六道の悪女たち6巻のネタバレあらすじや無料で読む方法を紹介しています。
誰でも使える簡単な方法なので漫画版を読んでみたい人は試しに使ってみて下さいね。
10巻|ネタバレあらすじ
”山吹ミナミ”
彼女はとある地域で有名な闇金です。
十日で3割という法外な利息を取りたて一度借りたら干からびるまで金を吸われるまさに吸血鬼のような女です。
頭が回る頭脳明晰な仁と腕っぷしに自信がある名残を従え債権者は決して逃げることは出来ません。
そんな彼女の大口の顧客が課長の実家である木嶋製作所でした。
六道は数日学校を休む課長を心配し自宅を訪問したときにその事態を知ります。
皆の学園生活を守るために何か出来ないか?
翌日、学校でみんなに自分たちで係長にお金を貸してあげられないか?と相談するとみんな快く了承してくれます。
ですがミナミ率いる闇金も木島製作所は大詰めで工場丸ごと奪う総仕上げに入ります。
先日、偶然スーパで出会った六道とミナミ。
既にミナミは六道に惚れているようですが2人が再会したのは六道が始めたアルバイト先のコンビニでの事でした。
普段なら自分のお金など最低限しか使わないミナミですが六道に「ありがとうございました」と言われたいが為に何度も店に出入りし結局、店の商品を殆ど買い占めてしまうのでした。
幼いころ毎日借金取りが家に押し寄せてきたミナミはお金の大切さを嫌と言うほど知りました。
”ウチは金を吸う側になる”
そう決めた彼女は決して無駄使いなどはしません。
ですが彼女は今、人生で初めて無駄使いをしまくっていたのでした。
先日のコンビニに引き続き、今は自分が一番かわいいと思うゴスロリファッションを大人買い中です。
毎日、日課にしていた借金の取り立ても部下に任せ、六道の元へと向かいます。
何百万もしそうな時計をプレゼントしようとしたり晩餐会化と思うほどの高級料理に連れ出したりと贅の限りを尽くします。
ただ六道に「ありがとう」と言ってもらいたい一心で・・・
その後もミナミはちょくちょく六道に会いに来るので2人はそれなりに親しくなっていきます。
ある日、課長の為にバイトをしていることを打ち明けます。
「ウチにまかしとき!!そんな奴等この山吹ミナミが追っ払ったるわ!!」
自分が追い込んでいる工場の話だとは知らずそう宣言するミナミ。
翌日、さっそく六道はミナミから教えてもらった闇金撃退方法を実践します。
強引な取り立てをカメラで抑え、音声は録音する。
嘘っぱちでも弁護士がついていると言い、訴えると強気に出たのです。
その効果はてき面で取り立てに来ていた仁はすぐさま入れ知恵している人物がいることに気が付きます。
「どなたですか?出てきて直接話しませんか?」
今までと打って変わって優しい口調になった仁。
六道はこの時の対応を教えてもらっていなかったのですぐさまミナミに電話をします。
「顔は出したらあかん!!厄介な奴がおるって警戒させるんや!!」
ミナミのアドバイス通りにすると相手は手を出してこなくなりました。
取り立て側の仁も困った事態に一度、ミナミに連絡を入れます。
「木嶋の社長さん金払わんて出てこなくなったぞ」
「なんやてぇ!!誰の入れ知恵や!!アイツは絶対に払う。外に引きずり出して脅迫しろ!!」
まさか自分が入れ知恵しているとも知らず、どちらの支持もミナミが出します。
故に六道側が負ける筈も無く、痺れを切らしたミナミがついに現場に突入します。
強引に扉を破った先に現れたのは「六道くん・・・?」
運命のいたずらに気が付いたミナミは言葉をかけることも出来ず、部下を引き連れその場を去ります。
「できん・・・どうしてもできん・・・」
事務所に帰ってきたミナミは泣きながら仁にそう言います。
この仕事は3人の悲願が掛かった大仕事、しかし仁はミナミに拾ってもらった恩があり、今回はミナミの気持ちを優先させると言ってくれるのでした。
打ち解けた3人はミナミが買い占めて大量に残っていたコンビニ商品で宴会をします。
酔いつぶれて眠った翌朝、目を醒ましたミナミ。
しかしそこには仁と名残の姿がありません。
オマケに自分が今まで必死に貯めてきた金も全て持ち去られているのでした・・・
実は仁は闇金ハンターと言われている詐欺師だったのです。
最初から金を奪うつもりでミナミに近づき、今回の件で見限ったのです。
脳筋の名残はまだ使えるので適当に理由をつけて引き連れてきました。
絶望に落とされたミナミは知らず知らずのうちに六道の所へ向かっていました。
「ウチ、裏切られたんかなぁ・・・大事なもん全部なくなってもうた・・・」
「許せない!!これ以上、僕の大事な友達を傷つけさせてたまるか!!」
六道はミナミの手を取り、逃げだ仁を探しに行くのでした。