凪のお暇2巻

凪のお暇2巻(最新刊)のネタバレ感想と、漫画を無料で読む方法を紹介しています♪

※私の紹介している無料で読む方法は、試し読みではなく全部無料で読める方法なのでネタバレを見る前にぜひ参考にしてくださいね♪

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他人に合わせすぎて自分を見失っていた大島凪28歳。
ある日、モラハラ彼氏・慎二の一言をきっかけに過呼吸で倒れてしまいます。

全てを捨てて新生活を始めたのですが!?

2巻 ネタバレ

2巻は慎二の本心を語るところから始まります。

7話

正直最初は見た目から入った。
弱いんだ俺、昔からまっすぐでサラサラのロングヘアーに。

凪が会社を辞めて仕事の引き継ぎをすることになった織部さんは、その仕事量に毎日追われていました。

「今思えば凄い子だったのかも大島さんて。いなくなって今更身にしみてるっていうか」

実は慎二も昔から”空気”を読むのが得意でした。

相手が何をして何を言ってほしいのかすぐに分かるのです。

だけどそこに慎二の誠意とか懇意は一切ありません。

空気を読むって究極、相手にとって都合がいい酸素になるってことだから、そこに慎二自身はいないのです。

だからいつも空気を読もうと必死で笑顔貼りつけて、いっぱいいっぱいになっている凪を見て「あ、こいつ超人間じゃん」って思ったのです。

慎二は最近のイチオシ取引先の受付嬢・カナちゃんの部屋へ遊びに行きます。

もちろんサラサラロングストレートの可愛い女の子。

慎二にとって髪は女の命なのです。

オールデパ地下の惣菜を食べながら慎二は凪のことを思い出します。

こんな時あいつなら・・・。

貧乏くさいけどやたら染みる節約飯がやたら食べたくなるのです。

カナちゃんの元を早々に引き上げ自分の家に帰る慎二。

なんでここまであいつ(凪)に囚われてるんだ?
そうだ。決め手は俺の部屋で。

付き合いたての朝、慎二は早朝に起きてくせ毛を伸ばしている凪を見てしまったのです。

酷いくせ毛を自分が起きる前に必死に整えている凪を見て、慎二は思ったのです。

めっちゃ可愛い。すっげぇ可愛い!!
えーまじかー好きー。
俄然守りてえーてか一生守るーー。

そう固く心に誓ったのに、あんなことになり、ケアできないまま立て続けに出張で、戻ったら家はもぬけの空。

会社からもドロップアウト。

連絡手段も一切断たれて、なんとか手に入れた新住所を訪ねて、やっと謝れると思ったのに、凪は他の男に屈託ない笑顔を見せていたのです。

空気読むのは得意なくせに本当に好きな子はついいじめてしまうのが慎二。

「変わる必要ねえじゃん。そのまんまでいいんだよ」

今日もキャバ嬢に愚痴る慎二ですが、キャバ嬢には「復縁はない」とはっきり言われてしまいます。

凪の好みとは違うゴンのことは眼中にもなかった慎二ですが、キャバ嬢の一言で泣き出します。

「やばいニオイのする男は、これから冒険したい女にうってつけだよ?」

8話

凪の右隣に住むうららちゃん(小5)との出会い頭の定番イベントは、凪の頭をもふもふ触ること。

うららは「わんちゃんみたい」と言ってモジャモジャ頭を愛でてくれるのです。

うららの家はいわゆる母子家庭で、お母さんの仕事は朝早く夜遅く。

なかなか顔を合わせられないでいました。

凪がついうららと自分を重ねてしまうのは、凪の家も母子家庭だったからでした。

凪はうららの歳の頃はゴネてグズって酷いものでした。

「よそはよそ。うちはうち!!」

ゴネる度に、伝家の宝刀でぶった斬られて。
遊んでくれる友達もいなくていつも狭い部屋で一人ぼっちで。

美味しくないおやつのビスケットをかじっていたのを思い出します。

友達と遊ぶより家事が好き。
流行りのプリチュアのポータブルゲームで遊ぶよりあやとりが好き。
美味しくないビスケットも「カルシウム満点」だと言ううらら。

私もうららちゃんみたく達観できてたら、お母さんの言葉も上手に飲み込めたんだろうか。

そんな中、凪はうららが友達とプリチュアごっこをしているのを目撃します。

嘘をつき自分を見繕っているうらら。

凪に嘘をついているのがバレたうららは本心を話し始めます。

本当はゲームも欲しいし、毎日いろんなお菓子が食べたいし、可愛いわんちゃんも飼いたい。

「そうゆうの、よそと比べて妬んじゃう自分が嫌なんだもん」

凪は、目の前にあるものの中でも工夫すれば楽しめることを教えてあげます。

「今あるものの中でできるこういう沢山の遊びを、わんちゃんみたいな頭したお隣のおばさんとするのはどうだろう!?」

その一件以来、うららと凪の距離はぐっと縮まるのです。

9話

部屋で一緒に遊ぶ仲にまでなれたうららと凪。

今日も遊んでいるとうららの母が申し訳なさそうにうららを迎えにやってきます。

凪は母も誘い手作りプリンを一緒に食べることに。

「私がこんなだからうららに気苦労をかけてしまって本当に不甲斐ないです」

この時凪は、うららの母は少し疲れて悲観的になっているのかもなと思っていました。

あの現場に出くわすまでは。

偶然、カフェでうららの母がママ友に囲まれているのを見てしまいます。

うわ、私これ知ってる。
何かをオブラートに包んだ女たちのじんわりリンチ。

うららの母がいなくなってからもグチグチ嫌味を言うママ友達に、凪はモヤモヤイライラ。

そんな中、うららの母が働いている現場を見た凪とママ友達は驚きます。

雑務だと言っていた母ですが、がっつり重機に乗り現場を回している職長だったのです。

「うちのお母さん超かっこいいでしょ。だから全然いろいろ平気なの!」

10話

凪が散歩がてら外を歩いていると隣人のゴンに会いご飯に誘われます。

BBQだと知り動揺する凪ですが、メンツはゴン1人で缶詰などを使った簡易節約BBQと分かり気持ちが高まります。

実は凪は、BBQにはトラウマがあったのです。

慎二と付き合っていた頃、慎二の友達とBBQをすることになるのですが、小中高大学エスカレーター式の私立校の繋がりの人達で、凪とは全く別世界の人達の集まりでした。

場違い感を感じつつも、慎二と一緒にいるためにコミュニティに馴染もうと一生懸命頑張ります。

しかし必死になりすぎて空回りし最後は隅で1人クズ野菜をつつくはめに。

結局慎二には彼女だと紹介して貰えず苦い過去の思い出となったのでした。

実際、慎二が紹介しなかったのは、BBQ当日に付き合っていた子にフラれた男友達がいて空気を読み紹介できなかったのです。

その理由を凪は知る由もありませんでした。

BBQのあと芝生にゴロンと寝転がる2人。

すると突然、ゴンが凪に覆いかぶさってきます。

「やっぱ凪ちゃん面白いよ。そんで可愛い。」

どんどん近くなる距離に焦る凪。

めちゃくちゃ人が2人を注目し出したのでそれ以上進展はありませんでした。

11話

その頃、慎二は凪に会いにマンションまで来ていました。

ですが凪は外出中。

どうしようかと思っていたところ、上の階のおばあさんが声をかけてくれ部屋で待たせてもらうことに。

恋愛ものの映画を観て時間を潰すのですが、慎二はラストの結末が納得いきませんでした。

「なんでラストでぽっと出の他の男とあっさりくっついてんの?相手の男の一途な想いを踏みにじりやがってあのクソ女!!」

そんな慎二におばあさんはその真意を教えてあげます。

「彼はただ素直に想いを伝えるだけで良かったのよ」

男女間の悲劇の引き金はいつだって”言葉足らず”なのです。

その時、凪が帰って来ました。

凪の部屋に入ろうとする慎二ですが、凪には今からゴンとうららの3人でトランプをする予定があると断られてしまいます。

慎二の提案でおばあさんも入れた5人でトランプをすることに。

一瞬にしてその場に馴染む慎二。

なにこれ。せっかく新しい出会った人たちの空気が全部持ってかれる。こわい。

ババ抜きをするのですが、さっきからずっと凪が負けています。

「ババ引く奴って虐げられる自分を積極的に受け入れてるんじゃねぇの」

呪いの言葉を発する慎二に凪は飲まれないよう強気で挑みます。

「気が弱くて支配しやすい私はもう終わりだよ!」

ゴンの一言で明らかに変わった凪の空気を読んだ慎二は、苛立ち部屋から出て行きます。

慎二が凪にわざわざ会いに来て、何時間も待って、好きなお土産を持ってきてくれたと知る凪は追いかけます。

追いかけてきた凪に素直に気持ちを伝えようする慎二。

ですが、ゴンの顔を見た慎二は腹が立ち、見せつけるように凪にキスをします。

12話

突然キスをされた凪は、ビンタで応戦します。

「バカにしないでよっ」って。

その話を友人の坂本に話す凪。

「今回のことであーやっぱりこの人ヤリたいだけなんだなって確信したっていうか、もうなんだか虚しくて」

坂本は凪の新しい出会いを求めるために、強引に凪を連れて婚活パーティーへ。

凪がこういう場が本当に苦手だとも知らずに。

とにかく笑って相槌を打ちしかできなくて、そうするとチョロそうな女ってことに安堵する人達が寄ってくるからです。

凪が男に囲まれて困っていると、元職場の足立が声をかけてきました。

偶然同じ婚活に参加していたのです。

「そんなヤりたいだけの男に寄ってこられても私は切ないかなー」

オブラートに包みながらも凪に嫌味を言ってくる足立。

なんで会社辞めてまでこんな風に何かを搾取されなくちゃいけないの?ふざけんなよ。

凪は足立にがっつりと反撃します。

「雰囲気違くてビックリしたのはこっちもだよ。もしかして会社帰りわざわざ着替えたの?すごいガッツ!なのに収穫ないってちょっと切ないね」

赤くなって固まる足立を見て胸のすく想いと同時にその言葉がブーメランのように凪に返ってきます。

エントリーシートで相手の職業や年収を見たとき、凪は思ったのです。

あ、この人達慎二より下だって。

ヤりたいだけの男も、肩書きに抱かれたい女も責められない。

その証拠に、凪は慎二のどこが好きだったのか一つも思い出せないのです。

⇒3巻へ続く

感想

1巻が面白かったので2巻も続けて読んだのですが、変わらず面白いです!!

2巻では慎二の本音が知れて一気にイメージが変わりました。

空気は読めるのに好きな子の前では不器用なところが、すごく可愛いと思ってしまいました。

凪にも慎二の想いを知ってほしいな〜と切実に思います。

他にもうららちゃんなどのキャラにもスポットが当たっていて面白かったです。

折々の節約豆知識も勉強になるし魅力的!

イチオシの漫画なので、ぜひ無料で読んでみてくださいね♪( ´▽`)

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