漫画、君が僕らを悪魔と呼んだ頃の4巻ネタバレあらすじを紹介しています。
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33話
2人で逃避行をすることを決めた一ノ瀬と悠介は彼女が昔実の両親と暮らしていたこの港町に行きたいといいやってきました。
そこで話は現実に戻り、環に告白します。
「そこで殺しちまったんだ。もう一人の悪魔を」
それは悠介が唯一覚えていた記憶、廃校舎の花壇に埋まっていた死体の男の事でした。
34話
悠介がユーサクという偽名を使い一ノ瀬がチサトという偽名を使い暮らし始めた二人。
町の人は大らかでかなり人が良くどう見ても訳アリの二人ですが詮索されずに過ごせました。
ユーサクは漁師見習い。チサトは近くの食堂で働くようになりそれなりに充実した毎日を過ごします。
殺したいほど憎んでいる相手なのに自然と笑みがこぼれることも多く、幻聴も聞こえなくなりました。
そんな二人の元へ一人の男が現れます。
35話
突然、二人に忍び寄ってきた男は手に持っていた石で悠介に殴り掛かります。
倒れこんだ所にさらに追い打ちをかけられ体格差もありなすすべがありません。
男は一ノ瀬の両親を殺した犯罪者でした。
一ノ瀬の母に惚れていた男ですが全く相手にされず、両親が乗っていた車を事故に見せかけて殺したのです。
10年の刑期を終え出た瞬間、生き写しとも思える一ノ瀬にさらに復讐するべくやってきたのです。
必至に抵抗する悠介ですが一人では敵わない相手に湧きおこってきたのは憎悪でした。
「殺してやる 殺してやる 殺してやる」
36話
動かなくなった悠介の横でまさに蹂躙されそうになっている一ノ瀬ですが運よくアケミのママがやってきてくれました。
猫スケが助けを呼びに行ってくれたのです。
これ以上騒ぎになるのはまずいと思った男は一ノ瀬の顔を殴ると姿を消すのでした。
せっかく癒えかけていた心に再び傷を負ってしまった彼女は自殺未遂を図ります。
最近では打ち解け始めていた悠介にも当ります。
「悪魔の癖に今更なによ!!」
そう言われた悠介は悪魔らしく彼女を止めます。
「お前は餌だ。あいつに殴られた礼はきっちり返す。」
「だからお前は生きてなきゃだめだ!!」
言葉とは裏腹に悠介の顔はとても悪魔とは思えないような彼女を守り抜こうという意志が感じられるのでした。
37話
何とか窮地を脱した二人でしたが男は翌日から不定期に現れます。
無言で扉を叩いては何も言わずに帰っていく。
そんな日が1カ月も続き二人は疲弊しきっていました。
唯一の救いはトナリに住む漁師のケンヂが毎日差し入れをしてくれて色々と面倒を見てくれることです。
ですが男はついに二人の真横の部屋へと引っ越してきました。
もうこれ以上は我慢の限界。
悠介は全てを終わらせるため男をあの廃校舎へおびき寄せるのでした。
38話
一ノ瀬は気づいていなかったようで男が現れたことに驚いています。
悠介が保健室のベットの下に隠れ潜み、一ノ瀬が男を誘い出す様にするように言います。
ですが二人で過ごしていた時間は悠介から悪魔を追い出したようで強がって見せていることを一ノ瀬は気付いていました。
そして自分一人で終わらせるために男を悠介が潜む場所とは別の教室へと誘導し、その胸にナイフを突き刺したのでした。
39話
不意を突いてナイフを突き刺した一ノ瀬ですが相手はかなりの巨漢なので一撃では仕留めることが出来ません。
逆に反撃されてしまいボコボコにやられてしまうのですがそこへ悠介がやってきます。
悠介は相手が怯んでいる空きに何度もナイフを突き刺し、いよいよ男は動かなくなるのでした。
「へへへ こんなもんかたいしたコトねーな」
流石の環もその話を聞いて悠介が本当に人殺しだったのだと確信し身震いします。
ですがここで引くのはダメだとさらに過去を追求するのでした。
40話
2人は男を廃校の花壇に埋めます。
凶器と一緒に悠介がこれまでゲームで脅すために残していた記録も一緒にです。
これで何もかも終わる。
一ノ瀬にかかった耳元で「汚い」と囁かれる呪いも解ける筈です。
「こっから先は普通に生きて欲しい。」
悪魔の癖にそんなことを言う悠介に思わず笑ってしまいます。
何もすることが無くなった二人は最後にデートをすることにします。
ですがその途中、消えたはずの呪いが復活してしまうのです。
「何でだ!?おい!!どうしてなんだよ!!」
「お前だよ。斉藤悠介。お前の存在そのものが呪いなんだよ」
悠介の目の前には自分の姿と瓜二つの幻覚が見えているのでした。
41話
幻覚は悠介が今まで犯した罪の重さを容赦なくぶつけます。
それは決してまともな人間になりかけていた悠介が背負えるものではありませんでした。
一ノ瀬の声も届かず、とうとう悠介はそのまま倒れてしまったのでした。
次に目が覚めた時は失踪の理由としいて一ノ瀬と打ち合わせていた通り、裸でボートの上に両手足を縛られた状態で見つかりました。
全ての記憶を失って・・・
そして今、改めて自分の犯した罪を認識した悠介はいよいよ大家のばーさんから渡された一ノ瀬の手紙を開けるのでした。
42話
悠介から少し一人にして欲しいと言われた環は後悔していました。
記憶が戻れば全て上手くいくと思っていたのに暴いた過去はあまりにも壮絶過ぎたからです。
暫くアパートの前で塞ぎこんでいると大家のおばーさんがやってきました。
環の様子を見るとおばーさんは「こらぁユーサク!!彼女放り出してお前は何をやってんだ!!」と部屋の扉を開けます。
しかしそこに悠介の姿はありませんでした。
一ノ瀬の手紙に書かれていたのは電話番号でした。
ひとりで電車に乗り一ノ瀬宛だと思われる番号に電話します。
「全部思い出しちゃったんだね」
「ああ、今すぐお前に会いたい」
「私もよ悠介」
「今度こそすべてを終わりにしましょう」
43話
一人残された環は部屋でただただぼうっと波の音を聞いていました。
今すぐ追いかけたいのに体が動かない。
そんな時、会澤から電話が掛かってきます。
ことの経緯を話すと会澤は環を部外者の偽善者呼ばわりします。
自分でもそのことは薄々感じていました。
部屋を出ると丁度大家さんが様子を見に来てくれていました。
すると大家のおばぁさんが悠介たちと初めて見た時の事を教えてくれました。
「この二人ほっといたら死ぬな」
なのでおばぁさんは何も聞かずに部屋を貸し隣に住んでいたケンヂにも仕事を紹介するよう言ったのです。
環の顔を見て自分と同じで悠介を放って置けなかったんだろう?と言われますがすでに吹っ切れた環は宣言します。
「私のはただの偽善。それでも悠介のことほっとけないって分かってるからここからは私のエゴ!!」
するとおばぁさんはケンヂを呼び船の手配をしてくれます。
”私、必ずあなた達に追いつくから”
44話
一ノ瀬が待つ新宿へとやってきた悠介。
彼女は近くにいるから探せと言ってきます。
”ふざけんな!まだ呪いがとけてねぇんだろ?”
少しでも彼女の負担を減らすため必死に辺りを走り回ります。
その間も絶えず流れ込んでくる一ノ瀬への罪悪感で吐き気を催す悠介はすでにボロボロでした。
「何よそれ 何て表情してんの?斉藤悠介」
目の前に現れた女性は昔と変わらず、整った綺麗な顔立ちでそう言ったのでした。
4巻の感想
今回は悠介と一ノ瀬の過去がドンドンと明らかになっていきました。
そしてラストには遂に再会した二人!!
過去を全て思い出した悠介はどんな決断を下すのか?楽しみです。
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