約束のネバーランド13巻無料

約束のネバーランド13巻のネタバレ感想と、漫画を無料で読む方法を紹介しています。

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シェルターへ戻ったエマは全食用児を解放する方法を探し始め、1000年前に人間と鬼が交わした約束を結び直す手掛かりを掴みます。
しかし武装したアンドリュー達がシェルターに侵入してきて・・・!?

ではここから13巻のネタバレです。

目次テーブル

107話|反吐が出る

シェルターに残りアンドリュー達と戦うユウゴとルーカス。

2人は息ぴったりの連携で次々と敵を倒していきます。

(こちとら13年鬼を相手に1人で生きてきたんだ)
(あれもこれも全部反吐が出る)

(俺達の人生はてめぇらの道具じゃねぇ)

108話|行かせねぇ

ピーターはユウゴたちが15年前のGB脱走者の生き残りだと気づきます。

全滅したとばかり思っていたので驚きますが、蓋を開けてみれば敵はたったの2人。

しかも内1人は片腕で足を引きずっています。

(こんな連中に我々が5人もやられるとは)

敵はユウゴ達を追い詰め爆弾を投げます。

ルーカスはユウゴを庇い内臓破裂、足ももう動きません。

「僕はもうダメだ。頼む僕を置いていけ。」

ルーカスはそう言うのですが、ユウゴに置いていくという選択肢はありませんでした。

生きるにも死ぬにも最期まで一緒です。

残る敵はあと2人。

2人はハチの巣になりながらなんとか武器庫までたどり着くのですが、そのまま倒れてしまいます。

そして2人は敵を道連れに爆死します。

109話|進め

ユウゴとルーカスのおかげで無事住み家までたどり着いたエマ達。

エマは自分の判断に責任を感じ不安になっていました。

その時、ユウゴがエマの前に現れます。

ユウゴが無事だったと知りホッとするエマ。

ユウゴはエマが責任を感じていることを察し「お前のせいじゃない」と話します。

判断が正しいか間違っているかなんてその時には誰にも判りません。

だから大切なのは判断の後なのです。

「自分の判断を信じろ、エマ。そしてそれでどんな結果が出ても前へ進め。お前ならお前達なら世界を変えられる。」

これが夢であると気づくエマ。

その日、夜になっても2人は帰ってきませんでした。

110話|すべきこと

2人の帰りを心配するGFハウスの子供たち。

ジリアンは居てもたってもいられず探しに行こうと提案するのですが、もしここで戻って敵が残っていたら全てが水の泡になってしまいます。

みんな不安でピリピリした空気に。

エマは今すべきことを考えます。

2人の安否を確かめに行きたいけど、レイの言う通りシェルターには戻れません。

七つの壁は今は条件が揃っていないし、リスクもあります。

今すべきなのは、態勢を立て直すこと。

生活基盤を整え安全を確保して守りを固めるのが最優先です。

「みんな!まずは食べよう!」

ユウゴとルーカスが守ってくれた命を全員で守る事。

そんな中、エマはオリバーから、ルーカスからのメモを渡されます。

襲撃の直前ルーカスがあの部屋で受けた最後の電話の内容でした。

聞こえたのはまず雑音。
そして20秒の録音。

相手はミネルヴァからでした。

その内容はGPの電話とは明らかに感じが違っていました。

前回は食用児に選択を選ばせる感じだったのに、今回ははっきりと「ネバーランドを終わらせる」と断言しています。

生きていて考えが変わったか、もしくは全くの別人か。

どちらにせよ敵ではないことは確かです。

得体はしれませんが、ラートリー家に対処・対抗する為にもこのミネルヴァと手を組んでおくことに。

111話|望まざる客

そんな中、ドミニクたち5人がいないことに気が付きます。

5人はユウゴとルーカスを探しにこっそり外へ出て行ったのです。

みんなは急いで外へ出て手分けして探すことに。

銃声が聞こえた方に向かうとドミニクが1人立っていました。

「逃げて!来ちゃダメ!」

その瞬間、仲間が1人撃たれドミニクも足を撃たれてしまいます。

撃ったのは骨も剥き出し状態でボロボロな姿のアンドリューでした。

アンドリューはあの爆破でなんとか生き残った1人でした。

アンドリューはアリシアを人質にエマたちをひざまずかせます。

アンドリューの酷い暴行に我慢ならず銃を向けるエマ達ですが、撃つことを躊躇してしまいます。

ドミニクたちと一緒にいた3人も結局人間を撃つことができず、殺されてしまっていました。

死んでいったユウゴたちの事もバカにされ怒り心頭のエマ達。

112話|追悼

その時、隙をついてオリバーがアンドリューの関節を破壊します。

アンドリューはそれでもドミニクを踏み殺そうと狙っています。

レイは背負う覚悟でアンドリューの頭に焦点を合わせます。

しかしレイが手をかける前に、アンドリューは後ろから現れた鬼にとって食われてしまうのでした。

住み家に戻り、ユウゴとルーカスの死をみんなに報告します。

最初に泣き出したのはジリアンでした。

ジリアンに続き周りのみんなも大声で泣き2人の死を悲しみます。

その頃、レイは外でフクロウ型の追跡カメラを見つけ出していました。

これがカメラの位置を特定し、逃げた居場所も知らせていたのです。

皆は今の住み家を捨て、ミネルヴァの呼びかけの場所までまた旅をすることになります。

113話|楽園の王

その頃、ある5人の人間が農場潰しを実行していました。

外見は綺麗な建物ですが、中は劣悪最底辺の量産農場。

装置を付けられている意志のない人間の手枷を壊し抱きしめます。

装置を外せば生きていけず連れ帰ることはできません。

せめて全員の手足の枷を外し「次に生まれてきた時には人間として生を全うできますように」と願いながら装置を切り農園を焼き尽くします。

農園を破壊し、全食用児を解放し、この世界を終わらせ、食用児の楽園をつくることがミネルヴァの掲げる理想の未来なのです。

一方、エマたちはミネルヴァの暗号の元”ライオンのあご”へ向かうことに。

今いる場所から西へ10日ほど歩いた先にある荒野です。

114話|一つずつ

予定では10日でしたが、思っていたよりも足取りは進みませんでした。

それもそのはず。

この大人数では小回りはきかず年少者のペースに合わせなくてはいけません。

そして何より緊張による疲労。

エマがみんなを気遣い1人で食糧調達に行こうとすると、年少組も一緒に付いてきました。

ちびっ子たちの方が食糧調達がうまく、エマは驚きっぱなしです。

エマたちが旅をしていた1年と少し、小さい子たちも成長していたのです。

旅をして8日目。

鬼の気配を感じたエマとレイはドンだけを連れ3人で偵察に行きます。

するとそこには鬼に囲まれた人間が2人いました。

115話|ジンとハヤト

鬼を退治し2人を助けるエマ達。

2人の名前はジンとハヤト。

ミネルヴァの命令でエマたちを探しにやってきたのです。

2人の話によるとミネルヴァはたった半年で既にいくつもの農園を潰し、何百もの食用児を救い出し束ねている神様のような人でした。

ジンとハヤトもミネルヴァに救われたうちの1人です。

2人のことを信用したエマ達は、アジトまで案内をしてもらうことに。

しかしその時、クリスの容態が急変します。

アジトまで3日と持たないでしょう。

ジンたちに手引きされ近くの農園でクリスを救う薬を盗むことになるのですが・・・!?

14巻へ続く

感想

シェルターを失い、大きな犠牲を払い何とか襲撃を逃れたエマ達。

フラグはたっていたもののユウゴとルーカスの死は悲しかったです。

友想いの2人には感動させられました。

そして後半では新たな登場人物が増え、ミネルヴァさんに近づくのですが、なんだかこのミネルヴァさんの思想が怖い。

彼等の目指す世界とエマたちの求める世界は違う気がするし対立しそうな予感・・・。

早く次の新刊が読みたいです。

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