4巻ネタバレあらすじ
石狩ライナーの件があったため無職合コンを続けられなくなった修二は落ち込んでいた。
次の企画が思いつかずリスナーから企画を募集するほど追い込まれていた。
そんな様子を心配して声を掛けるメイだったが
「お前に出来るこが他にあるのか!?」
と胸を鷲つかみにして乱暴に突き放した。
リスナーからはバッシングの嵐でみんながメイの味方をした。
このままでは駄目だと翌日、待ち合わせをするがそこに現れたのはメイの代理で来たというポカリ名乗る女だった。
「メイは就職が決まったから来ない」
呆気に取られる修二にポカリは「風俗に売られたんだよ!」と明確に教えてあげた。
彼女らの業界では店で働けることは幸せなことでまともな客に自分を守ってくれる店の人、寮まで完備されているメイが今まで入りたくても入れない業界だと説明される。
そして今度は自分を有名にしろという。
「メイはようやく自分で稼げるようになったんだからこれ以上関わるな!」
ユウキに会いに行った修二だったが彼女にそう言われ諦めるしかなかった。
動画配信ではメイの名場面集を配信しリスナーに”メイは卒業だ”と公言したのだった・・・
その後、特にネタも無い修二はポカリの配信を始める。
リスナーはそれないりに居るのだがメイが居なくなってからヤル気の無い修二の動画は盛り上がらなかった。
そんなある日、メイが働いている店を特定したというコメントを見つけそれがきっかけでメイの店に行く動画を撮ると企画する。
個室で再会する二人、メイド服を着た彼女は業務通りの対応をすると今回は企画で来たのだと説明する。
「脅されているのか?」
修二は一番疑問に思っていた質問を投げかけた。
だがメイは自ら望んでここに来て結果、修二に迷惑を掛けることが無くなったと喜んでいた。
今まで散々酷いことをしてきた修二だったが彼女は欠片も恨んではいなかった。
それどころか感謝すらしていたのだ。
照れ隠しからかまたイケずを言う修二だったがリスナーから背中を押され
「俺と来い!一緒に逃げるぞ!」
と彼女を連れ去ってしまう。
だがヤクザのメンツを潰したその行動は簡単に解決出来る問題では無く修二は逃亡生活を余儀なくされる。
時間がたつにつれ自分の行動がどれだけヤバいか認識してきた修二はまたもメイに八つ当たりをしてしまうが彼女は少しでも役に立とうと変装しやすいように髪をばっさり切る。
そして資金切れで逃げ切れないと演技をしてお金を集めようと言う。
結果それが成功しいくらかの金を手に入れた二人
だが翌日、状況はガラリと変わっていた。
”詐欺師・自演・嘘つき”
そんなコメントが殺到したのだ。
昨日の配信を見ていたギバと手下の女は金を集めたことを自作自演だとネットに広めたのだ。
慌てて弁解する修二だったが火が付いたリスナーに言葉は届かず頼れる相手は嘉門しかいなかった。
彼の協力もありピンチを脱出した修二だったがついに痺れを切らしたギバが自ら動きだすのだった・・・