漫画、ガールメイキルの最終巻を読んでみたのでネタバレあらすじと感想を書いていきます。
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18話から最終話までのネタバレ
思わぬところで親友の妻である律と再会した五本木。
無理やり働かされているのは間違いなく、連れ出そうとします。
途中、龍の髭の構成員と思われる男一人と鉢会いますが武器として持っていた鉄パイプで殴り倒し店を出ることに成功します。
新しくアジトとして借りてくれた古本屋に連れて行き翌朝、一緒に食事を取ります。
一日たって彼女も落ち着いたようですが今でも夜になると落ち着かないようで抱きしめて欲しいと言う律。
そんな二人が求めあうのは自然な流れで、2人は肌を重ね合います。
そんな様子をたまたま五本木に会いに来ていたメイは見てしまうのでした。
ショックを受けたメイは八雲先生の所へ駆け込み、弟に合わせて欲しいと願い出ます。
久しぶりに再会した二人、幹部同士の話し合いの末あっさり会うことが出来たのです。
好意を持っていた五本木と一緒に居られないと悟ったメイは弟と一緒に街を出ようと誘います。
しかし弟はもはや別人でした。
メイが連れ去られた後、抵抗した母と弟。
無残にも母は弟の目の前で島の人間に殺されたようです。
”誰の心にも悪はある”
そう思った弟は支配する側の人間になろうと決心したのです。
なので組織を離れるつもりは無いのだと言うのでした。
最期の希望すら絶たれてしまったメイ。
行くところも無いのでトボトボと五本木がいる古本屋に行くと律が自殺をしていました。
既に手遅れで喜んで掃除屋を呼ぶメイ。
その日から再び五本木と暮らし始めますが、自殺したことがよっぽどショックだったのか家は暗い空気で包まれています。
今回の件はすぐに八雲のところにも伝わり呼び出された五本木。
現在、龍の髭が血眼で五本木と律を探し回っているようで「死にたくなければ麗郷に入れ」と言われてしまいます。
五本木に選択の余地は無く、極道となった彼。
メイはそんな彼を一生守っていくことを誓うのでした。
しかし逆にメイの腕はドンドンと落ちていきます。
そのことに桂も気が付いているようで完全にお荷物扱いです。
何故、メイはそうなってしまったのか?その理由は彼女が恋をしているからでした。
今までは子供という壁を作り無邪気に人を殺していたメイ。
しかし恋をするということは大人になると言う事です。
心も体も大人になってしまうので今まで感じなかった罪悪感や劣等感がまるで魔法が解けたかのように押し寄せるのです。
メイの様子がおかしいことでそのことに気が付いた五本木は何とか自分の命を差し出すことでメイを組織から抜け出させることは出来ないか?と頼み込みます。
殺されかける五本木ですがその気持ちが本気なのだと分かると八雲は二人で組織を抜けても良いと許可します。
「もしかしたらメイの呪いを解く鍵はお前かもしれん」
組織から解放されたことをすぐにメイに伝え彼女も喜んでくれました。
しかし五本木にとってメイは恋人では無く家族のような存在なのだと知ると自分の部屋に引きこもってしまうのでした。
”メイだけは救いたい。しかし彼女を抱くことなんて出来ない”
そう考えた時、八雲に言われた言葉を思い出します。
メイには呪いが掛かっている。
今まで何も考えずに人殺しをしてきたツケが一気に押し寄せるという呪いが・・・それを解く鍵は五本木かもしれない。
彼は覚悟を決めました。
「俺が全部、引き受ける。お前の呪いはこれで解ける」
ナイフを彼女に手渡すとメイもそれを理解したのか、涙を流しながら彼を殺すのでした。
”アキ・・・誰だっけ”
船に揺られる一人の少女はたった今見た夢の登場人物を誰だか思い出せず、ただただ広い海を眺めているのでした。