監禁嬢3巻のネタバレ感想と、漫画を無料で読む方法を書いています。
カコの正体を知るヒントが同僚の女教師・柴田にあると考えた裕行だが、柴田から手がかりは得られなかった。
後輩教師・皮谷との密会から帰宅した柴田は、カコに拉致され・・・!?
3巻のネタバレを見る前に、漫画を読みたい方は下の記事を参考にしてくださいね。
ではここからは3巻のネタバレです!
監禁嬢 3巻 ネタバレ
「目覚めました?フフッ・・・だーれだ?」
カコに拉致された柴田は目が覚めると拘束され吊るされていました。
全く状況を把握できない柴田。
カコは私語厳禁と命令し背けば殺すと脅します。
「君はこの世界に満足していない・・・。」
柴田が不倫という”少しはみ出した所”に身を置くのは、自分が”普通”だということを認めたくないから。
ダメな自分に酔うことでしかアイデンティティーを保てない柴田は、バカになりきれないバカ。
「大丈夫。君は面白い。」
それは柴田が一番欲している言葉だとカコは知っていました。
カコは柴田に”ここで死ぬ”か、もしくは”私の為に命を燃やすか”の選択権を与えます。
柴田は自分を見てくれ、分かってくれ、必要としてくれるカコに命を燃やすことを選択します。
「生かして下さい。アナタをこれから私の生きる理由にします。」
1週間後。
柴田は黒髪だった髪をカコと同じ赤茶色に染めて出勤します。
その姿が一瞬カコと重なり嫌な予感がする裕行。
写真の人物達であたってないのは残り2人。
麻希と同級の田原成美と、富山葵。
裕行は麻希に、成美にカコに付いて何か知っているか訊いて欲しいとお願いをします。
「成美ちゃんか、そういや先生が欲しくなったのってあの娘がいたからなんだよな・・・。」
麻希から見て、成美は成績優秀スポーツ万能で何も悩みがなさそうな中身空っぽ人間。
そんな成美が好きな人が裕行だったのです。
先生を手に入れてあの子をバカにしてやるんだ。というのがきっかけでした。
翌日、麻希が登校すると梓たちに成美が責められていました。
梓の下駄箱の中に”岩野先生と成美が不倫してる”と書かれた紙が入っていたのです。
このせいで裕行に対しての人望や人気が一気にガタ落ち。
アレ?固執する理由なくなっちゃった?
麻希にとって人気や人望がなくなったら価値なんてないし、今まで通り捨てればいいだけ。
しかし自分でも驚くくらい声をあげ裕行を庇います。
「嫌だっ!!先生はそんなことしないもん!!」
これはカコが指示を出し柴田が仕組んだことだったのです。
成美は後で庇ってくれたことを麻希にお礼を言いにいくのですが、それは勘違いだと言われます。
「成美ちゃんはその他なの。先生の一番は麻希だから。」
ついでにカコのことを聞くのですが、成美は何も知りませんでした。
残りは富山葵だけ。
葵は裕行の元カノでバンドのボーカルでした。
ダメ元で葵に話を聞く裕行ですが、やはり何も知りませんでした。
これでカコに繋がる手がかりは何もなく結局振り出しに。
その時、カコが現れヒントに付いて”おさらい”を始めます。
カコは”監禁された部屋にヒントがある”と言いました。
そもそも裕行はなぜカコを思い出せないのか?
それは”アナタがアナタを忘れたから”。
「アナタは写真の人達と会いながら、自分を客観視し始めてるんじゃないですか?そして見たくない過去の自分を思い出し始めてるんじゃないですかぁ?」
どんなに見たくない過去でも、一つ一つ遡り、一つ一つ思い出す。
その積み重ねがカコを思い出すことに繋がるとカコは話します。
カコに欲求を満たしてもらっている柴田は、皮谷のことを無視していました。
皮谷は、裕行の不倫騒動を流したのは柴田だと知っており、それを使って脅してきます。
「こいつ殺そう。」
皮谷に邪魔をされたら明日(文化祭)のカコの計画が台無しになってしまう。
皮谷だけを殺すつもりだったカコですが、柴田も一緒に殺してしまいます。
「まぁ大丈夫でしょ。まだコマはいる。本番は明日!お祭りの始まりだ。」
カコが文化祭で企んでいる計画とは一体・・・!?
監禁嬢 3巻 感想
平凡な高校教師・裕行が謎の女・カコに翻弄されるサスペンス第3巻!
新たな手駒にされた柴田ですが、3巻の終わりには殺されてしまいます。
今巻はカコが自ら裕行に仕掛けるシーンは少なく、駒を使ってある作戦に向けて動いています。
その中で麻希の心情も変化をし意外な”乙女心”に可愛いと思ってしまいました。
4巻ではカコの文化祭での企みに期待です!
まだ漫画を読んでいない人は、無料で読む方法を参考にしてくださいね♪