虐殺ハッピーエンド3巻を読んだのでネタバレや感想を紹介したいと思います。
前回のネタバレやこの漫画を数十円で読む方法は下のリンクにまとめています。
14話ネタバレあらすじ
弥生の膝で寝てしまった真琴が目を醒ますとすでに時間は23時を回っていました。
すでに東京へ戻ることも出来ないし今日は殺しもしていません。
とにかく急いで準備を進めますが部屋から戻ると片桐が弥生にナイフを突きつけていました。
「必ず戻るって言ったじゃない!!」
錯乱してる片桐は弥生にナイフを突き刺します。
それでも真琴の心配をする弥生に怒り狂った片桐は彼女の喉を深く切り裂くのでした。
「なに泣いてるの?どうせこのことは無かったことになるんだから」
彼女は真琴が今日誰も人を殺しておらずこのままタイムリープするのを織り込み済みで殺したようでした。
「これは警告!!私を裏切らないで」
間一髪のところで弥生を救うことが出来た真琴。
しかし今後はさらに彼女に縛られることになってしまうのでした。
15話ネタバレあらすじ
翌日になり、真琴は弥生の元を訪れます。
片桐の暴走を止めるためにも彼女に暴言を吐きこれ以上、近づくなと言ったのです。
その光景に満足したのか、片桐は東京へ戻ります。
妹の検査が終わったらすぐに真琴も東京に来るようにと釘を刺して・・・
検査が終わりすぐに東京に向かおうとした真琴ですが妙な胸騒ぎを感じます。
それを確かめるべく実家に戻ると何故か料理が作られています。
”まさか姉ちゃんが来てたのか!?”
部屋にはおびただしい量の血痕。
クローゼットの中には無残な姿に変えられた弥生が居ました。
すぐさま片桐の元へ向かうと案の定、早く今日の殺しをするように言われます。
このまま弥生を亡き者にしようとしていたらしく、彼女はそれが失敗すると残念そうにします。
「また殺すのか!?3度目の殺しを・・・」
「見たのね?」
16話ネタバレあらすじ
このまま誰かを殺していれば二度と弥生は生き返らなかった。
片桐に怒りをぶつける真琴。
すると彼女はせめて自分の命を使って明日に進んでほしいと懇願します。
流石に毒気を抜かれた真琴はもう一度、彼女を許してあげることにするのでした。
妹の3度目の検査に向かう真琴。
今のところ、症状は安定しています。
病室に入るとなぜか片桐が居ました。
あれほど「来るな」と言ったのにまたも勝手な行動をしたのです。
しかし真琴が必死に守ろうとしている妹を一目見たかったという彼女の心は純粋そうに見えて無下にも出来ないのでした。
とはいえ病院に居る所を見られるとまずいので近くの雑木林で落ち合うことにします。
2人が再会したとき、丁度、病院から電話が掛かってきます。
「詩織ちゃんの生命維持装置が外されていたの!!」
何とか一命は取り止めたが少し発見が遅ければ手遅れにいなっていたと話す看護師。
「何かあったの?草壁君??」
17話ネタバレあらすじ
「お前がやったのかぁ!!片桐!!」
真琴に掴みかかられても何て事ないという顔をする片桐。
悪びれることも無く妹を殺すことで真琴を呪縛から解放しようと思ったと言います。
流石に我慢の限界を超えた真琴は彼女の顔を何度も石で殴りつけるのでした・・・
家に帰ると弥生がご飯を作って待っていてくれました。
しかしすでに真琴の心は壊れており、その眼はまるで死んでいるようです。
「殺されたくなければ僕の前から消えてくれ」
”もう誰も 何も 信じない 全てを閉ざして ただ明日へ・・・”
18話ネタバレあらすじ
その頃、警察は第一容疑者である真琴の妹こそが鍵を握っていると狙いを付け24時間体制で警備することにします。
病院の監視カメラから片桐と真琴が繋がっている可能性も見出し徐々に追い詰められていきます。
詩織の症状が0時丁度に急変したことが何度があったと言う話を聞くと、もっと詳しく聞きたいと、当時、担当していた鈴原看護師を伺います。
息子が殺されて以来、精神崩壊状態にあった彼女は警察の話から真琴が息子の死に関係していると思い、翌日から病院に復帰するのでした。
19話ネタバレあらすじ
自分の息子とどうかかわっているのか?と問いただそうとする鈴原ですが真琴はその電話に気が付きません。
鈴原の心はみるみるうちに黒く染まっていきます。
真琴が気が付いたのはまさに今日の殺しをしよと思っているその時でした。
留守電に残されたメッセージには「電話に出ないなら詩織ちゃんに訊くしかなさそうね」と残されていました。
慌てて病院に駆けつける真琴。そこには警察やらの人だかりが!?
詩織は鈴原によって病室から連れ出されており、メスを突きつけられています。
殺されたくなければ全て吐け。
そこで真琴は彼女を挑発し妹から離れさせることにします。
このままでは鈴原ごとタイムリープしてしまうのでそうする以外に無いのです。
その作戦は見事に成功し、妹が何故か病室から瞬間移動する。とちょっとした騒ぎになっただけで済みました。
”この先何があってもお兄ちゃんが守る”
真琴の決心とは裏腹に病室で眠る妹の目には涙が流れているのでした・・・