大蛇に嫁いだ娘3巻(14話~18話)のネタバレ感想と、漫画を無料で読む方法を紹介しています。
※漫画を無料で読む方法は、下の記事で説明しているので参考にしてくださいね。
供物として山の主である大蛇に嫁いだミヨ。
異種族ゆえの困難やすれ違いを乗り越え、大蛇とミヨは夫婦として愛し合うようになります。
そんな時、ミヨは山で倒れていた僧侶を助けますが、僧侶の目的は恩人を殺した大蛇を討つことでした。
僧侶と対峙した大蛇はそのことを否定せず「僧侶は嫌いだ」と言い、襲い掛かろうとします。
大蛇の見たことのない恐ろしさを目の当たりにしたミヨは、乗り越えたはずの種族の壁を感じてしまい・・・?
3巻14話ネタバレ|キヌ
遠い遠い昔、それは大蛇の体が黒い時代・黒蛇だった頃の記憶です。
冬眠から目覚めた黒蛇の前に、キヌという女性が現れました。
黒蛇は自分のテリトリーから追い出すため「今すぐ出てけ」と威嚇しますが、キヌは恐れるどころかとても友好的。
世の中には蛇より怖いものがあることを知っているキヌにとって蛇は怖いと感じなかったのです。
キヌは毎日のように黒蛇のいる湿地帯に現れ話しかけます。
キヌの両親は遠い昔に亡くなり、今は寺の住職が面倒を見てくれていました。
人間たちに勝手に崇められ恨まれてきた黒蛇は人間のことが嫌いでした。
そして身勝手な理由で黒蛇に呪詛をかけた僧侶のことはもっと大嫌いでした。
キヌにも期待してはいけないと思いながらも孤独には勝てませんでした。
体を売り小銭を稼いでいたキヌは毎日が辛く、僧侶にまで体を求められていた為、黒蛇がいる場所が唯一の癒しでした。
3巻15話ネタバレ|黒蛇の愛
まだまだ若く地を賭ける足と膨大な時間があるキヌのことが、眩しくて妬ましかった黒蛇。
しかしいくら時間が余っていても生き方を選べなければ死んだも同じでした。
ある日、キヌは客から乱暴を受けます。
「きっと私はこんなつまんないことで殺されて死ぬ」と話すキヌの首を黒蛇は絞め、「他の奴に殺されるくらいなら俺に喰われてしまえばいい」と口を大きく開けます。
キヌはそれでいいと返事をします。
生きていくのはお腹がすくし、黒蛇に死が近づいていることも知っていたから。
黒蛇はキヌを丸呑みし、それに勘付いた僧侶は、キヌを奪い返そうと黒蛇に呪詛をかけます。
呪いをかけらた黒蛇は苦しみながらも腹の中にいるキヌと会話を続けます。
7日間の呪いに耐え、僧侶を捜し出すことができた黒蛇は、僧侶にキヌを喰ったことを告げます。
「残念だったな、キヌは俺を選んだぞ」
「一生俺のものだ!ざまあみろ!キヌは俺が連れていく」
僧侶は狂ったように怒り哀しみました。
黒蛇は慣れ親しんだ土地を離れ新しい地へ向かい、大きな雷に打たれ死んでしまいます。
走馬灯で見たのは、キヌの笑顔と穏やかな日々でした。
その後、黒蛇の中から赤ちゃん蛇(今の大蛇)が生れます。
大蛇は黒蛇の哀れな一生を同情し、愛した女を喰ったりせずともに生きることを決めます。
しかし僧侶の呪いだけは許せませんでした。
3巻16話ネタバレ|そういうもの
師を殺したことを否定しない大蛇に、僧侶は刀を振りかざし刺し殺そうとしますが、ミヨが必死に二人を止めたおかげで何事もなく済みます。
しかし家に帰ってもミヨは別種族の壁を感じてモヤモヤしていました。
そんなミヨに大蛇は「私は愛する人を食べたりなど絶対にしない!」と言ってくれます。
八兵衛に悩みを聞いて貰い、そして大蛇の愛を感じ、悟りを開くことができたミヨ。
そんな中、ミヨの弟・渉がミヨに会いにやってきます。
3巻17話ネタバレ|家に帰ろう
渉は大蛇に姉を返してほしいと頼みます。
大蛇はあっさりとミヨが帰りたいならいいと返事をします。
ミヨは今の生活が幸せであることを渉に伝えますが、ガリガリな渉が心配で初めて里帰りをすることに。
当然夫である大蛇も一緒に里に下りることになりました。
大蛇の登場に里の者達はざわつき、村長の徳郎、そして娘のハツミたちが出迎えてくれます。
ハツミにいじめられたせいでおでこに一生残る傷がついてしまったのに、白々しいハツミの発言に不穏な感情が込み上げるミヨ。
父が死んでしまって以来、心ここにあらずの母は大蛇を見ても何の反応もしません。
ミヨたち家族に気遣い優しくしてくれるのは、殺された喜助の弟・元二だけでした。
元二の家に残してあった喜助の最後に来ていた着物を匂った大蛇は、二人分の血の匂いをかぎ分けます。
一人は嗅いだことのある血の匂いでした。
3巻18話ネタバレ|丁寧に軟らかくして
血の匂いは徳郎と喜助のものだと知り動揺するミヨ。
一人で考えながら歩いている所に、徳郎が現れ声をかけてきます。
徳郎はミヨを気遣うふりをし大蛇との関係を探ろうとしますが、ミヨが幸せだと知った瞬間石で殴りかかってきました。
徳郎が真犯人であることを知ったミヨは、みんなに伝える為その場から走って逃げます。
言いふらす前に始末しなければと企む徳郎。
罪に苛まれている徳郎は、思い出さない為にも清之助の家族全員をずっと消そうと仕組んでいたのです。
徳郎とミヨの会話を盗みぎぎしていた大蛇と渉は、徳郎が許せませんでした。
無鉄砲に出て行こうとする渉を止め、大蛇は徳郎を丸飲みしてしまいます。
太い針が全身に食い込み丁寧に柔らかく飲み込まれていく徳郎。
大蛇は渉に二人だけの約束だと言い、それを見た渉は大蛇の事を尊敬の眼差しで見るようになります。
その頃、ミヨの母が失踪していて・・・?
大蛇に嫁いだ娘|3巻感想
嫁のことをしっかり守る大蛇さまが素敵すぎました!
ミヨの弟がかっけー!ってなる気持ちわかる(笑)
大蛇さまの過去(輪廻転生かな?)も明らかになって僧侶嫌いの謎が判明しましたね。
ますます面白くなってきて目が離せません。
まだ読んだことのない人はぜひ無料で読んでみて下さいね♪