を殺した人間がわかるならもう少し生きたいと思えるのです。

沙織の家を出て東京へと戻る魚住の車を尾ける一台の車。

尾行に気付いた魚住は車を止め、話しかけます。

地元民を装う彼ですが、魚住は彼が元神奈川県警捜査第二課の田川巡査だと覚えていました。

先ほど沙織に手渡された名刺の人物が、神奈川県知事の秘書・野中忠志であることから、知事に言われて尾行しているのだと予想します。

警察だけでなく心笑会の人間は政治家にも潜んでいたのです。

「質問に答えてくれよ。誰の指示で俺を尾行してる。知事か?それともそのバックにいる人間か?」

魚住は持っていた銃に手をかけます。

スマイリー|3巻26話ネタバレ

子供の頃、教典を覚えない魚住に、母親はきつくあたり手をあげていました。

父が庇ってくれますが、母は聞く耳を持たず、夫婦喧嘩はしょっちゅう行われていました。

喧嘩する二人の隣で嘘笑いをする魚住は、いつになったら本当に笑えるのかと思っていました。

魚住は田川の口の中に銃をつっ込み「いつもみたいに笑えよ、あの気色悪い笑顔でよ」と脅します。

心笑会教典にある「苦しい時でも笑顔は絶やすことなかれ」は魚住が昔の自分を思い出してしまう最も嫌いな教えでした。

白を切ろうとする田川ですが、心笑会を潰すために徹底的に調べている魚住には勝てませんでした。

スタンガンも取り上げられ、ついに「川端知事」の指示であることを吐く田川。

川端のバックにいる人間までは知りませんでしたが、秘書・野中の電話中「笑愛様」という言葉を口にしていたことを知ります。

スマイリー|3巻27話ネタバレ

情報を掴んだ魚住はさっそく知事に会いに神奈川へ。

アポを取ろうとしたところ、向こうから会いにやってきてくれます。

魚住の行動は心笑会に全て筒抜けということ。

魚住はまず川端知事に「まず知事のことは何と呼べばよろしいですか?笑愛?」とぶっこみます。

川端は心笑会と関係のあることをあっさりと認め「笑愛」のことは何も知らないというのです。

川端たちは笑愛の指示に従い沙織を見張っているだけ。

笑愛とは非通知での電話のやりとりのみで、川端たちのような末端にはどのような人物なのかさえ知りようがないと言うのです。

しかし知事である川端が末端だなんてそんな話信じられるわけがありません。

魚住が詰めると川端は「これ以上の詮索はあなたの命が勿体ない」と忠告します。

そこで魚住は「麻薬の密売はまだしてんのか」と口にします。

暴力団との繋がり、そしてその薬をどこに横流ししているのかも。

報告を受けた笑愛は魚住に「失笑」の指示を出して・・・。

スマイリー|3巻28話ネタバレ

変死体の検死結果で、窒息死した後顔の皮を剥がれた痕があったと聞いていた魚住。

それとLSDという幻覚や幻聴を引き起こし幸福感を感じられることのできる合成麻薬が体内から見つかったのです。

つまり知事である川端がその薬物を暴力団と手を組み密売していると考えられます。

「ヤクあんた達が心笑会に流してんじゃねぇか?」

秘書・野中の腕にも注射痕を見つけ、ようやく気味の悪い笑顔が消える川端達。

しかし帰り際、妙に余裕の笑顔であっさりと帰らされることに魚住は違和感を感じていました。

東京へと帰る途中、魚住は検問にひっかかります。

理由をつけて強引にトランクを開けられ、中には田川の遺体が入っていました。

スマイリー|3巻29話ネタバレ

田川の死亡推定時刻は昨日の朝6時頃。

至近距離から頭に銃弾を受けたことにより死亡。

弾痕からは魚住の拳銃と同じ種類の弾が見つかっており、さらに魚住の車両のトランクから田川の遺体。

魚住は死体遺棄、殺人罪の容疑がかけられてしまいます。

まんまと罠にかかってしまった魚住。

しかし川端達が魚住を引き止めている間に、田川の遺体を運んだ動画がばっちり撮られていました。

さらにそれだけでなく魚住の一時間毎の行動が全てSNSにアップされていたのです。

それが証拠となり魚住は釈放されます。

単独行動のように見えていた魚住ですが、最初から複数人で動いていたのです。

魚住がひっかかったのは急遽設置された検問なので、それらを指示した人間が笑愛の可能性があります。

これで警察の信者も、内部の信者まで、あぶりだせます。

そしてそろそろ鴨目も動き出す頃で・・・!?

4巻へ続く

スマイリー|3巻感想

どんでん返しの展開に読んだあとの興奮が冷めません。

魚住刑事が頼りになりすぎるし、信者になってしまったと思っていた鴨目も全て作戦だったと知ってわくわくがとまらん。

どんどん面白くなる展開に今後も期待大です。

漫画を読みたい方はぜひ無料で読んでみてくださいね♪

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