ヴェクサシオン~連続猟奇殺人と心眼少女~というマンガの3巻ネタバレを紹介しています。
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9話から12話|ネタバレ
美鈴を助けた相手は美形の見た目20歳ほどの青年でした。
助ける時に美鈴を庇ったために、手を骨折してしまいましたが、気にしないで欲しい。と非常に好印象な青年です。
彼の名は土方新一と言い、介護ヘルパーという職業柄、白杖を持っていた美鈴のことが気になり、注意していたのだそうです。
後日、お礼をする為、連絡先を聞いておきます。
命の恩人とはいえ、美鈴は彼に疑問がいくつかありました。
骨折以外のケガは無いのに、血の匂いがしたこと。
助けてもらったとき、汗はもちろん、脈動一つ乱れていなかったことなどです。
少し違和感を感じるも、命の恩人を相手に失礼なことばかりも言ってられないので、そこで別れ、犯人の推理を始めます。
美鈴は真犯人をAと仮定し、これまでの整理をします。
犯行は全てAが行ったと思われ、その上で最も邪魔な存在は光城です。
これまで、光城が小説の内容をAに話したと考えていた美鈴ですが、それは逆では?と考えます。
ヴェクサシオンの作者は本当はAで光城は替え玉として、出版社とのやり取りをしていた。
何故Aが替え玉を使ったのかは不明ですが、その推理だとこれまでの犯行が全て腑に落ちるのです。
今は残る三つの殺人を阻止するののが最優先となるので、さっそく音読担当の緒方から話を聞きます。
すると、双子の殺害方法に地名が含まれていることが分かりました。
これまで殺害場所は一切書かれていなかったのに、今回は書かれている。
これまでの計画的な犯行を行っていたAの性格からすると、もうすでに双子は小説に書かれていたT渓谷に埋められているに違いない。
美鈴の予想通り、現場からは胴体を切断された、双子のJKの遺体が見つかったのでした。
現場には犯人に繋がる手がかりはなく、美鈴は小説を聞きなおし、殺害シーンに描かれていたマンションと騒音というキーワードに着目します。
小説への異常な固執から、間違いなく犯人はマンションに住んでいると考えられ。
犯行現場に騒音がした可能性がある唯一の場所を訪れます。
閑静な住宅街に似つかわしくない高層マンション。
その目の前で、被害者の死亡推定時刻に下水工事が行われていたのです。
2人がそのマンションを見上げていると、丁度、中から見知った人物が出てきます。
「あっ土方さん!」
出てきたのは昨日、美鈴を助けてくれた青年でした。
適当に世間話を済ませると彼は仕事へと向かいます。
ここでも美鈴はやっぱり彼に違和感を感じてしまいます。
まるで血の匂いを消したいかのような、強いシャンプーと石鹸の香り。
犯行現場を容易に何度も下見できそうな、電動自転車が最近買ったばかりの新品だったこと。
疑問を持ったらとことん追求したくなる美鈴は早速、揺さぶりをかけてみることにします。
翌日、こないだの事故の経過観察に同じ病院に同じ日に行く必要があり、美鈴は土方に介護を頼みます。
普段なら頼まないような、介助を頼み、ワザと躓き土方が手を差し伸べてくれれうように仕向けます。
そして耳元で「ヴェクサシオン」と囁き、相手の反応を伺うのでした。
触れてさえいれば、どんな些細な反応でも見逃すことはないと自身があった美鈴。
しかし、相手は動揺はおろか、いっさいの鼓動の乱れすら起こさないのでした。
美鈴の決断は完全に白。
土方への疑いは完全に晴れます。
ですが、そんな彼が美鈴と別れた後、向かったのは用があるとは思えない産婦人科病棟。
時を同じくして、警察署に犯行予告が届きます。
”近日中に妊婦を殺害する。”
果たして美鈴は次の犯行を止めることが出来るのでしょうか!?
4巻に続く