五等分の花嫁9巻無料

五等分の花嫁9巻のネタバレ感想と、漫画を無料で読む方法を紹介しています。

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前回は二乃が風太郎に告白し、一花も参戦を決意して、一気にラブコメが加速した巻でもありました。
ラストのキスシーンが誰なのかとても気になるところで今巻へ。

一花、二乃、三玖は完全に転がりだしましたが、花嫁になるのは一体・・・?

では9巻のネタバレです!

69話|ようこそ3年1組

ついに来週から3年生となる五つ子たち。

そして来週からは家賃を5人で5等分することになります。

払えなかった人は前のマンションに強制退去。

そんなわけでそれぞれバイト先を探すことに。

風太郎の働くケーキ屋が求人募集をしていると知った二乃と三玖は、さっそく面接に行く事に。

しかし募集している定員は1人だけ。

2人は料理対決をすることとなり、二乃に軍配があがります。

負けてしまった三玖は向かいのパン屋の面接を受けることに。

「私の目的はフータローじゃないから。今日ケーキを作って改めて思った。どうやら作るのは好きみたい。」

三玖は、料理上手になって風太郎に好きになって貰える自分になることが目的のようです。

勝ったのになんだか腑に落ちない二乃。

しかしこのバイトで二乃は、風太郎を自分のことを好きにさせる気満々です。

70話|学級長のお仕事

3年に進級し、五つ子と風太郎は同じクラスに。

クラスメイト達は実際に揃っている五つ子を見てとても興味津々です。

色んな質問を一気に捲し立てられ困っていると、同じクラスの武田くんが助けてくれます。

そんな中、クラスの学級長に立候補する四葉。

男子の学級長は信頼の厚い武田だろうと周りは思っていたのですが、四葉が推薦したのは風太郎でした。

あっさりとやりたくもない学級長になってしまった風太郎。

その日から武田にやたらと絡まれるようになってしまいます。

「昔から変わらないね、君も。さすがは僕のライバルだ。」

71話|アドバンテージ

全国実力模試が迫る中、もうすぐ風太郎の誕生日ということで、五つ子たちは風太郎へのプレゼントを探り始めます。

風太郎とバイト先が同じ二乃は、三玖に「探っておいて」と頼まれたことにモヤモヤとしていました。

自分がリードしているはずなのに、なんだか三玖が余裕に見えるからです。

(何この焦燥感は・・・)
(告白したのに意識されてないわけないわよね!?)

バイト初日、距離を詰めようとする二乃ですが風太郎はそっけなく、むしろ前より距離がある気がしていました。

この日は有名レビュワー「M・A・Y」が来店する日とありキッチンは大忙し。

ミスをしてしまった二乃は、他スタッフに迷惑をかけてしまいます。

落ち込んでいると風太郎がさりげなく励ましてくれます。

気遣ってくれたり、避けられたり、風太郎のことがよく分からない二乃。

実は風太郎は二乃に告白されてからどう接すればいいのか分からず戸惑っていたのです。

風太郎が告白の返事を言いそうになった時、二乃は「待って」と口を止めます。

「まだ決めないで。私のことをもっと知って欲しい。私がどれだけフータローを好きなのかちゃんと知って欲しいの!」

二乃の直球な告白に、耳まで真っ赤になる風太郎。

そんな風太郎を見て二乃は耳元で「覚悟しててね、フー君。」と囁くのでした。

72話|学級長の噂

同じ学級長ということもあり、四葉と風太郎が付き合っているという噂が。

四葉は否定するのですが、「上杉君の方は満更でもないかもよ」と言われ意識をし始めてしまい困っていました。

「みんなに悪いよ・・・私はただ上杉さんが凄い人だってみんなに知って欲しかっただけなのに・・・。」

四葉から噂話のことを聞いた風太郎は「あり得ないだろ」と一言。

しかし以前と変わったのは、恋を愚かな行為だと思わなくなったところでした。

「恋か・・・あそこまで真剣な気持ちを前ほど馬鹿にする気もおきないな。」

そんな風太郎の気持ちを聞いてホッと一安心の四葉。

「良かった、上杉さんが恋愛を愚かじゃないと思ってくれて。この先上杉さんにも好きな人ができるかもしれません。その時誰を好きになってどんな恋をしたとしても私は味方です。全力で応援します!」

笑顔でそう言う四葉ですが、風太郎のいないところではとても切ない表情をしていました。

73話|新川中島

「上杉君、中野さんたちの家庭教師、僕が代わってあげてもいいけど。ね?」

武田の父は学校の理事長で、五つ子の父とは面識がありました。

父から話を聞いた武田は「変わってあげるよ」と風太郎に話すのですが、風太郎に譲る気はありません。

風太郎の態度に武田は納得できませんでした。

「君はこんなことしてる場合じゃないだろう。もっとやるべきことがあるはずだ。」

武田はそう話すのですが、風太郎はなんのことかさっぱり分かりませんでした。

久しぶりに4人(一花は仕事)集まり家で勉強をすることに。

最近バイトばかりであまり自習ができておらず、まだバイトが決まっていない五月以外はほとんど赤点でした。

そんな中、父親が武田を連れて家にやってきます。

「今日からこの武田君が君たちの新しい家庭教師だ。」

風太郎はどの科目も点数を落とし順位も落としていました。

そして新たに学年一位の座に就いたのが武田です。

家庭教師に相応しいのは学年一位である武田であると父親は判断したのでした。

「上杉君!長きにわたる僕らのライバル関係も今日で終止符が打たれた!ついに僕は君を超えた!この家庭教師も僕がやってあげよう!」

ずっと二位だった武田は勝手に風太郎をライバル視していますが、風太郎は眼中にもない様子。

風太郎は中野家の父親と武田に宣言します。

「俺はなってみせます。そいつに勝ち学年一位に・・・全国模試一位に!」

そうして全国模試で10位以内をクリアできれば、改めて風太郎が家庭教師として雇ってもらえることになります。

74話|変化球勝負

登校中、風太郎は偶然を装い待ち伏せしていた一花と会います。

二乃のように直球勝負は無理な一花ですが、風太郎の隣のポジションは絶対に譲りたくないのです。

2人で歩いていると前に姉妹4人の姿が。

風太郎があまりにも4人の話をするので、一花は思わず風太郎の手を握り引き留めます。

(私だけ・・私だけを見て欲しい)

「ねぇ、このまま2人でさぼっちゃおうよ。」

しかしそんな事風太郎が許すはずもなく、駄々をこねる一花を連れ学校へ。

教室へ入ると一花が出ている映画を見たクラスメイトたちが一気に押し寄せてきました。

「オーディション受けて良かったな。もう立派な嘘つきだ。」

クラスメイトのどんな賛辞より、風太郎のその一言がとても胸に響き嬉しく感じる一花。

結局一花は一日中みんなにひっぱりだこ。

放課後は逃れるために三玖に変装しクラスメイトを撒きます。

変装をしている時、風太郎に会う一花ですが、もちろん風太郎は気づいていません。

一花は風太郎を自分だけのモノにするために、三玖になりきり嘘をついてしまいます。

「フータロー教えてあげる。一花フータローのこと好きだよ。凄くお似合いだと思う。私応援するね。」

75話|五羽鶴の恩返し

風太郎の誕生日を計画していた五つ子ですが、一花の提案で白紙に戻すことに。

「私たちにできるのは少しでも負担を軽くすることだけ。だから誕生日のことは一旦忘れよ?」

しかし一花は自分だけが風太郎にプレゼントを渡すつもりでした。

全員に釘を刺した今がチャンス!もう迷ってる余裕なんてないのです。

なのに二乃はすでにプレゼント用意していました。

そして一花がこっそり用意をしていることにも気づいています。

一花は隠さず、二乃に風太郎が好きだと打ち明け宣戦布告。

「二乃には悪いけど譲るつもりないから。」

プレゼントを用意していたのは二乃だけだと思っていたのに、実は四葉も三玖も抜け駆けしてプレゼントを用意していたのです。

そこで今回の模試を無事乗り越えたら、プレゼントはみんなで渡すことになります。

一方、五月は塾講師をしている下田の元でお手伝いをしながら学力向上を目指すことに。

模試の先、卒業の更に先の夢の為、教育の現場を見ておくのが目的です。

76話|男の戦

模試当日、一教科が終わった頃、武田は理事長である父に呼び出されます。

理事長は武田に結果を出させるために、特別に手配した模試の模範解答を手渡します。

残りあと2科目。

昼休憩の時、風太郎は今朝飲んだ牛乳でお腹を壊しトイレに籠っていました。

やっとトイレから出ると武田が待っていました。

武田は父から貰った模試の答えを、風太郎の前で破り捨てます。

武田は前半の科目でも封筒は空けていませんでした。

「上杉君、僕はね宇宙飛行士になりたいんだ。」

それはずっと縛られてきた武田の人生で唯一見つけた道でした。

彼は夢のために、こんな小さな国の小さな学校で負けるわけにはいかないのです。

「実力で君を倒す!不正して得た結果なんて何の意味も持たない!」

全国模試の結果は、五つ子たちは個人差はあれど皆前年より大幅に成績を伸ばしています。

武田は全国8位の快挙。

そして惜しいことに風太郎は3位。

全4教科はノーミスの満点でしたが、最後の科目のラスト数問だけ白紙だったのは、試験勉強に根詰めすぎて突然気を失うように眠ってしまったからです。

しかしもし全問解いていたとしたら・・・。

77話|女の戦

約束通り、改めて家庭教師として雇われることになった風太郎。

当初の予定では卒業させることが目標でしたが、成績だけでいえばもう5人とも卒業までいける力は身に着けています。

そこで風太郎は、卒業までに5人の夢を見つけてあげることに。

試験の反省会をするために五つ子に会いに行く風太郎ですが、5人は大掃除をしていて勉強どころではなさそう。

早々に帰る風太郎を不審に感じた五月は、外に出て理由を問い詰めます。

「隠し事の匂いがします。あなたの隠し事を話してくれたら私も一つお話ししましょう。もう黙っていられないいのです。こうでもしないと言えません。」

五月にそう言われ、風太郎は二乃と一花のことを打ち明けます。

「モテ期が来た。相手はあの二乃と一花だ。三玖と四葉は応援するとか言いやがる。俺にどうしろと言うんだ・・・。」

次は五月が秘密を話す番です。

「じ、実は私は・・・もう一つの顔があるのです。」

その時、五月を捜しに四葉が外にやってきます。

秘密はまたの機会ということになりますが、風太郎はだいたい予想はついていました。(五月が有名レビュワーMAYということ)

それぞれの想いを胸に秘め、高校最大のイベント・京都への修学旅行で、次回風太郎をめぐり五つ子たちが動き出す・・・!?

10巻へ続く

感想

恋愛レースが白熱してきました。

直球勝負の二乃と、勝負に向かい下ごしらえ中の三玖、そして清濁併せた戦術で攻める一花、四葉は意識はしていますが一歩引いている感じ。

それぞれのアプローチに個性があり見応えがあります。

五月の秘密も気になる。

零奈の謎についても示唆される形で次回へ。

いよいよ次巻は修学旅行!因縁の地・京都で何が起こるのかとても楽しみです!

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