リビドーズ7巻ネタバレ

リビドーズの最終巻、7巻のネタバレあらすじを紹介しています。

遂に決着する脇田VS田丸!!脇谷が性に見出した物とは何なのでしょうか!?

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61話から最終話|ネタバレ

クーデターの準備を整え出発する脇谷たち。その途中、自衛隊に見つかってしまい、おっさんが命がけで脇谷たちを逃がしてくれます。

「イサム子を作れ!!」

おっさんの最期の言葉を深く胸に刻む脇谷。

一向は無事に海に出ることが出来て、中竹が手配していた援軍と合流します。

その中には過去に因縁がある緊縛師も居ましたが、過去の事は水に流し、作戦に取り掛かります。

父島の政府軍討伐班と母島の人質救出班に分かれるようで脇谷は母島担当です。

父島の方へは緊縛師を筆頭に助っ人として合流したメンバーが主力になっているようで、その力は圧倒的です。

犬に化けるリビドーや水中を拘束で移動できる者、極めつけは純粋なリビドーを操る女までいます。

ですがそんな彼らの前にアキトと原口でした。

どうやら政府に弱みを握られているようで、全力で殺しに来る2人。

原口が目の能力を使いアキトをアシストすることで、とんでもない強さになっています。

彼らが何故、政府の言いなりになっているのか?その理由は少し離れた港のクルーザーに監禁される女性に有りました。

リビドーになってしまった女性ですが、政府から供給される幼若ホルモンによって、発症を抑制させているのです。

一方、脇谷はと言うと、初瀬の元へ向かうため、政府軍の包囲網を強引に突破します。

辿り着いた先では今まさに、田丸が初瀬を連れだそうとしているところでした。

脇谷の登場に足を止めて抵抗する初瀬を田丸は躊躇うことなく殴ります。

そしてそれこそが彼の性癖らしく、腕は狂暴に変異するのでした。

田丸は脇谷の幼若ホルモンを使い人工的にリビトーズになった最初の被験者だったのです。

特殊な性癖であればあるほど、変異は強力なものになる。無垢の脇谷は田丸に太刀打ちできません。

一方、田丸は初瀬を殴るたび体を巨大化させ、すでに重火器では傷すらつけることが出来ません。

性に関して何も無い脇谷、しかし何もないからこそ何でもなれる。

満身創痍の脇谷の元へ初瀬が駆け寄ります。

愛するがゆえにそれを破壊したい、その思いはまさに紙一重、ゆえに愛も同じくらい力を生む。

重要なのはその思いを分かち合っているのかどうか。

初瀬への愛を強く心に感じる脇谷の身体はみるみると力強く変化していきます。

そして、その拳は田丸を吹き飛ばし、見事勝利をつかみ取るのでした。

別動隊の方でも政府軍の制圧に成功したようで、長いようで短い戦は脇谷たちの勝利で幕を閉じます。

”性とはなんだ”

美しくもありおぞましくもある。滑稽で暴力的で創造的で退廃的・・・

それでも、俺たちは性を使いこなさなければならない。もう一度立ち上がるために

-完-

最終話の感想

最終話は一応、戦いの後の話も描かれていたので、ここで簡単に紹介しておきます。

日本は父島と母島に残すだけの人口になったようで、脇谷たちはリビド化した人類を倒して回る生活をしているようです。

本土の再建を計画する傍ら、初瀬との間に子供も生まれたようで、幸せな毎日を送っているという締めくくりでした。

全7巻と程よいボリュームで一気に読むことが出来たので、結構面白く満足できる作品でした。

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