じゃあ、君の代わりに殺そうか?2巻無料

じゃあ、君の代わりに殺そうか?2巻のネタバレ感想と、漫画を無料で読む方法を紹介しています。

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中学の頃から西野たちに壮絶ないじめを受けていた優馬。
ラジオにハガキを投稿することしか生き甲斐のない優馬の前に転校生のアメリが現れます。

彼は西野のツレを潰し、主犯の西野を自宅の地下に監禁し拷問。

アメリのエスカレートしていく残酷さに優馬は罪の意識に苛まれることに・・・。

そんな時、優馬はアメリから「西野を殺した」と告げられて・・・!?

では2巻のネタバレです。

8話|立場

アメリの電話に動揺を隠せない優馬。

「母からの電話」だとごまかしその場から立ち去る優馬ですが、警察官は怪しんでいます。

急いでアメリの自宅の地下に向かうと、血に染まったナイフを持ったアメリの姿が。

「優馬の言う通りにしたよ、西野は・・・逃がした。」

殺したというのは冗談だと笑うアメリにホッとしたのも束の間、アメリは制服の内ポケットから西野の耳を取り出します。

アメリは西野の耳を削いでいたのでした。

「逃がすってことは当然、覚悟はできてるよな?」

西野の性格上、病院にも警察にもいかず、準備を整え次第きっと報復してくるでしょう。

つまり殺す側から殺される側に立場が変わったのです。

優馬はどんどん悪化する事態に泣き出します。

「そうやってアメリが西野君を追い込んだからこんな事になったんじゃないの?」

もちろん自分の為にしてくれているのは分かっています。

だけどアメリと知り合ってから前よりずっと悪い方向に進んでいるような気がするのです。

それに優馬はこんな状況をまるで楽しんでいるかのようなアメリが少し怖いのです。

そんな優馬にアメリは感情をむき出しにして怒ります。

アメリに突き放されてしまった優馬。

一人でとぼとぼと自宅帰っていると、自宅付近で麻央に会います。

麻央は悩みを抱えている優馬が気になり、予備校の帰り道に待っていてくれたのでした。

優馬を待ち伏せしていた西野は、2人が分かれた後麻央を誘拐し優馬を呼び出します。

9話|報復

優馬はアメリの監禁を隠すために、警察には言わず一人で麻央を助けに行く事に。

呼び出された廃墟には、捕らえられた麻央と西野と西野の仲間が1人いました。

「僕は何をされてもいい。だから麻央姉ちゃんとアメリは巻き込まないで欲しい。」

しかし西野が優馬一人ボコって麻央やアメリを許すはずがありません。

西野は優馬をボコボコにするのですが、それでも優馬はアメリを呼びませんでした。

優馬はやられながらも西野に立ち向かっていきます。

しかし西野に勝てるはずがなく、携帯を奪われてしまいました。

アメリ・・・
僕を情けなく思う?
また怒る?
それとも呆れる?
そもそも僕に関わったことを後悔してるかな?

意識が朦朧としている中、優馬はそんなことを考えていました。

しかし優馬の予想は全て外れ。

アメリは西野から送られてきた脅迫メールを見てニヤリと笑います。

「全て思い通りだよ、優馬・・・。」

10話|媒介

10分経過するごとに一本ずつ歯を抜かれていく優馬。

西野は優馬の目の前でアメリを殺して、次に麻央、そして最後に優馬を嬲り殺すつもりです。

絶望の中、アメリが優馬を助けにやってきました。

優馬は全ては自分のせいだとアメリに謝り、アメリもまた感情的になってしまったことを謝ります。

仲直りできた2人ですが、最悪の状況は変わりません。

西野は優馬を人質に取り、アメリにハサミで右手の指を全部切り落とすように命令します。

こんな状況なのに、アメリは西野を恨むどころか感謝していました。

西野がいたから優馬との仲が深まったからです。

「お前という媒介によって俺と優馬は強い絆で結ばれたってことさ。他人から友達、親友・・・そして殺人という共同作業をこなしたら二人はもう完璧な関係になるんだよ。」

不利な立場にいるはずなのに、余裕な態度のアメリ。

それもそのはず、アメリは銃を隠し持っていたのです。

アメリは素早く銃の引き金をひき、西野の肩、続いて腹部に2発撃ち殺してしまいます。

11話|銃声

殺人を目の当たりにしパニックになる優馬。

アメリはそんな優馬の頬をビンタし、「今はすべきことがある」と別室に連れていかれた麻央を助けるように促します。

正気に戻った優馬は、「この後一緒に警察に行こう」と言って麻央の元へ。

麻央に傷はありませんでしたが、精神的にやられていました。

優馬たちはアメリが用意していた車へと乗り込みます。

後部座席の後ろには西野の死体が・・・。

「たとえ優馬でも今回のことを他に漏らしたら俺は今までにないくらい感情的になるかもしれない。」

アメリは警察に自首するつもりなどさらさらありませんでした。

そして明日の午前中、病院に行ったあと、アメリの家に来て片づけを手伝って欲しいと話します。

アメリは西野の死体を裏山に埋めるつもりなのです。

その時、アメリたちは飲酒検問に捕まってしまいます。

もし今、車内を調べられたら死体が確実にバレてしまいます。

そもそもアメリは無免許。

焦る優馬ですが、アメリは右手に銃を持ち「問題ないから座ってろ優馬」と言っていて・・・。

12話|月光

免許証の提示を求められ、絶体絶命だと思っていた優馬。

しかしアメリはなぜか偽造の免許証を所持しており、あっさりと警察の目を欺きます。

家の近くで車から降りる優馬と麻央。

記憶が曖昧な麻央に西野たちのことはごまかして説明する優馬ですが、麻央からは「雨里って人とは関わり合わない方がいいと思う」と言われてしまいます。

アメリのことは顔も名前も知らない麻央ですが、悲しげで冷ややかで恐ろしげな眼だけはどこかで見た気がしていたのです。

家に帰った優馬は、アメリのことで頭を抱えます。

いつまでもアメリの言いなりになっていたら、まだまだ堕ちていきそうだと感じた優馬は、ちゃんとアメリに向き合い、彼の本性を見極める覚悟をきめます。

翌朝、優馬を待つアメリの家に警察が訪れます。

警察から事情聴取を受けている間、死んだはずの西野が地下から這いずり上がってきていて・・・。

13話|捜索

警察は「校内で西野を見た」というアメリたちの証言を疑っており、西野と最後に接触したアメリに話を聞きに来たのでした。

警察は明らかに事件性があるとみてアメリを疑っている様子。

アメリは話を早々に引き上げ家の中へ。

そして階段を上ってきていた西野を見て驚きます。

西野は腹を貫通したかに見えて二発目と三発目は皮膚と脂肪を削った程度でした。

とはいえ相当出血しているはず。

まさにゴキブリ並みのしぶとさ。

アメリは西野を引きずりまた地下へと連れて行きます。

「それならそれで確実な死を与えればいいだけのこと。」

その時、優馬から「学校で待ってる」とメッセージが入ります。

アメリは家に来て欲しいと言うのですが、優馬の意志は固く家には絶対に行かないつもりです。

優馬が学校でアメリを待っていると、横田に話しかけられます。

「何かあるなら相談にのるよ?」と彼女は言いますが、とても話せる内容ではありません。

すると横田の方が中学の時からずっとレイプされていることを打ち明けます。

「あなたに聞いて欲しかった。本当はもっと早く伝えたかった。そして藤倉くんと傷を舐め合って共有したかった、この地獄を。」

昨日、横田は一度自分の家近くの駅までいき、やっぱり優馬に伝えようと戻っていました。

優馬はとっくに下校しているし、連絡先も言えも知らないのに。

しかしその時、横田は目撃してしまったのです。

暗がりを慌てて走る優馬の姿を。

必死で後を追い、昨日の一部始終を見ていた横田。

その時、優馬に会いにきたアメリが現れます。

14話|脅迫

一部始終を見ていて、さらに証拠写真まで撮っていた横田。

アメリは優馬にその場で待ってもらい、横田を別の場所へと連れ出します。

横田の望みは、レイプしてくる男子たちのスマホにあるデータを消させて欲しいということでした。

望みを叶えてくれれば、昨日のデータもバックアップも削除すると。

「やり方は任せる。お願い私も藤倉君のようにアイツらから救ってよ・・・。」

横田は必死に頼みますが、アメリがそんな人助けをするはずがありません。

逆に「西野のようにここで殺そうか?」」と横田を脅します。

しかしその会話を録音され、しかも母の元へ自動送信されてしまいます。

横田の必死さに、脅すより要望を聞いた方がよさそうだと判断したアメリ。

アメリは1つだけ忠告します。

「俺を利用し関わったことで君は最終的に今以上の重荷を背負う結果になると思うけど、その覚悟はあるんだろうね?」

翌日、横田はアメリのこの言葉の意味を深く理解することになります。

翌朝、学校でアメリはレイプグループの一人の眼球を横谷差し出して・・・!?

「君がやらせたんだ。これで君はもう立派な共犯者だよ。」

3巻へ続く

じゃあ、君の代わりに殺そうか2巻の感想

どんどんアメリの怖さが増してきました。

猟奇趣味のためではなく、明らかに優馬に執着しているアメリ。

今巻では横田さんが本格的にかかわってきます。

レイプからは解放されるだろうけど、これは確かに現状以上の重荷になりそうな予感。

アメリには深い闇を感じます。

次巻ではアメリの生い立ちが明らかになるそうなので楽しみです!

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