Sレア装備の似合う彼女の最終巻ネタバレを紹介します。
この漫画は無料で読むことも出来るので自分で読んでみたい人はこの方法を使ってください。
43話から49話
「矢間田!一連の事件はあなたの仕業なの!?」
問い詰める面々ですがBテストの記憶は他のメンバーと同様、覚えていないと言います。
「私は単純に自分のデザインしたモンスターが人々を襲う光景を見ただけさ。」
その言葉と同時にメドゥーサが襲い掛かります。
アミや店長が触手に捕らえられ石化させられていきますが、助けようにも敵が手ごわく近づくことが出来ません。
窮地を救うためにやってきたのはマユ。彼女も運営の一人で不具合対策チームの一人です。
マユが言うにはメドゥーサを倒すには大吾の力が必要なのだとか・・・
そうこうしていると「パパ!!会いたかった!!」の声と共にロリヴァイアや雪女、プリンセスタイタンが乱入してきます。
今来たモンスターらもマユの言っていた大吾の能力を求めているようです。
その能力とは・・・・
「魔王の性器を持つ者」
全ての数値に置いて確認済みでそれは間違いないのだとか。
モンスターたちは電波を乱す特殊な装置を使い大吾の股間を男性に戻すと一斉に飛び掛かります。
”スリスリ”
それぞれ思い思いに大吾を誘惑するモンスターたちですがさすがにそれでは反応しません。
魔王覚醒には絶頂よりももう一つ上の快楽を感じる必要があるようで、絵亜とユリナがダシに使われます。
効果はテキメンで股間が最大限膨張した瞬間!大吾は魔王のような風貌に変身します。
手には性器を模したバズーカが握られており、そこから発射されるのは白濁液・・・
魅了の効果があったようで矢間田はあっという間に従順になりました。
能力を使用した反動で大吾も元の姿に戻り、石化されていた少女たちもカンタレラのドロップアイテムである万能薬で戻すことが出来ました。
共通の敵が居なくなったのでモンスターたちとの共闘は終わり、大吾を巡って一気に殺気立ちます。
宿敵であるラミアまで現れ、そこにはグリムゼリアプロデューサーの霧野の姿もありました。
彼こそがB版を開発した事件の主犯格です。
話もそうそうに襲い掛かってくるラミアや他のモンスターたち。
ランカーたちも全力で応戦し何とか戦えていますが大吾がラミアに吸収されてしまったことで事態が一変します。
ラミアの身体からいくつもの触手が生えてきてそれは生殖能力を持っているようでした。
ランカーたちが次々にその触手にやられタマゴを生みつけられていきます。
「1時間ももたない間にあなた達の養分を吸い尽くしモンスターが孵化するわ。」
殆どのメンバーがタマゴを生みつけられ、まともに戦うことも出来そうにありません。
ラミアはそれだけでなく、プロデューサーや周りのモンスターまで吸収し始めます。
取り入れることでその者の能力が使えるようになるようで、ドンドンと強化されていくラミア。
残された方法はラミアの体内に入り、直接大吾を救い出す方法です。
タマゴを産み付けられたメンバーが侵入。
まだ戦うことが出来るユリナが入口をこじ開けることになりいざ作戦開始!
中は異空間のようになっておりすぐさま大吾を見つけることが出来ます。
ですがそこにも守護者がおり、外に戻ってこれたのは大吾だけ。しかも生殖器はラミアに奪われたままです。
最悪の事態に成すすべがなく、さらにランカーたちまで吸収され手が付けられません。
絵亜やユリナもタマゴを産み付けられ、戦況はかなり厳しいです。
そんな時に岩陰に隠れていたレベッカを見つけます。
「レベッカちゃんSSレアのダーインスレイヴを引いてたでしょ!!」
SSレアの中でも攻撃力に特化した伝説の武器、それを使えばラミアも倒せるかもしれない。
今のラミアのやり方に疑問を抱いていたレベッカはラミアを討つことを決意します。
モンスターがSSレアを装備したこともあってその攻撃力は圧倒的!!
しかしそれを逆手に取られてしまいます。
「あなたは思った以上に極上の料理に仕上がったわ」
隙をつかれて麻痺毒を打たれ吸収されてしまいます。
高エネルギーを取り込んだラミアはさらに進化し日本の触手だけを残した人間型に成ります。
その触手は空間すらも飲み込む力を有しており、さらに攻撃力は今までと桁違いでユリナのエクスカリバーをあっさりと叩き折ったのでした。
成すすべなくハルカは自分が本アカ、悠久の風で来なかったことを後悔します。
それを見かね、モンスターで唯一生き残っていた傀儡子が自身のドロップアイテムであるSS確定ガチャチケットを
ハルカに渡します。
それで引いたのは、ブリューナク。ハルカが最も得意な武器でした。
特殊能力である、虚風を使い、敵に飲み込まれる瞬間に能力を発動します。
遥か5秒前の風という残像を残し瞬間移動するスキル。
つまりハルカは自身が永遠に飲み込まれ続けることと引き換えにラミアをフリーズ状態にさせたのです。
まさかの自己犠牲に怒り心頭の大吾はハルカを助ける為、頭を絞ります。
思いついたのはゲームからはみ出している存在。
未実装のモンスターにスキル、それはハルカにだって当てはまる筈だと・・・
初めてユリナを召喚した日に回したガチャの一本。
”壊れてからはずっとアンノウン表記になっていたあれこそが未実装のゲームシステムじゃないのか!?”
望みをかけてタップしたその武器は見事に現実のものとなります。
”UR装備ケイオスキャリバー”
太古の昔、モンスターの母であるクイーンを倒した伝説の武器。
その刃がラミアへと突き刺さります。
「ぐぁぁぁっぁぁあっぁぁあ」
完全に消滅したラミア。
ハルカだけでなく吸収されていた皆も元の状態で解放されるのでした。
最終話の結末
クエストはクリアトなり、モンスターたちは元の世界へと帰っていきます。
グリムゼリアは本当に存在しているようで、ラミアの画策によってゲームで繋がってしまったのです。
彼女無き今、運営が消されていた記憶も戻りその謎が明らかになりました。
そしてユリナも・・・
ラミアというクエストボスが消滅した今、この世界に存在しておくことは出来ないようで徐々に体が消え始めます。
「マスターとの毎日・・・すごく楽しかったです。」
寂しさの残るエンディング、ユリナが消えた虚無感から抜け殻となってしまった大吾。
絵亜が元気を出しな。と新たなゲームを進めます。
”懐かしいな。クエストボタンを押したらユリナが出て来たんだっけ”
そんなことを思い出しながらボタンを押すと”ぐぅぅぅぅぅぅ”とクローゼットから腹の音が!?
空けるとそこにはユリナが居ました。
「実はラミアを倒した三日前から・・・いい感じ別れたから出ずらくって」
「私にとってのホームはこの、マスターのお家のようです。」
-完-