不滅のあなたへ7巻のネタバレや感想を紹介しています。
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55話から64話
ピオランが死に、フシが誰も居ない無人島で暮らし始めて40年が経ちます。
話し相手と言えば黒フードの男だけ。
初めは黒フードへの反抗心で海の生物になったりもしたがやがてノッカーが来たことで人間の姿に戻った。
そこからは自分だと思う姿でどれだけ生きれるのか試す生活を始め、体を鍛え弓を練習する。
次第にノッカーが来ても余裕で対処できるようになり、今では干物にして食糧にしている。
そんなある日、ヒサメと名乗る少女が訪ねてきます。
彼女はハヤセの孫らしくずっとフシを探していたようです。
”ぎゅっ”と抱き着いてくる少女。
突然の出来ごとに戸惑いながらもひき剥がすフシ。
母にそうするように言われていたようでまだ9歳だと言うのにしたたかな少女です。
彼女は祖母の代わりに守護者として怪物からフシを守りに来たと言います。
追い返すのも面倒だったので好きにしろと言うと彼女はフシと行動を共にするようになります。
ある日、フシが寝ていると彼女の腕がひとりでに動き出します。
その手にはノッカーが宿っていました。
切り落とそうとするフシでしたがそのノッカーは祖母から代々受けついでいるもので決して悪いものではないのだとヒサメは言います。
それからフシは彼女らと一緒にノッカーに襲われているという町へ向かいます。
フシはこの町でも有名人のようなので町の探索はヒサメらに任せ、独りで待っていると男女の二人組が話しかけてきます
2人はフシの事を知っているようで話の流れで一緒にディナーを食べることに・・・
少し風貌は変わっていましたがその女性はトナリでした。
ディナーに睡眠薬を盛られていてフシは意識を失ってしまうのですがトナリは毒が効かない体質だったため一人でヒサメ達と戦います。
フシに害が無いなら放置しようと思っていたトナリですがノッカーに支配されてるのなら話は別です。
ヒサメの腕からノッカーを引きはがそうとしますが逆に攻撃され体内に侵入されてしまうのでした。
フシが目を覚ますころには彼女は瀕死の重傷を負っていました。
体内に入り込んだノッカーが体を喰い散らかしているのです。
フシは彼女がトナリだと気が付いては居ないのですが何かしてあげたいと彼女の願いを聞きます。
「それじゃあアタシがおっ死ぬまで隣にいてくれる?」
そんな願いを快く引き受けます。
彼女はフシには理解してくれる仲間が必要だと思うと言いました。
彼女が逝ったあと、その姿になって初めて彼女こそがトナリだったのだと気が付いたフシ。
”一本の矢よりたくさんの矢”
「仲間か・・・」
フシの心は確かに変わっていきます。
今まではフシが居る場所にノッカーが現れると思っていましたが最近では無差別に街を攻撃しています。
島に留まる意味も無くなったので町に出ることにします。
トナリの言うように街で自分の事を理解してくれる仲間を探す為です。
ですが仲間探しは思いのほかはかどりません。
いい人が居てもその人の最期を見なければならないと思うとその先に進めないのです。
暫くそんな日々を過ごしたある日、ヒサメの娘と名乗る女がやってきます。
今だにフシの守護団として活動しているようで今はかなりの規模にまで膨らんでいるようです。
それからもハヤセの子孫たちは度々、フシに会いに来ます。
皆が皆、親に仕込まれたのかフシにひっつこうとするクセがあり、みなそろって馴れなれしい連中でした。
ですが月日を重ねるごとにそんなハヤセの子孫が訪れるのが楽しみにもなるのでした。
ある日、初めて男子の継承者がやってきました。
6代目になるカハクという青年です。
彼の代では守護団は異端扱いでノッカーはフシが引き寄せる悪なる存在だという声が強まってきていたのです。
挙句、彼に金1000枚もの懸賞金がかけられてしまいます。
守護団と行動を共にすることになったフシの前に妙な王子がやってきます。
「僕はウラリス王国王子のボンシェン・ニコリ・ラ・ウラリス!!」
彼には不思議な能力がありました。
他の人には見えないものが見えるのです。
それはすでにこの世に存在しない人だったりします。
彼は15年前にトナリにいつかフシに会いに来てと言われていました。
”空を飛ぶ大きな鳥の下にフシがいる”
そのお告げに従い、見事フシを見つけ出したのです。
果たしてトナリが引き合わせた理由とは何なのでしょうか!?
感想
7巻で時系列的には200年ほど進んだんじゃないか!?というぐらい早い展開でしたね!!
まさかトナリがまだ生きているとは・・・彼女の一存で最後まで正体は明かさなかったのですが、フシの為に毒の効かない体を作った彼女の想いは感動しました。
次はヘンテコ王子がキーマンのようですがどんなストーリーが待ってるのか発売が待ち遠しいですね♪
漫画はこの方法で無料で読めるので是非、読んでみて下さいね。