ホラー漫画、渋谷金魚の2巻を読んでみたのでネタバレを書いていきます。
この漫画は誰でも使えるある方法を利用することで2巻をたったの数十円で読むことが出来ます。
その方法はこちらにまとめておいたのでネタバレじゃなく漫画版を読みたいという人は参考にしてみて下さいね。
渋谷金魚|2巻ネタバレあらすじ
”渋谷に凶暴なホームレス「渋谷の貂」がいる”そんな噂話があった・・・
夜な夜なナタで人を斬り殺すだとか美食家で血と人肉が好物だとか都市伝説のような扱いを受けるそのホームレスは実在する。
ヤクザだろうが何だろうが気に入らなければぶっ倒す!!
そんな彼のもとに金魚が現れたのも早二日前、高校一年の少女、東寺 秋とその弟、春と偶然出会う。
金魚から逃げる為、学校へやってきたのだが追いつめられた先で貂が金魚を殴り殺していたのだ。
秋は一目でそれが”渋谷の貂”だと気づいたのだが自然と出たのは「私たちを助けて」という言葉だった。
同じく学校には貂にいいようにやられているヤクザ達も避難していた。
外はまだら模様の金魚の群れが絶えず徘徊しているので今は保健室に立てこもっているようだ。
秋たちが合流するが案の定目の敵にしている貂が生きていたことで一触即発の空気が流れるが今はそれどころでは無い為、協力関係を築こうと提案する。
学校内での唯一の逃げ場”食堂棟”三年前に作られたレンガ作りの頑丈な建物で中には災害時に備えた食料などが備蓄されていると言う
しかし現在が鍵がかかっているのでそれを取りに行く必要があり貂と秋がその役を買って出るのだった。
屋根裏を伝い職員室までたどり着くがやはりそこにも金魚が!?
だが貂はその場にあったありとあらゆるものを武器にし次々と金魚を撃破するとあっけなく棟の鍵を見つけることが出来たのだった。
残る問題は金魚のうろつく外を100mほど通らなければならないということだ。
貂は金魚が夜中は寝ていることを知っていてその時間に移動をしようと提案
それまでは各自体力を温存するべく休憩する。
しかし次に起きた時、その場に貂の姿は無かった!!
彼は残りのメンバーを囮にしている間に一人で食堂棟へと言ってしまったのだ。
絶望が押し寄せるがこのままでは全滅は必須。
犠牲者を出しながら強行突破するほかなくたどり着いたのは僅か4人
そんな4人に更なる絶望が押し寄せる・・・
食堂棟にはすでに渋谷金魚が溢れかえっていたのだ!!
”もうだめだ”
秋が諦めかけたその瞬間!!
「ドゥ!!」
と迫っていた金魚にめり込むハンマー
その投擲元には貂が居た。
”やっぱり渋谷の貂は優しい人なんだ”
そう思ったのもつかの間、まるでそこには誰も居ないかのように秋の横を素通りすると集まりだした金魚たちと戦いを開始する。
「渋谷の捕食者だ誰か教えてやる!!」
彼はただただ怒っていたのだ。自分の庭である渋谷をめちゃくちゃにするこの金魚たちの事を・・・
そこからは一方的だった。
強力な洗剤を混ぜて発生させた塩素ガスを充満させ金魚たちの動きを鈍らせると学校にあったありとあらゆる道具を使い次々と殺していく。
部屋を埋め尽くすほどのまだら金魚も貂の前では赤子同然に扱われ等々100匹以上いた金魚たちは全滅するのだった。
学校には興味を亡くしたのか秋たちを残しその場を去る貂
数日後、やっと手に入れた通信機器で”デンキヤ”という名称の人物と連絡を取る。
「外の連中は期待できない、戻ったら計画を始めるぞ!」
そう言うと通信を終了しデンキヤが待つ副都心へと向かうのだった・・・
渋谷金魚2巻まとめと感想
この後、実は1巻で登場したアイドル(アリサ)とそれを追いかけてヘリから飛び降りた(ハジメ)が貂と遭遇します。
しかし温過ぎるハジメの態度に嫌気がさした貂にはめられ金魚の群生へと放置されたところで2巻が終わります。
後、この悲劇につながるだろう布石も少し描かれていました。
1巻はレビュー的にも個人的にももう一つ煮え切らない感じだったのですが2巻では徐々に謎だった部分も明らかになり新たなキャラ達の登場も期待できそうな展開でなかなか面白かったです。
渋谷金魚は誰でもかんたんに無料で読める作品ですので是非読んでみて下さいね。