リアルアカウントの19巻ネタバレあらすじや無料で読む方法を紹介しています。
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19巻ネタバレあらすじ｜新ゲーム匿名教室
覚醒状態を世間の目にさらしたユウマ。
当然ながらネット上は大混乱でフォロワーはドンドン減っていきます。
それでも彼の事を信じてる人は多く、特にナナコはもう二度と裏切らないという気持ちが強いです。
自分自身ももう一つの人格に苦しめられていましたが、他の人々の励ましも有り、万全の体調で次のゲームへと進みます。
制服を着さされ、教室へと集められる一同。
当然、舞台は学校でさっそく説明が開始されます。
”匿名教室”
モニターに映し出された会長マーブルがルールを説明しますが今回はいたって単純。
クラスメイトの中に紛れた会長マーブルを見つけ出せば終わり。
1時間ごとに投票しもっとも票を集めた人物が処刑されます。
一発で会長マーブルを当てることが出来れば即ゲームクリア。
しかしもし失敗すれば、最期の一人になるまで学級会は続きます。
それとは他に、授業という名目で1時間のうちに画面をタップする作業や匿名で書き込み出きる掲示板が用意されていました。
早速、一限目が始まりますが、この状況で最も不利なのは”向井ユウマ”です。
ぞくぞくと彼を批判する書き込みがされていきます。
ですがそれに待ったをかけたのは蔵科でした。
書き込まれている文面を分析し、それらを書いているのは会長マーブル一人だと断言したのです。
あたかも複数人が書き込んでいるように見せかけ、集団心理を使おうとしていたのです。
そんな指摘もあり一時、ユウマが犯人という空気は薄れます。
これを機にとユウマは全員を身体チェックしようと提案します。
ユウマが会長マーブルを知ったのは少し前でその時に見つけたのは会長本人のスマホでした。
つまり自分以外のスマホを持っている者が会長マーブル。
女子と男子に解れ、中継カメラも一度止めるよう要請し、身体検査が始まります。
ですが誰もどこにもスマホは隠し持っておらず、唯一見つけたのは小間カリンがズイのスマホを受けついていたということだけです。
しかもそのスマホで託宣（膨大なデータから答えを導きだす）を行うと向井が黒だと結果が出てしまいます。
そんなこんなで再び教室内は向井に投票しようという空気になってしまいます。
投票時間まではあと僅か、すると匿名掲示板にクラスメイト達の秘密にしたいプライベートが公開され始めました。
ある者は全く似合わないぬいぐるみを購入している画面を、ある者は元カノに未練がましく送っているメッセージ内容などを公開されます。
そんな空気を一変したのはまたしても蔵科でした。
「ぼく会長が誰だか分かっちゃいました。」
そう言って彼は序盤に指摘した会長マーブルの書き込みを指摘します。
この書き込みには特徴があって、例えば固有名詞は「」で囲っているや、改行をよく使っているという点です。
ですが最も特徴的なのが普通の人が「・・・」や「…」などで現わす表現を「、、、」読点で書いている事でした。
そしてその人物に当てはまるのはたった一人”穂村アイリ”だけなのです。
先ほどの暴露登校で彼女のポエムが公開されていましたが、今説明した文章の特徴が全て当てはまるのです。
結果、彼女は一気に疑いを持たれ、第一回の投票では最多票を集めることとなります。
黒板に映し出された会長マーブルが結果発表をします。
「よく見破りましたわね。そう私の正体は穂村アイリ・・・ではありませ～ん！！」
まさかの不正解！！
なんと蔵科が暴いたことは全て会長マーブルが張っていた罠だったのです。
「見事な推理ご苦労サマ！」
あざ笑うかのような会長マーブルのコメント。
無情にもアイリの処刑が開始されドンドンと氷漬けにされていきます。
凍結されてしまった彼女、しかし後悔は無いのか、このゲームの行方をユウマに託し彼女は散ったのでした。
その惨劇を見て過度なストレスを感じたユウマはまたしてももうもう一つの人格と入れ替わってしまいます。
容赦なく蔵科を殺そうとする裏ユウマ。
現状はユウマ劣勢となって居るので死体を増やしてそこに票を集めようとしたのです。
ですが、蔵科が「自分を殺すのは最後にして欲しい、その為には誰であろうと罪を擦り付けて殺してあげる。」と異常なまでのユウマ愛を見せたことで気持ちが萎え、そのまま意識を失うのでした。
ユウマが眠っている間、教室内では裏ユウマこそが会長なのでは？という意見が浮上します。
本人すら自覚していない可能性がある。
その流れを変えるべく、必死に動き回るあやめ。
ですが特に効果は無く、投票の時間が迫ります。
星名アイジはこのままユウマが死ぬのは惜しいと思い、アヤメに票が集まるようにコラ画像（アヤメのビッチ合成画像）を流出させます。
そうしたことで一気に教室はアヤメに投票する流れとなります。
ですがその時、いかにも変態という格好で教室に入ってきたのはカナタさんでした。
彼とはユウマを救うために協力していて、仲良くなっていたのです。
自らも冤罪で盗撮マニアの汚名を着せられた経緯があり、同じように書き込みの評判だけで断罪されるユウマやアヤメを無念に思ったようです。
彼はアヤメを救うため、自らの命を差し出すのでしょうか！？
20巻へ続く
