マンガ、無法島の3巻ネタバレを紹介します。
今回は港側でも色々とヤバイ奴が登場したり、無法状態が過熱していく内容でした。
このブログでは無法島を数十円で読む方法なんかも紹介しているので、自分で読んでみたい人は参考にしてみて下さい。
19話から27話|ネタバレ
ジンボが仕切る港では連日、無残な姿にされた女性の死体が見つかっていました。
一か月で9人も犠牲になったようで、事態を深刻に見たジンボはそれぞれの犯罪歴を話す様に尋問します。
疑わしい奴は殺す。その宣言通り、一人が見せしめに合います。
そんなカオスな状況とは打って変わって、カイトたちは特に争いも無く、平和な毎日を過ごしていました。
先日の夜襲を受けて、拠点をいくつか増やし、特定できないようにして防衛もしています。
ミソラもカイトと触れ合うことで徐々に凍り付いていた心が解け始めたようで表情も柔らかくなりました。
ですが同時に戻ってきた心は自分の犯した罪の重さも感じさせます。
夜な夜な悪夢を見て碌に寝付くことも出来ずに苦しむ毎日。
ミソラは自然とカイトを避けるようになります。それでもうなされる毎日に終わりは見えず、吐き気を催してトイレに駆け込むこともありました。
ほっとけなくなったカイトはエミの後押しもあり、ミソラに声を掛けます。
「私は気にされたり守られたり。そんな人間じゃない」
カイトと過ごすうちに彼が人殺しじゃないことに気が付き、だからこそ、カイトといると人殺しの自分の心が締め付けられる。
それまでは何も感じずに済んだのに、人形のままでいたかった。
そんな言葉に対してカイトは「そのまま死ぬのか?自分の中で生きたいと苦しんでる自分も殺すのか・・・?」と涙を流します。
ミソラが苦しいなら自分が殺す。自分も同じ人殺しになる。そう言ってまで彼女を救いたい気持ちでいっぱいでした。
「戦ってくれ。人に戻る為に」
その思いは少しだけですがミソラに届いたようで、その日から夜も少しは眠れるようになったようです。
そんなある日、ジンボ側から3人組が逃げてきました。男2人に女1人。
彼らはジンボ達から奴隷としてこき使われていたようで、お互い深く干渉はせずそこそこ助け合おう、といういうことになります。
ですがこの三人はやっぱり曲者で、ミソラに目を付けたらしく、女も協力して彼女をハメることを計画します。
早速、行動に出た三人。まずはチャラとエミをボコボコにした後、女が付いていってるミソラの元へ向かいます。
今日は丁度一人でバナナを取りに来ていたので、周りにカイトはいません。
本気の男2人に素手で立ちむかうのは難しく、激しく抵抗するも、捕まってしまいます。
そんな時、丁度、漁を終えたカイトでしたが、2人組のことが気になり、ミソラの様子を見に向かいます。
襲われているミソラを見つけた瞬間、一気に沸き上がる殺意。
大柄の男はカイトの全力投球によって、内臓を損傷し、もう一人のヒョロ男は殴り飛ばします。
馬乗りになり首を絞めるカイト。
「殺す!殺してやる!!」
無残に殺された妹の姿を思い出し、より一層強まる殺意。しかし、どれだけ力を込めても震える手を抑えることが出来ず、相手の首から手を放してしまいます。
「ダメだ・・・殺せない・・・」
その隙に男2人は逃げていきます。
残った二人、ですがミソラはカイトを責めることはせず、そっと後ろから抱き着きます。
助けてくれたことに感謝します。
「あなたは人のまま・・・そのままでいて」
再び寄り添い始めた2人の心。今回の件もあり、ミソラは常に木刀を携帯することになりました。
それがあれば大抵の問題は解決できます。
それから暫く平和な時間が過ぎていきますが、カイトはミソラとの心の溝を埋められず苦しみます。
どれだけ人に戻ろうと思ってももう遅い。ミソラに言われた言葉を何度も頭の中で繰り返し。
”どうすれば。いったいどうすればいいんだ”と嘆きます。
そんな姿を見てられず、ミソラの尻を叩くエミ。
自分の事を友達と言ってくれるエミの言葉に後押しされカイトに思いを伝えます。
「私は、人形でいられなくなった。アナタに会ってから・・・カイト・・・」
4巻に続く
3巻の感想
今回もエロバイオレンスが良い感じにあり、ミソラやカイトの話もあり、とボリューム満点で大満足でした。
ネタバレには書ききれませんでしたが、ミソラを襲った二人の男の内一人はエミに殺されヒョロ男の方はジンボ側に戻り、サイコパス野郎と手を組んだようです。
あの二人が次巻では何かしら仕掛けてくるのではないでしょうか?
このマンガは数十円で好きな巻数を読むことが出来るので、是非、この方法を使ってみて下さいね。