蛍火の灯る頃にの2巻ネタバレあらすじを紹介しています。
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6話から10話
野犬から助けてもらった幸人たち。
その女、鷹野はここが地獄だと言います。
ですが頭を使えば生き残ることも出来るし現にここに来るときに手水舎を使ったので水もあります。
しかしそこにたどり着くにはルールがあり昼でも夜でもない禍時に限るようにしろと言います。
その間であれば鬼たちも居ないからです。
ですが決して畑の野菜などは口にしてはならないらしく、さっきの犬と同じようにバケモノになってしまうと言います。
この村に満ちている毒素を吸った食べ物はすぐに腐敗し傷口も化膿します。
水に関しては村の外から湧き出てきているので安全だと・・・
この異常事態なので彼女も一緒に居てもらおうとお願いする幸人ですが一緒にいるつもりは無いようで家を出て行きます。
鷹野から話を効けたことで自分たちが目指すのはこの世界からの脱出だとはっきりしたものの、大人たちの容体は良くありません。
輝美たちの父の容体が急変し必死に心臓マッサージを行いますがみんなが見守る中、息を引き取ります。
翌日、叔父さんを埋めてから今後の計画を立てます。
食糧の備蓄は10日と少し、次の禍時に他の家を周り食べれるモノを探す必要があります。
父が死んだ輝美はヒステリックを侵し幸人と衝突しますが、何もしないわけにもいかず、近くの井戸から水を調達しに行きます。
月は自分から率先して料理をしてくれて、残り物を工夫して美味しそうなご飯を作ってくれるのでいくらか元気が出ました。
翌日はいよいよ食糧調達です。
しかしどの家も廃虚と化していて食べれるモノはありません。
調達の途中、輝美が父の墓参りをしたいと言うので寄り道をします。
ですが父の墓は掘り起こされており、遺体が持ち去られていました。
近くには2mはありそうな巨大な足跡・・・
輝美は父を取り戻そうと足跡の続く森へと入ってしまいます。
慌てて追いかけてきた幸人らに連れ戻されますがすでに森は地獄のような炎に包まれていました。
何とか記憶を頼りに自分たちの家にたどり着くと、うっすらと光に包まれています。
家に入った瞬間、さっきまで見えていた地獄の業火は消え去り、いつもの村の風景に戻っていました。
「これが魔よけのお守りの力なのか?」
そう驚いていると奥の居間から物音がします。
慌てて駆け寄ると大人たちが休養していた部屋に霧が入り込んできていました。
霧は徐々に広がっておりこのままでは飲まれてしまいます。
唯一の頼りは父の記憶だけです。
生前、母がお守りを近所に配っていたことを思い出した父は記憶の中にある村田さんという人の家を目指します。
父のクラウンに乗り込み、目的地に向かおうとしますがそこはまさに地獄でした。
簡単に車を踏みつぶされそうな巨大な足に猿のような化け物、頼りの村田さんの家のお守りはすでに壊されており途方に暮れた時、遠くの方で光に包まれた家を見つけます。
中には誰も居なさそうでそこへ避難する幸人たち。
調べていくとかなり前に7人組が暮らしていた痕跡がありました。
しかしそれだけでなく、床下収納には裸で縛られた少女が見つかります。
まだ生きているようですが一体だれがこんなことを!?
3巻に続く
感想
2巻で幸人たちの状況が大分明らかになりましたね。
鷹野は何か秘密を隠してるようですが果たしてその秘密は何なのでしょうか?
最終巻の結末も書いているのでそっちも読んでみて下さい。
漫画版で読みたい人は無料で読めるのでこの方法を使って続きを読んでみて下さいね。