ゴールデンカムイ11巻のネタバレあらすじです。
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11巻ネタバレあらすじ
シカの胃袋で一夜を過ごした杉本たちは翌朝、死臭によって集まってたヒグマたちよって起こされることとなってしまう。
周りは囲まれていたもののシカ肉があったため無事脱出することが出来、一行は追手の裏をかくため網走方面では無く釧路方面へと下山することにする。
一方、白石を取り逃がした鯉登少尉は鶴見中尉に見捨てられるのではと嘆いていた。
だが白石の人皮は写していたのでそこまで御咎めがあるわけでは無く小樽での囚人狩りに同行させてもらえることになる。
小樽では丁度、稲妻強盗と騒がれた囚人とその妻である蝮のお銀を見かけたとの噂があったのでそれを狙う。
鶴見中尉は賭場で負けがこんだ客を装い、刺青人皮の偽物を借金のカタに置いていった。
その噂は見事に広がり土方の隠れ家に居た日泥一家のチンピラ二人の耳にも入る。その二人は土方がいない間に手柄を立てようとその賭場を下見するがそこでばったり稲妻とお銀の二人に出くわすのだった。
そんな流れでたまには協力して強盗しようということになり4人で賭場に押し入る。しかしそこで待ち構えていたのは鶴見中尉だった。
賭場は完全に包囲され日泥のチンピラ一人は銃の盾にされ死亡、残りの3人も追いつめられてしまう。
ここで名乗り出たのは稲妻だ。妻を逃がすため自分が囮になると言い出したのだ。
逃げ足の速さから稲妻と呼ばれるようになっただけあり逃げ足には自身がある。二人を逃がしても銃弾をかわし逃げ切れるだろうと考えたのだ。
その自信通り見事屋敷の外に出ることに成功した3人、鯉登少尉に追われるも流石、稲妻と呼ばれるだけあり見事振り切ることに成功する。
しかし、苦し紛れに撃った銃声を聞きつけ現れたのは馬車に機関銃を搭載した鶴見中尉だった。
その頃、別ルートで逃げていたお銀も何とか追手を巻き稲妻の姿を探していた。
そしてやっと見つけた愛しの人、しかし無情にも目の前に鶴見中尉の機関銃に打ち抜かれてしまうのだった。
今出て行けば殺されてしまう。それでもお銀は幸せなまま終わらせたいと稲妻の元へと駆けて行った。
近づいてきた鶴見中尉に一矢報いようとするが護衛に駆け付けていた鯉登少尉に首を落とされるも生首になってまで足元に噛み付くその姿はまさしくマムシと呼ぶにふさわしい死に際だった。
そんなお銀の荷物の中には二人の愛の結晶である赤ん坊が入っいた。
このまま殺すわけにもいかず他人の子供でもしっかりと面倒を見てくれるアイヌの元へ赤ん坊を送り届けるのだった。
そんなころ、杉元たちが居る森の中ではある事件が発生していた。
動物たちがメッタ刺しにされ殺されていたのだ。
合流したチカパシと狐の話によればその犯人は谷垣にされていると言う。今も地元のアイヌが血ナマコになって谷垣を探しているらしい。
杉元は真犯人ととっ捕まえて谷垣を救い出す決意をする。予想からその犯人は詐欺師の囚人の一人の可能性が高い。
とういのも4日ほど前、その男と偶然出くわし暫く行動を共にしていたのだ。その時、谷垣の銃が奪われたことで疑いを掛けられることとなってしまったのだ。
走行しているうちに杉元達の元に谷垣が捕まったと知らせが入る。このままではアイヌで最も重い罰である足の腱を切られてしまう。
杉元は何とか3日だけ時間を貰いその間に囚人”姉畑支遁”を見つけ出す約束をするのだった。